闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

腐ってもアメリカ

2008年11月17日 12時09分42秒 | Weblog
金融サミットが終わって、麻生さんが記者会見していたのを見たが
ご本人が賞賛されるほどの結果がでたとも思えない。

参加各国の危機感はあるものの、G7とそれ以外の国に温度差があるのは明らか。
G7各国も一枚岩でなく、それぞれの利害や思惑が見え隠れする。
麻生さんはリーダーシップを取るつもりでいたが、他のG7にすりゃぁ
「金を出してもらうから、多少うっとうしくてもしゃべらしておけ」
って感じですね。

G7以外は、自分達は被害者だと思っているから、協力どころか
G7各国の衰退に乗じて、自分達の成長のチャンスを虎視眈々と
狙う事にしか興味がない、なんともシラケムードの金融サミットでしたね。

今朝のニュースでは、「GDP2期連続マイナス成長」とか
「景気は後退局面に」などの文字が躍る中、
そのようなマイナス材料で、金融サミットの中身のない結果を受けて
市場は先行きの不透明感から売りが先行しているようです。
良い悪いは別として、市場は本当に敏感ですな。

昨日の報道番組などでは、来年、最悪数%の中小企業が倒産するという
見方をしているコメンテーターがいましたが、まぁ国民の不安をあおって
何が面白いの?と思っていましたが、この調子だとまんざら作り話とは
いえない状況になってきました。

そうなってくると、うちの会社などは、その渦に巻き込まれて
会社をたたまないといけなるか、もしくは不況の中に転がるチャンスを掴んで
一挙にジャンプアップするか、2つに1つのような気がしてきます。
いずれにしても、中途半端に生き残る事は逆に難しいでしょう。

GMに引き続いてクライスラーも公的資金注入への期待を表明するに
至ってほどアメリカの屋台骨は揺らいでいます。
自動車産業は、正に「ジ・アメリカ」ですからね。
震源地であるアメリカの動きを世界中が注目していますし、
特にオバマ氏の水面下での動きに注目が集まっています。

来年、大統領の就任式が終わると同時に、
金融危機を収束させる方策を打ち出さなければなりません。
そのために、現在、様々な情報を集め分析していでしょうからね。
麻生さんがいくら躍起になってリーダーシップを取ろうとしても、
やはり世界中の目はアメリカに向いてしまいます。

いずれにしても、うちの会社がこれからの厳しい時代を乗り切るには
新しい視点と新しい考え方、新しい分野を視野に入れつつ、
新しい産業を興していくぐらいの新しい経営方針で行かなければなりませんね。


今日目に付いた記事:
 ・与謝野経財相「景気は後退局面にあると認識」
  与謝野さんの顔、京都弁で言うと「ほんま、いつも辛気くさい顔してはるわ」

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 オバマさんもchange、うちの会社もchange、そして日本の与野党もchange