闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

厳罰化の効果~道交法~

2009年01月27日 11時35分38秒 | Weblog
凄まじいです、アメリカの人員削減。
読売オンラインによると、大手企業の人員削減発表が
たった1日で6万人にも達したとの記事が載っていました。
まぁ海の向こうの他人事ですから、どーでも良い事なのですが
そういう民主主義って、どこか間違っていますよね・・・

今年6月から、呼気1リットル中のアルコール濃度が0.25mg以上の
酒気帯び運転では、一回で免許取り消しになるように
改正される道路交通法が施行する事を閣議決定したそうだ。
確かにそういう厳罰化も意味が無いとは言わないが、危険運転致死傷罪の
適用範囲を広げるなどの方が、もっと効果があると思いますけどね。

何故なら、免許取り消しになっても、必ず隠れて運転するヤカラは出てきます、
ましてやこれだけアルコールを飲んでの運転はダメだといっているのに
酒気帯びで免許取り消しになるようなヤカラですからね。

それで本当に効果を出すには、自動車業界と連携して、
例えば、自動車を運転する場合には、自動車に掲載された免許証確認装置と
運転者本人が照合できたら初めて自動車のエンジンがかかるとか
ハンドルのロックが解除されるような仕組みを導入する事です。
そうなると免許証が無ければ、自動車を動かす事ができませんから。
それができなければ、いくら厳罰化しても、法を破るヤカラは必ず破ります。

そんな装置があっても、改造したり壊したりしたらどうするの?と
疑問の声が聞こえてきそうですが、もちろん金庫並みに厳重なものに
入れる必要があるし、特殊な工具を使わないと開けられない等、
それはそれで工夫する方法はあるでしょう。

厳罰化のもう一つの問題点は、現場から逃げるヤカラが出る事ですな。
最近の重大交通事故で、現場から逃走した犯人は、大抵アルコールを
飲んでいたことが発覚するのを恐れて、現場から逃げています。
それで被害者は手当てもされず、落命しているケースもあります。

大阪・梅田のひき逃げ事故、3キロにもわたって引きずられた事件では
事故が起った時には、被害者がかすり傷程度だったのにもかかわらず
加害者は無免許でアルコールを飲んでいたので、現場から逃走した結果、
被害者が引きずられて死亡するという結果に至っています。
これなどは、免許証照合システムがあったら、防止できた一例だと思います。

いずれにしても、厳罰化での抑止効果は、それほど高くないと思いますがね。


今日目に付いた記事:
 ・東証大引け、急反発 欧州の金融不安後退で買い戻し優勢に
  昨日の株価が示す程、日本の経済は悪くないと思いましたよ。

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 厳罰化より根本的治療