癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

レンタルアンブレラ

2017年07月31日 | 日常生活・つぶやき

 我が家のすぐ近所のさかえ寿し(清尚学院高校の隣)の敷地の角のDYDOの自動販売機が、最近新しくなったと思ったら、横に「みんなのレンタルアンブレラ」が付いていた。
 2015年に大阪で実験的に始めたのが、好評だった傘の無料レンタルを昨年より地域を拡大させたものとのこと。妻の話では下の道路にもあるという。
 
 傘の柄やサイズは全てバラバラなところを見ると、電車などでの落とし物の再利用品らしい。

 こちらで借りた傘は後日返してくれれば良いというシステムのようだ。通りがかりの人よりも、清尚学院高校の生徒が帰るときに雨が降っていたら助かるだろう。


柄にDYDOの名前がプリントされている。


レンタルのタグも縫い付けられてる。

 昨年、函館市内では 駅などで傘の無料貸し出しサービスが行われ結果、ほとんどの傘が返却されず大問題になるというニュースが流れていた。果たして、ここの傘はどうなるのか、興味を持って見ていたい。

可愛い訪問者たち

2017年07月26日 | 日常生活・つぶやき



 我が家のラベンダーに多いときで10数匹ものマルハナバチと思われるハチがやってくる。
 蜜を吸っているのだろうが、コロコロした姿で、瞬時に蜜を吸っては次々と少しずつ移動する姿は非常に愛らしい。
 上の黒いのは、尻が白いところを見ると、外来種のセイヨウオオマルハナバチのようだ?
 しかし、下の全身が明るい黄色の毛で覆われているのは、何マルハナバチだろうか?
 yamaさんからのコメントによると、エゾコマルハナバチの♂とのことです。

 今日は、室内で過ごすにはもったいないほど素晴らしい快晴の天気に恵まれたが、午前中は、昨日の「東円山~砂原岳」のHPへのアップ作業に費やした。

 夕方に、ひと月前の検査で異常に数値が高くなり、膵臓癌の検査を受けたこともあり、糖尿病の掛かり付けの病院で検査を受けてきた。

 空腹時血糖値は、一転して101と、正常値内に収まっていた。1~2月間の血糖値の状態を調べるHbA1cの数値は、明日でないと分からない。こちらも、低くなっていることを祈るのみ。

  昨日の「東円山~砂原岳」と、昨日の北海道新聞みなみ風連載の「どうなん・とうほく山楽紀行」の「大平山」は下記でどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com

乙部町滝瀬海岸の「シラフラ」と「くぐり岩」ほか

2017年07月24日 | 日常生活・つぶやき

 国道から見えないこともあって、昨日の新聞で紹介されるまで知らなかった乙部町の滝瀬海岸。早速、車を走らせた。

 この白い断崖は江戸時代から「シラフラ」と呼ばれ、「白い傾斜地」の意味とされる。日本海に面し、高さ30m、長さ500~600mの崖が続く。約500万年前の火山噴火で海底に堆積した地層が隆起してできたという。


 厚沢部・江差方面から国道229号線を乙部町へ向かい、慶長トンネルを抜けて2.2kmほど進むと、市街地手前の滝瀬地区の交差点に、新しい「滝瀬海岸(くぐり岩&シラフラ)」の案内看板ができていた。
 そこからから海側に向かって脇道に入ると、行き止まりに駐車場がある。そこからから急坂を100mほど下っていくと滝瀬海岸に出る。


海岸へ下り立つとすぐ右側にある「くぐり岩」

 海辺の砂浜を分断する形でできた大きな岩には、通路になる穴がぽっかりと空いている。この穴は、400年ほど前の慶長年間にニシン漁の効率化を図って人手で掘削したことによってできたとされており、人々がここをくぐって行ったことから「くぐり岩」と呼ばれるようになったらしい。


「くぐり岩」を潜ってみる


 次に、「シラフラ」を目指す。「くぐり岩」から海岸を600mほど南下しなくてはならない。船を上げ下げする斜路を越えると初めて目に飛び込んでくる。

いつかは崩れそうなひびが入ったところもある


堆積物の中には岩も含まれている


上の小沢から流れ出す水が縦の縞模様を造っている


少し大きい沢の落ち口を見上げる


シラフラの手前には滑滝(なめたき)も

 
拾って持ち帰った漂流物の長さ25cmほどの漁灯     なぜか韓国語の書かれた旗が立っている


韓国語の書かれた漂流物が多い

<このほかの乙部町の見所の岬>

東洋のグランドキャニオンと呼ばれる「館の岬」


北海道天然記念物に指定され、北海道自然百選にも選定されている「鮪(しび)の岬」
柱状節理の岩肌がマグロのウロコのように見えることや岬の形がマグロの背に似ていることが名前の由来
 

amazonでスポーツサングラス購入

2017年07月21日 | 日常生活・つぶやき

 今回の山旅で、最後の日に帽子の上から頭に掛けていたサングラスを転倒したはずみで落としてしまったらしい。下山後に気付いたが、捜しに1時間以上も戻る元気はなかった。偏光グラスではあったが、amazonで15,000円のものを3000円くらいで買い、長年使用して来たので諦めることにした。

