癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

畏れ多い講演

2009年01月20日 | 大腸癌日記
 本日、函館地域交流まちづくりセンターで開催された「函館カウンセラークラブ・相談活動グループ」の研修会に講師として招かれた。演題は「癌春生活を新たな生きがいとして」・・・。

 参加者は、市民の家庭生活に関わるカウンセラーとして、日々相談活動をされている方々ばかり17名・・・そのような無償で社会貢献をされている方々を前に、遊んでばかりいる自分が、拙い経験を話すのは、非常に畏れ多いことである。

 実は、この研修会の講師を務めるのは3回目である。1回目は「四国遍路40日間心の旅」、2回目は「人間力を磨きたい」・・・さすが、カウンセラーの資格を持っている方ばかりで、非常に聞き上手である。反応の良さについつい乗せられて、今回も気持ちよく話させていただいた。

 話の内容は、今回の癌を告知されたときから入院中の経過や心境、その後の生活など、この経験から得たもの、ブログに公開したことの意義やメリット、自分の支えとなったものの考え方や感じ方、そして、周りの人々などなど・・・。

 今回は、話したいことをパワーポイントでプレゼンテーションを作成して、それに基づいて話させていただいた。最後の方に、自分の癌春生活の生きがいとなっている登山の魅力を紹介できそうな写真も20枚ほど用意し、それも見てもらった。

 果たして、お役に立てる内容だったかどうかは、甚だ疑問である。しかし、このような機会を通して、これまでの自分の生き方やものの考え方、人生観、癌を経験したことで得たものや今後の人生など・・・改めて考え直すことができ、ほんとうにありがたいことである。
 
 今日のレジュメは下記のpdf画面で見ることができます。
 http://sakag.web.infoseek.co.jp/img102.pdf