闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

騙されるな!

2009年01月05日 11時29分22秒 | Weblog
今朝のあるワイドショーのコメンテーターの弁の要約

政府や財務省はしきりに借金の方ばかり声をあげていますけど
日本の借金は、メキシコなどの国の借金のように
他国から借金しているのではないしる、全部日本国内にとどまっている。
それに日本はたくさんの資産を持っていこれにもかかわらず、
[政府も財務省も]資産の方は(人差し指を差し出して)これっぽっちも言わない。

これは全く正しいご意見です。

現在はサーバーの過負荷を避けるために閉鎖していますが、財務省の借金時計や
悲観論者のコメンテーターのサイトではリアルタイムな借金時計が見られます。

財務省の場合は、歳入を増やすための戦略として国民に債務の方しか見せません
資産を表示すると、債務と資産を相殺したら資産の方が上回っているからです。
「これだけ借金がありますから増税をやります」と言いたいだけです。

悲観論者であるコメンテーターの場合、自分に利害がないにもかかわらず
債務の方しか見ていないのは、公平に報道する義務のあるマスコミの人間として
その適正や能力が疑われるところでしょう。

確かに債務のあるのは事実だし、時々刻々増えているのも事実です、
しかし、時々刻々増える債務の数字だけを見ていたところで
明日の状況が好転するわけもありませんし、悲観的な気持ちにしかなりません。
前向きに考える事や夢を持ち続ける事は、明日への力になりますからね。
でも、それはまだ少しでも心に余裕のある人達の姿勢です、
もうそれどころではない、今食べるものをどうしようかと考えている人に
「悲観的にならず夢を持ちなさい」というのは、見当外れですね。
このようなヤカラに騙されてはいけません!

ところが、麻生さんの念頭の記者会見での発言。
「『悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである』
 私の好きな言葉であり、ある哲学者の言葉です」
確かに理屈ではそうなのですが、非正規雇用切りでホームレス寸前の
立場におかれている人達が多数出ている中で、総理大臣の発言としては全くKY!
総理大臣としては、今すぐそれらの問題をクリアするための方策を実施すべき
立場にもかかわらず、理想を語られても困りますな。
麻生太郎という人は、全く状況が読めないという事を露呈しています。

切羽詰まった状況じゃない少しでもまだ余裕のある人は
財務省や政府、悲観論者のコメンテーターの言葉だけを信じるのではなく
もっと広い視野をもって、正しい判断できる賢い国民になって欲しいですね。
為政者にとって、バカな国民ほど扱いやすいですから。


今日目に付いた記事:
 ・上場企業4000社の株券電子化、順調に始動
  ははは、かなりソフトウェアのテストしたのでしょう

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 真実は自分の目で確める