余市道の駅で夜を明かし、小樽の「穴滝」(400m)~「小樽峠」(650m)~「松倉岩」(711m)を往復した。これらは、札幌や小樽近郊の登山愛好家に人気があり、ネット上の情報も多い。古いスノーシューやスキーのトレースも残っていたところを見ると、夏も冬も人気があるようだ。
小樽の奥沢水源地の奥に続く奥沢林道入口ゲートは、夏には閉鎖されているようだが外されていて、車で1kmほど入ることができた。しかし、その先は残雪で覆われた林道歩きだった。今年は異常に雪解けが遅いようだ。
1.5kmほど歩き、標識の立つ分岐から500m先の穴滝へ向かった。名勝地らしく道もあるようだ。大きな洞窟状の横に懸かる滝は、雪解け水で豪快に落ちていた。それが、洞窟の中をカーブして流れていく。
分岐まで戻り、さらに林道を辿って小樽峠へ登っていく。この小樽峠は小樽と赤井川村を結ぶ道の峠だった。その大部分が現存していて、バイクでは赤井川村の落合ダムへ抜けれるようだ。(黒ウサギさんの記録)
ここは、赤井川村との往来のほかに、松倉岩付近に「松倉鉱山」があったので、良く利用された峠道だったようだ。小樽峠から左の道に続く古いトレースを辿って松倉岩を目指す。コル付近から岩が見えてくる。頂上近くまで行ったら雨が降ってきてカッパを着た。約2時間30で松倉岩へ到着。
小樽峠まで戻ったら雨が上がり、青空が広がった。小樽峠を越えてから下の林道を目掛けて大幅にシュートカットしたので、林道を辿るよりはかなり早かったようだ。
5:40スタート、登り2時間30分、下り1時間30分、9:50ゴール。
車デポ地点の先もずっと残雪に覆われていた
洞窟状の横に穴滝が懸かり、落ちた水は洞窟の中をカーブして流れていく
小樽峠には何の標識もなかった。赤井川村へ下って行く道(右)と松倉岩方向へ向かう道(右)の分岐があった。
岩の西側で記念撮影
岩の南側からの全容・・・この岩は小樽の町からも見えるそうだ
GPSトラックログ
帰りに奥沢水源地へ寄ってみた。
水源地のサクラとその奥の春紅葉がきれいだった。
水管橋の上から眺めるきれいな段差の流れ
下山後、小樽で買い物をして石狩市の浜益温泉へ。雨は降っていたが、増毛山塊はきれいに見えていた。明日も山が見えていれば、幌天狗の予定だが、果たして・・・?
今は雪解け水で豪快な滝でした。
私のほうは、こんど、夏に行ってみようかな?
あれは昨年の1週間後?まだ小樽峠は1m以上も積もっていましたよ。
私も初めは夏道状態の林道歩きを想定していたのですが、全然でした。
小樽峠の先はそんなに酷かったのですか?
黒ウサギさんのは昨年だったのですが、林道としてでも整備されたのかな?
穴滝界隈は、ハイキングの方々がいっぱいいてバイクで通るのが申し訳なかったです。
函館界隈とじゃ人口密度?が違うな!と思いましたね。
それにしても、去年私が行った時と一週間しか違わないのに残雪がタップリありますねぇ~