半月湖＆シリパ山

《余市港の向こうに見える断崖絶壁のシリパ岬とその上のシリパ山》


手の込んだ豪華な朝食をいただく。


野菜たっぷりのスープも。

今日はみんなでオロフレ山に登る予定だったが、向こうは雨が降っているとのこと。こちらのニセコや倶知安は青空も広がっている。しかし、羊蹄山やニセコ連峰は上の方は雲で覆われている。

そこで、羊蹄山麓の半月湖の周回コースを歩くことになった。自分も湖岸までは下りたことはあるが、周回コースは初めてだった。


湖岸に下りて、さらに周回コースを回っても1時間程度だった。戻って解散。


自分は12日まで帰らないつもりなので、とりあえず雨が降ってなさそうな余市のシリパ山（296m)を目指した。この山は初めて知ったが、最近発刊された『はじめての札幌山ガール』で紹介されているとのこと。

余市の書店で立ち読みして情報を入手。余市神社の右奥の道を進んで行く。



突き当たりが登山口のある「新四国八十八ヶ所巡り」の入口だった。


この登山道は昭和38年に設置された四国八十八ヶ所の石仏巡りの参詣道を利用した周回コースだった。石仏に刻まれた札所（寺）の名前が四国遍路のときを思い出し、懐かしかった。

しかし、登りも下りも非常に急で石ころも多く、快適な道とは言えなかった。しかも、石仏が設置されていない頂上までの300mほどの吊り尾根は、薮漕ぎで山ガールには酷な道だった。


断崖絶壁の眼下に海面が覗く。


尻塲山と彫られた頂上標石と二等三角点。


断崖絶壁のシリパ岬の上の頂上からは、積丹半島の海岸線と左奥に積丹岳と余別だけがみえた。


最後の88番大窪寺の石仏。

登り50分、下り35分。湿度も温度も高く、汗でびしょびしょになった衣服を全部着替えて鶴亀温泉へ。今晩は余市の道の駅でどこでもホテルの予定。

※詳しい山行記録は、帰宅後、ホームページの方へアップ予定。