癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

箱館歴史散歩

2009年06月19日 | 街並み・歴史探訪・ドライブ
         

本日、箱館歴史散歩の会主催の「開港150周年ゆかりの歴史再発見ウォーク」に参加してきた。

幕末の開港から、いち早くハイカラ志向を取り入れた函館。日本でそして北海道で初めて花開いた函館文化がたくさんある。
その「函館一番物語~その3~」として、120名の参加者と共に西部地区を訪ね歩いた。

これまでの2回の「一番物語」には参加できなかったのは残念だが、改めて詳しい説明を聞きながらのまさに再発見ウォークであった。

                
               明治5年に開設された北海道初の郵便局の所在地

                
         ペリー来航の3年後に建造された日本初の洋式船「箱館丸」のレプリカ~日本一周もしている。
              この後に作られた2隻目の「亀田丸」は、日本初の貿易船だったとのこと

         
           北海道初の住宅・商家重要文化財指定の旧太刀川米穀店

                 
               北海道初の警察派出所跡          

         
                北海道初の台場跡

         
         北海道初の外国人墓地~ロシア人の墓地
             
         
         北海道初の外国人墓地~プロテスタントの墓地

         
         北海道最初の警察署跡と寺町界隈
         改築が決まった弥生小学校の校地には、開港当時3軒の寺があり、
         それぞれが、アメリカ、イギリス、ロシアの最初の領事館も兼ねていた。
   ロシア領事館も兼ねた実行寺は、日本最初の混声4部合唱発祥の地(寺で賛美歌)と言われている。  

         
         日本最古の純中国建物である中華会館


このほかにも、日本初や北海道初の史跡やはたくさんある。
何と言っても、150年前からいち早く外国文化を取り入れることができた町で、昭和10年代までは、東京以北随一の都市だった函館である・・・

ネットで検索したら、過去2回の「函館一番物語」の記録が見つかったので、ここに掲載しておく・・・・今度、自分で改めて歩いてみよう!

(その1)
北海道最初の映画館→北海道最初の人工の川→北海道最初の綿羊飼立場→北海道最初の造船所→日本最初のストーブ→日本最初の気象台→日本最初のラーメン→日本最古の電柱→北海道第一歩の地碑→北海道最初の税関→北海道最初の日銀支店→北海道最初の銀行→北海道最初の売り出し→北海道最初の洋物店→北海道最初の地元銀行

(その2)
日本初のコンクリート寺院・東本願寺函館別院にて→北海道で最初の官立小学校(高橋病院、日和坂周辺)→北海道で最初の官立学問所『諸術調所』(基坂)→旧イギリス領事館→日本人の設計による日本最初の水道施設(元町配水場)→日本で最初の市民公園(函館公園)→日本最古の観覧車→日本初のビアホール

6 コメント

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Unknown (箱館人)
2009-06-21 22:29:36
毎回拝見させてもらっておりますが、初めてコメントしました。 
「箱館歴史散歩の会」の案内人です、ご高名な方に参加していただき恐縮しております。会を名乗っておりますが、会員は私一人で好き勝手に資料(主として写真)を作成して実施してます。次回は、150周年の公式行事として実施されないのが不思議なのですが、「ぺりー巡り」がテーマです。今後とも宜しくお願いします。
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箱館人さんへ (sakag)
2009-06-22 06:11:33
主宰者自らの拙ブログへのご訪問とコメントありがとうございます。光栄の至りです。

以前から、ずっと参加したいと思ってはいましたが、ようやく念願が叶いました。参加者の多さに驚き、貴会の活動の浸透具合と市民の関心の高さに感心いたしました。

次回も参加したいと思っております。150周年の公式行事として実施されないとのこと・・・残念ですね。
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都合が悪く (洋梨)
2009-06-22 13:17:29
6月は都合が悪く「函館一番物語」に参加できませんでしたが、
思いがけずコチラで楽しむことができ、嬉しく思ってます。
詳細な内容と写真で私も「行ったつもり」になれました。
ありがとうございました。

それにしても市民の関心の高さには驚きです。
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洋梨さんへ (sakag)
2009-06-22 13:26:53
もしかしたらお会いできるかも?と思い、それらしい人を探しましたが、洋梨さんの年代の人は少なく、その方々も違う雰囲気だったので、どうやらいらしてないと思っていました。
それにしても、畏れ多くも主宰者Naさんのコメントにはビックリしました。
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Unknown (箱館人)
2009-06-22 20:12:57
研究者や郷土史家の専門知識を私なりに咀嚼して、出来るだけわかり易く伝える「語り部」が目標です。参加者の多くは、高齢者だけに、次世代特に18歳までの若者に伝えて欲しい(残念ながら大部分は就職・進学で離函)と始めました。  
言葉足らずすみません、150年の公式行事として、どうしてこのような企画が実施されないのかと不思議に思っていたことで、私には直接関係ありません。
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箱館人さんへ (sakag)
2009-06-22 21:54:52
またまたありがとうございます。
確かに時間的に高齢者以外には参加が難しいですよね。このような歴史を知ることで、自分の故郷に誇りを持てるとは思うのですが・・・。
150年記念事業、他の4港町に比べると地味というか盛り上がりにイマイチ欠けているような気がしますが・・・?市の姿勢でしょうか?
先日彦根城へ寄ってきたのですが、開港に業績のあった井伊直弼の関係なのでしょうが、やはり開港150周事業が開催されていたのには驚きました。
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