闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

歴史的な日

2008年11月06日 11時05分02秒 | Weblog
昨日、次期アメリカ大統領がオバマ氏に決定しましたね。
元奴隷系黒人の血筋でなくて、白黒ハーフだとしても
黒人系の大統領が出現した事には、大変大きな意味があると思います。
もしキング牧師が生きておられたら、どのように思われるでしょうか。

1963年リンカーン記念館の前で行った、世界でもっともよく知られた
教科書にも出てくるキング牧師の有名な演説「I have a dream」の
中にでてくる「黒人の子孫と白人の子孫が兄弟として同じテーブルにつく日が
来るという事を夢見ています」が実現した歴史的な日が訪れたと思いますね。

しかも、アメリカ型資本主義社会の終焉と思える今回の金融危機の最中、
白人系が占めてきたトップの座を、黒人系のトップに交代するという事で、
アメリカも新たなステップに入ったのだと思うのは、私だけでしょうか?

日本も大きく変わって、真の成熟した独立国家にならなければなりません。
何でもかんでも力ずくで押さえ込んできたマヌケなブッシュとは違い
クールなオバマ氏は、日本にそのような対応も求めてくるでしょうからね。

オバマ氏当選で、株価がどのように推移するのか楽しみしていたのですが
凄いです、ニューヨークダウが急落、それを受けて日経平均株価も急落。
まぁ新しい次のリーダーは決まったが、そのリーダーの具体的な経済対策を
聞くまでは、まだまだ景気の先行きが不透明であり、先行きの不安が
大きいという事でしょうか。

オバマ氏は政治家としての経験が少ない、特に外交は弱いと言われています
それを補うために、どういうスタッフが選出されるかによって、
政策の実現が大きく変わってくるでしょう。
義理より実を取るアメリカですから、日本のようにお友達内閣を組閣して
途中で投げ出した人のような、ヤワなスタッフを選出しないでしょうけど。

日本の場合、世界的な景気の流れに加え、麻生さんの追加経済対策の
効果というものに対して、疑問符がつくところが沢山あり、先行きが不透明。
それに加えて、急激な株価上昇で、短期間の利益を出したい投資家心理も
はたらいたのか、今日はかなり売りが出て株価は反落しています。

オバマ氏が実際に大統領に就任するまでに、どれだけしっかりした政策の
具体案が出せるか、そしてそれが実際どれだけ効果的に働くか、
また、サブプライムローンの影響がどこまで広がっているかを
しっかり把握できるかによって、最悪、恐慌になるのか
それとも回避できるのか、オバマ氏の手腕が試されると思います。


今日目に付いた記事:
 ・「ジュラシック・パーク」のマイケル・クライトン氏が死去
  まだ若かったのに、もったいない・・・

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 オバマさん、KKKに気をつけろ!