癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

「ぐるり富士山トレイル」歩き旅へ

2015年11月13日 | 登山・旅行

「ぐるり富士山トレイル」コース図

 富士山は、2010年9月11日に「日本三百名山」踏破のゴールの山として初めて登った。

 みごとな快晴に恵まれ、日本一の山で日本三百名山完登を果たした感激は非常に大きかった。しかし、「あちこちの山からこの富士山を眺めてはその優美な姿に感激したが、登っては、人もごちゃごちゃ多く、山としての魅力や楽しみは、展望以外には何もない山だ。富士山は登る山ではなく、眺める山だ」と強く思ったものだ。

 その後、NHKスペシャル「世界遺産 富士山~水めぐる神秘~」という番組を観て、「いずれは、近くから富士山を眺めながら、富士山麓をぐるっと巡る歩き旅をしてみたい」という思いをずっと温めてきた。

 ネット上で調べると、旅行会社の企画でいろいろなコースでツアーが実施されているし、山麓を一周するトレイルランの大会なども行われている。

 そんな中で、つい最近になって、「ぐるり富士山トレイル」という、山梨県と静岡県を結び、世界文化遺産の構成資産を繋ぎながら富士山麓をぐるりと巡るトレイルコースが策定されたことを知った。
 これは、一昨年(平成25年)に、山梨県と静岡県が協力して、「世界文化遺産を巡る富士山トレイル研究会」を立ち上げ、昨年(平成26年)に、現地調査をしてできあがたものらしい。

山梨県と静岡県で、それぞれの詳しい案内やコース地図もアップされている。
◎山梨県エリア
https://www.yamanashi-kankou.jp/gururifujisan/index.html
◎静岡県エリア
http://hellonavi.jp/ken/news/20130621.html


このような詳しいコース案内地図も掲載されている。すべてA4版で印刷して持参した。

 しかし、まだ新しいコースなので、ネット上での踏破記録は見つからなかった。約150kmなので、1日に25km~30kmずつ歩き、6日間で踏破しようと、詳しいコース図や民宿などを調べて、計画を練った。

 羽田までの往復は、ANAの「シニア割引」(13,300円)を利用するつもりだ。ただし、空席がある場合のみなので、予約はできない。今のところ、今夜の19:20発の便に空席がありそうなので、これから空港へ向かうことにする。 

<計画は、次の通り>
13日(金)函館19:20~20:50羽田~蒲田(泊)
14日(土)蒲田駅5:04~7:44富士山駅(移動)
     富士山駅~須走富士浅間神社
15日(日)須走富士浅間神社~十里木
16日(月)十里木~富士本宮浅間大社
17日(火)富士本宮浅間大社~猪の頭公園 
18日(水)猪の頭公園~鳴沢
19日(木)鳴沢~富士山駅
     富士山駅~蒲田(移動)
20日(金)蒲田~羽田~函館

パンの店「ヒュッテ」再訪

2015年11月13日 | 食べ物
 このブログでも紹介したが、 10月10日に七飯町仁山にオープンした新しいパンの店「ヒュッテ」に、今日の熊嶺荘の帰りに寄ってみた。
 オープンした日は行ったのが遅かったので、パンがほとんど売れてしまっていた。しかし、ほかのパンも食べてみたかったからだ。


まだ10時前だったので、いろいろなパンが棚に並んでいた。

親方は、仕込中で、挨拶に顔を出しただけだたったが、女将さんから「坂口さんのブログを見てきましたという方がたくさんいました」と感謝の言葉をいただいた。


蔦屋書店発行の無料タウン誌「peeps hakodate」11月号でも、紹介されていた。


我が家でゲットしたパン

帰宅後、すぐに食べたが、どれも食べ応えがあり、とても美味しかった。

休業前の宿泊・桜野温泉「熊嶺荘」

2015年11月13日 | 登山・旅行

 11月4日の夕刊に「開業50年 桜野温泉熊嶺荘 今月末で休業」の記事が載った。そのような噂は耳にはしていたが、現実となって、さびしい想いを抱いたのは自分だけではないだろう。
夫婦二人で、「配管を維持し、湯を安定的に供給するのが体力的にきつくなった」ことが理由のようだ。

 国道5号線から野田生川沿いの道を12kmほど走ると、桜野牧場の手前の人里離れた静かな自然の中にあらわれる川沿いの秘湯の1軒宿。命名は、八雲開拓の殿様・徳川義親が熊狩りの途中立寄り、傷ついた熊がこの温泉で治癒したことがあるという話を聞いて、名付けたと言われる。しかし、時代が合わないので、宿の女将さんに聞いたら、この話は後になっての作り話とのこと。

 男女別の内風呂と男性用の手造りの露天風呂を備える。源泉掛け流しで浴室床には、温泉析出物によって作られた棚田状の模様ができている。                                
 これまでに、小鉾岳、冬の横山、その奥の紋内岳などに登った折など、何度も日帰り入浴しているし、宿泊も1回だけだがしたことがある。部屋もきれいで、川魚や山菜料理が自慢で、とても美味しかった記憶があり、好きな温泉のひとつだった。

 まだ行ったことのない妻が、「一度も入ったことがないので、ぜひ行ってみたい」と言うので、この際、宿泊しようということになった。


宿のそばの御料橋から眺める熊嶺荘
 


男性内風呂

主人の手造りの露天風呂(ボケてしまった)

 
巨大ヤマメのホルマリン付け    小熊3頭と親熊1頭のはく製


 
夕食~豊富な山菜やヤマメのフライが美味しかった。おひつも懐かしかった


朝の部屋の窓からの眺め


朝食