 そこで、今回の購入となった。今回もamazonで探したら、「FERRY 偏光レンズ スポーツサングラス フルセット専用交換レンズ5枚」が2,280円で売られていた。
 1,186名もの購入者からのカスタマーレビューがあり、評価も4.4と非常に高かったので、注文してみた。


 それが、今日届いたが、開けてみたら、レビューにも書かれていたが、同カラーのフレームが2本入っていて驚いた。2,280円で2本のサングラスが手に入ったことになる。5枚の交換専用レンズは、いずれもUV400で、偏光スモークレンズ、レインボーミラーレンズ、イエローレンズ、ブルーレンズ、クリアレンズで、それぞれの用途も書かれている。

 とりあえず、偏光スモークレンズとミラーレンズをそれぞれはめて、2本を使い分けることにした。それにしても、なぜこんなに安くできるのか、不思議でならない。


あまりの暑さに萎れているアジサイ
 
 話は変わるが、昨日の天気予報では、今日は雨が降るはずだったが、朝から青空が広がり、真夏の太陽が照りつけた。山旅から帰ってきて、窓を開け放した室内で初めての30℃超えだった。最高気温は32.4℃だったらしい。黙っていても汗がにじみ出てくる。

 妻に言わせると、こちらが留守の間は、ずっとこんな感じだったとのこと。本州の山旅のときは、確かに平地は連日真夏日だったが、朝の涼しいうちに登り、下山後は、クーラーの効いた温泉の休憩室で過ごし、クーラーの効いた車で移動して、標高の高い登山口で夜を明かす日々がほとんどだった。

 今日は、動きたくないので、午前中は、依頼されていた北海道スキー指導者協会機関誌『シュプール』の原稿書きをした。締め切りまでだいぶ余裕があるが、送付してしまった。午後からはTVを見て過ごした。 

ブリッジ装着完了

2017年07月04日 | 日常生活・つぶやき

 歯周病の悪化で以前に抜歯した左上の7番のために、8番の親不知~6番のブリッジを装着していた。 ところが、その土台となった6番も悪化して、今年の3月6日に抜歯した。

 そのために、8番から5番・4番と5本連結のブリッジを装着が必要となった。抜歯した傷が治る期間を利用した、ブリッジ治療がようやく終了した。その間、土台となる8番や5番・4番には仮歯を被せたり外したりしながらの土台づくりの治療が続いた。

 失った6番と7番のために、右上の臼歯すべてが一体化したブリッジとなった。それでも入れ歯よりはずっと助かる。

 しかも、全部金属の一体成型かと思ったが、正面から見る限り、金属は8番と5番のみで、7番と6番は白い歯で、4番は元の歯を生かして裏側から金属を填めた形となっている。それをどのようにして一体成型にしているのかは、裏側が見えないために良く分からないが、噛み合わせの面は全て金属である。
 
 約4カ月ぶりに、左側奥歯で物を噛めるようになったが、まったく違和感がない。丁寧な治療と技術に感心しきりである。今後は、土台となっている8番や5番・4番を失うことがないように、十分気をつけなくてはならない。

 7/4掲載の「どうなん・とうほく山楽紀行」の「17回目・駒ヶ岳」は、親サイト「一人歩きの北海道山紀行」で、どうぞ!

赤川林道偵察&CT検査

2017年06月30日 | 日常生活・つぶやき

緑を湖面に映す新中野ダム、右の岩峰と奥の烏帽子岳を眺める

 昨日から気温が上がり、今日は今年最高の27℃を記録し、夏らしい青空が広がった。
 爽やかな緑に浸りたくて、林道決壊で、昨夏からゲートの先は通行止めになっている赤川林道を偵察してきた。


 案の定、ダムから1.8kmほど先のゲートは、まだ通行止めのままだった。しかし、工事は行われているようだ。

 この通行止めで、袴腰岳のこちらからのコースは、アメダス登山口まで2.3kmほどの林道歩きが必要になっている。そのため、今年はこちらから登る人はほとんどいないようだ。

 渡島総合振興局東部森林室に電話で問い合わせたら、工事は8月末までの予定とのこと。延期になる可能性もあるが、早ければ、秋には開通できるかも知れないとのこと。


ゲート前の赤井川(左)と亀田川(右)の合流点


木漏れ日を浴びるカエデ


エゾノタツナミソウ(実際の色はもう少し紫っぽい)


