闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

新しい世界の到来

2008年11月13日 12時01分44秒 | Weblog
NHKスペシャルの番組「デジタルネイティブ~次代を変える若者たち~」を
見られた方もおられると思いますが、同業としては彼らと勝負していかないと
いけませんから、なかなか厳しいですな。

※デジタルネイティブ:生まれた時から身の回りにデジタル製品に囲まれていて
           それらを使う事が当たり前の世代

私達アナログ世代の発想とデジタルネイティブ世代の発想の源が全く違います。
ネットワーク越しの人間関係の是非を討論している私達と違い、
彼らはネットワーク越しの人間関係なんかは、ごく普通の事ですからね。
同番組では、それでビジネスを成功させている少年も取り上げられていました。

私達なら、インターネットで知合っても、直ぐにはビジネスにつながりません
実際に会い、その人物や企業を自分の目で見て、ウマが合うだの
考え方のベクトルが同じ方向だのと、ビジネスを円滑に進めるための要素も
考えつつパートナーの選択を行いますが、彼らの人間関係はドライです。

自分の思い通りの仕事をしてくれるパートナーをインターネットで探し発注する
気に入らなければ、何度でも手直しを指示して思い通りのものをつくらせる、
作った側も正当な報酬さえ貰えば、発注先の企業などどこ吹く風だ。
万が一、発注側の企業が、闇社会の企業だとしても、正当な報酬さえ貰えば
仕事をやってしまう。

デジタルネイティブ世代にとってのネット社会では、年齢や性別、
地位や立場等を超越したヒエラルキーなど存在しない世界です
そしてそのような考えを持った人間が、時代が進むにつれて
ますます増加するわけですから、彼らと対等にビジネスを行ったり
彼らとビジネスで競争していくには、こちらが変わらなければなりません。
そのような社会が、アメリカやヨーロッパ、中国ではもう始まっていますし
日本でもその芽は確実に育っています。

またネット社会は、21世紀の間に、世界地図を一変させるでしょう。
何故なら、今は貧しいアフリカの国々にもインターネットが普及していくと
そこに新しい発想を持った人間が育ち、新たなる産業を興すからです。

その片鱗を、同番組でも取り上げていましたが、
ウガンダの若者がエイズ撲滅の啓蒙活動を行っているのですが
その活動がいまや世界中に広がっています。
ウガンダといえば、都市部でも電気の普及率が20%ほどだとか...
それでもデジタルネイティブが育っているのです。

デジタルネイティブが育ち、新しい世界をつくり、新しい価値観を生み出す
なんて素晴らしいことでしょうか!
しかし、私達、過渡期に生きる人間としては、ますます難しい時代になります。


今日目に付いた記事:
 ・IMF強化へ10兆円拠出=金融サミットで首相表明へ
  そんなのやっている場合か!?内政はどうするんだよぉ~。

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 老兵は死なず、ただ消え去るのみ、でも消える前に新星爆発を起こすぞ