癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

「マンガ 日本の歴史」読み返し

2020年03月23日 | 読書・映画

 昨夜は、前夜ほとんど寝てないこともあり、晩酌の酔いに任せてすぐに寝たが、夜間痛もなく、12時間も爆睡することができた。

 今日の肩の痛みは嘘のように楽になり、午前中に治療を受けてからは、さらに痛みが和らいでいる感じである。早いうちに治療を受けたことが功を奏しているのかもしれない。この調子で回復するのであれば、それほど日数は掛からないかもしれないと思うほどである。しかし、しばらく肩に負担をかけることは自重することにした。

 だからと言うわけではないが、1989年(平成元年)11月~1994年(平成6年)6月の4年半に渡って配本された「マンガ 日本の歴史」(石ノ森章太郎著)<中央公論者発行>全55巻をじっくり読み返そうと思っている。実は、当時1巻ずつ配本されて来たが、読むのが追い付かなくなり、読んでいない巻も相当あるはずだ。

 マンガとなってはいるが、子供向けではなく大人のための「萬画」日本史であり、本格的な歴史書である。

 縄文時代末期からスタートし、古代編1~12巻、中世編(13~24巻)、近世編(25~36巻)、近代・原始編(37~48巻)、さらに補追の現代編(7巻)で、全55巻という構成になっている。近代・原始編のうち45~48が原始編なので、そこから読み直してみることにした。

 ここ数年、旧街道の歩き旅をしていて、その土地土地の重層的な歴史に触れることが多かった。そのたびに、その歴史のことが良く分かっていないことに気づいたこともある。また、最近になって新しい発見や見直しなどもあり、これまでの歴史観がすこしずつ変わってきていることもある。


4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
安土桃山時代 (栄町住人)
2020-03-23 20:09:30
Sakagさん。東川小学校の教室の年表で安土桃山時代は黄緑の記憶があります。最近の大河では戦国時代が人気とか歴史番組で戦国の世と言われていますが、三大英傑が登場すると、安土桃山が正しいのではないかと思っていました。明治の富山房の日本歴史を読むと豊臣秀吉の朝鮮の役は勝利と書かれていました。明治政府の敵は徳川幕府、幕府の敵は豊臣家。敵の敵は味方で、朝鮮の役は明治政府に都合が良かったのではないかと思いました。戦前教育が否定される中、安土桃山を戦争を肯定するような戦国時代には換わらなかったと思います。歴史は試験で高点数を獲得する目的となり、流れや歴史的意義が伝わっていないと思います。史実に寄り添った時代劇が少なくなりましたが、大人になってから歴史を興味を持たない日本人が昔より多くなったと思います。
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栄町住人さんへ (sakag )
2020-03-24 06:29:54
安土桃山時代は、信長と秀吉が統治した短い期間だけで、信長が統治するまでの戦国時代の方がごちゃごちゃしていて良くわかりません。
その辺りを意識して読み進めたいと思います。
確かに中・高校時代の歴史は、暗記科目と言ったイメージが強かった思いがあります。
テレビや映画でも時代劇が少なくなりましたね。

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角川「日本の歴史」 (赤ワイン)
2020-03-24 19:12:23
学校閉鎖対策の一環で、角川のマンガ「日本の歴史」は期間限定で無料公開されましたねー。
https://viewer-trial.bookwalker.jp/03/9/viewer.html?cid=9ea0fc9d-2401-45e4-9b9f-8f147f99812f&cty=1&adpcnt=GDPL5fFA1

「安土桃山」と聞くと、商工業の発達と奨励といった観念が浮かびますねー、徳川もその流れは受け継いだと・・・
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赤ワインさんへ (sakag )
2020-03-24 20:02:23
マンガに関しては右に出る人がいないほどの赤ワインさんですが、歴史物は知識ではなくイメージ豊かに把握できて良さそうですね。

安土桃山時代に関しての観念はさすがですね。
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