○腹部CT検査

 函館医師会病院で腹部のCT検査を受けてきた。医師会病院へ入ったのは初めてだった。
 新患はほかの病院からの紹介に限定しているので、午後からだったせいか、待合室にはほとんど人がいなかった。

 検査結果は、腫瘍マーカーの結果と合わせて、明後日の夕方に、高橋清仁クリニックの院長から電話が入ることになっている。

膵臓エコー検査

2017年06月29日 | 日常生活・つぶやき

 47歳のときに人間ドックで糖尿病と診断され、その後、主に運動療法(登山・歩き旅・クロカンスキー・ジョギング等)を中心として、血糖コントロールに心がけてきた。退職後は、糖尿病専門の高橋清仁クリニックで、年に2~3回ほどの定期検診を受けてきた。

 ここ5年間ほどは、空腹時血糖値は高くても120mg/dlくらいで、良いときは90台の正常値(80~110)に収まっていた。直近1~2ヶ月の血糖状態を表すHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の数値も、ここ5年間は、6.4~6.8%(正常値は4.6~6.2%)で推移して、薬剤治療が必要のない範囲だった。

 それが、先週6/20の検診で、空腹時血糖値が226、HbA1cが7.3と、急に高くなっていた。そこで、院長の勧めもあり、今日、膵臓のエコー検査を受けた。ちなみに、今日の空腹時血糖値は156と前回より下がっていたが、やはり、これまでに経験したことのない数値だった。ここ2ヶ月ほどを振り返っても、特に血糖値が急に上がるような心当たりはない。むしろ、歩き旅やマラソンの練習をしたのだから、下がっていることを期待したくらいだ。

 いろいろネットで調べてみたら、この数値の急な変化で一番心配なのが、膵臓癌だそうだ。膵臓癌の症状の中の一つに、この血糖値の急激な変化がある。

 膵臓癌は、医療技術が発達する一方で、未だ術後生存率の向上や早期発見の精度向上が出来ていない癌の1つで、「癌の王様」と言われているほど厄介な癌である。その理由は、・病状の進行が速く転移しやすい ・自覚症状が出にくい ・発見が困難 ・手術できたとしても予後が悪い(全病期での5年生存率は10~20%という低さ)などの特徴を備えているからである。

 以前から、「膵臓癌になったらまず助からない」と言われているし、自分の周りでも、これまで膵臓癌になって助かった人は聞いたことがない。亡妻の父もこの膵臓癌で亡くなったが、「病状が進むと背中の痛みが増して非常に苦しんだ」と聞いている。自分の大腸癌の早期発見をしてくれた岳友の内科医SHOさんをしても「一番罹りたくない癌」と話していた。

 ちなみに、膵臓癌の症状とされる•腹痛(胃のあたりの痛み)・背中の痛み ・黄疸 •体重減少は等の症状はない・・・しかし、この症状が出たときには、かなり進行が進んでいて、すでに手遅れ状態だそうだ。

 さて、今日の結果だが、画像を見せていろいろ説明してくれたが、特に異常は見つからないとのことだった。しかし、ネットで調べても、胃腸や十二指腸に隠れている部分もあり、エコーでは分かりづらいのことである。院長も同じことを言って、CT検査と腫瘍マーカー検査を勧めてくれ、早速、明日の医師会病院での検査を予約して、紹介状を書いてくれた。

○泥縄練習6日目(仕上げラン)
 予定では、仕上げランとして、昨日に10kmのペース走の予定だった。しかし、なんとなく先週末の山の疲れが残っているような気がして、昨日は走らなかった。

 今日10km走ると、当日まで疲れが残りそうなので、6km走に切り替えた。初めの1kmはゆっくり走り、残りの5kmを6分を切るペースで走ってみた。
 結果、1kmごとのラップは次の通り。前半飛ばし過ぎて、最後はちょっとバテた。
 ①6'40 ②5'49 ③5'36 ④5'42 ⑤5'58 ⑥6'00
 あとは、体調次第で、前日に軽く5kmほど流して身体をほぐして当日を迎えるつもりだ。

八郎沼~きじひき高原~新函館北斗駅

2017年06月28日 | 日常生活・つぶやき


 絶好の山日和だが、4日後に控えた函館マラソン(ハーフ)に向けて、先週末の山の疲れを抜く休養日にしたい。
 しかし、家にじっとしているのはもったいない。原料が切れて仕事が休みの妻を昼飯で釣ってドライブに出た。
 コースは、スイレン狙いの八郎沼~展望狙いの木きじひき高原~整備が進んだ新函館北斗駅前。

