闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

12000円の費用対効果

2008年11月11日 22時43分20秒 | Weblog
今日のブログは夜の更新になってしまいました。
朝から急ぎの仕事をして、午後から定期通院でした。
最近、病院での待ち時間が短くなったとはいえ、分単位でなく、
時単位で待たなければならないのは、避けたいところなんですけどね。


さて、政府は定額給付でかなりモメていますね。
閣内からも連立している公明党からも不協和音が聞こえてきます。
選挙対策のためのバラマキ政策で、政府内は混乱するし
実際の給付が始まったら、地方自治体や国民も絶対混乱しますよ。
混乱が起こると、それを収集するのに必ずお金(税金)がかかります。

国民一人頭12000円もらったところで、それを受け取るまでに
かかる経費費用や人件費を考えると、景気回復には程遠いバラマキ
にもかかわらず、経費だけかかるという最悪のシナリオになってしまいます。
麻生さんは、一時期家業の企業の舵取りをしておられたそうですが
費用対効果という言葉をご存じないようですね。

それに本当に平等に給付するためには、様々な問題がありますよね。
海外にいる人にはどうするのか、頻繁に引越ししている人にはどうするのか
また、ホームレスの人にはどうするのか、障害者の人にはどうするのか・・・
病院に入院している人は? 意識不明の人には??
銀行・ゆうちょに口座のない人には???

万が一、給付を恩恵ととらえるとして、結局、恩恵にあずかる人と
そうでない人が絶対出てきますし、国民全員平等にとはいきません。
それでいて、高額所得者には辞退してもらいたい、な~んてね、
バッカじゃないの?! 麻生さんはその格差をどのように考えるのでしょうか?

そんなところに2兆円もの巨費を投じるくらいなら、
年金問題を早く解決するために使ったり、
母子家庭や生活保護家庭にだけ給付するとか、
ホームレスの人達の保護施設をつくるとか、
もっと有効な税金の使い方を考えるべきです。
麻生さんという人は、本当に金の使い方が下手な人ですね。

一部のマスメディアでは、バラマキ批判記事として報じられていますが、
その動きに対する野党の動きも、今一よく見えてきませんね。
静観の構えという事なのでしょうか、それとも自滅を待っているのでしょうか?
逆に、こういう時だからこそ、国民に夢を与えるような政策をどんどん発言し、
もはや自民党政権ではダメだという雰囲気を強めるような戦略も必要でしょう。

選挙目当ての政府の施策には、もううんざりだ!!


今日目に付いた記事:
 ・火星探査機フェニックス活動停止 当初予想を大幅に超える
  よくやりましたな!

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 私は政府から金を貰うほど困っていない! 武士は食わねど。