○スイレン真っ盛りの八郎沼公園






○きじひき高原展望台






○隣のホテルや土産店などがオープンした新函館北斗駅前



1階の土産店や飲食店の様子


1階に入っている店舗一覧~2階は温泉付きのホテルとホテルのレストラン


昼食に入った駅前通りの「畑のレストランHuis(ゆい)」


日替わりプレート(税抜き1350円)

茂辺地北斗星広場

2017年06月27日 | 日常生活・つぶやき

 茂辺地駅近くの旧茂辺地中学校グランド跡地に寝台特急「北斗星」の客車2両が昨年より保存され、一般公開されていたことは知っていた。

 昨年4月には茂辺地地域の少子高齢化という課題の克服に向けた地域住民と市の協働による「茂辺地地区創生会議」(宗山幸夫会長)が発足。星に願いをプロジェクトのメンバーも会議の委員として加わり、本年度から「北斗星」を核とした交流人口の拡大を目指し、広場の整備を進めてきたそうだ。このたび、「北斗星広場」として6月25日にオープンしたというニュースを見て出掛けてみた。

 コンテナハウス「北斗軒」もオープンして、札幌から移住してきた調味料を使わない「薬膳中華」が専門のシェフが腕をふるう、地元食材を使った中華料理などが食べられる。午前11時~午後6時まで営業。定休日は火曜日とのことだが、今日は営業していた。しかし、食後に行ったので、中には入らなかった。
 北斗軒や6/25の北斗星広場オープンセレモニーについては、下記が詳しい。
http://hakodate-event.com/2017/06/post-14447/








○朝市食堂・二番館 500円の五目丼

エビ、マグロ、カニ、イクラ、ホタテ、サーモン、とびっこ、サケそぼろ、卵焼き、からし菜花の10種類が載った五目丼
これで、毎日500円とは安い!

 毎月第4火曜日は「どんぶり横丁市場の日」で、ワンコイン丼が食べられるはずと出掛けたら、このイベントは平成29年2月28日を最後に終わっていたらしい。

 ふと思いついて、毎日ワンコイン丼を提供している朝市の2階にある「朝市食堂・二番館」へ行ってみた。


多彩な500円丼メニュー・・・今度は旬のいか刺し丼も食べてみたい


店の入口

80歳の怪物の元気と若さの秘訣は「せっかち」?

2017年06月26日 | 日常生活・つぶやき

80歳とは思えない逞しい体つきと顔つきの室蘭の山じい

 HYMLメンバーで現役最年長と思われる室蘭の山じい・・・これまでも沢登りや山スキーでご一緒しているが、そのたびにそ年齢不相応の元気と若さにはいつも驚いていた。今年の4/1にHYML仲間で傘寿の祝賀会を開催した。

 昨日までの2日間久しぶりにご一緒して、全く衰えていないことに感心した。特に沢登りの大ベテランで、一昨日の松倉川遡行でも、リーダーとして常にトップを歩き、ルートファンディングをしてくれる。HYML仲間のganさんの沢ガイドブックでも、高巻き箇所として紹介されている滝でも、果敢に直登にトライする姿は怪物以外の何物でもない。

 キャンプ場で、彼が献立を考えてこまめな食材を用意してきてくれた具だくさんの鍋を囲み、暗くなるまで山談義に興じた。その中で、山じいの元気と若さの秘訣は、良い意味での「せっかち」だということが分かった。

 自分も待つことが大の苦手で、決断は早く、考えたことをすぐ実行に移さなくては気が済まないかなりの「せっかち」なので、良く分かるのだが、山じいは私の上を行くせっかちだった。そのことを彼にぶつけてみたら「まったく同感」とのこと。ほかの2人もそのことを認めていた。

 自分も良く他人から「坂口さんはどうしてそんなに体力があるの?」と問われる度に「気持ちに身体が付いてきてくれるからだと思います」と答えていた。
 
 山じいを見ていると、そのせっかちな気持ちに付いて行こうとする身体や頭が鍛錬されて、元気と若さが保たれているのだと確信した。この年代になると、「せっかち」は悪いことでない。自分もせっかちな性分を大いに生かして、まだまだ元気と若さを磨こうと思う。

 もうひとつ、共通点があった。それは、お互いに肉と野菜が大好きで、年齢の割には良く食べることだった。やはり食べれない人は体力はない。


 今日は、身体を休めて、この2日間の遡行記録と山行記録のホームページへのアップ作業に没頭した。
 ブログより多くの写真と詳しい記録は、下記でどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com

幽体離脱の話

2017年06月22日 | 日常生活・つぶやき
 今日、半年前に89歳で逝去された、20歳代から退職後もずっとお世話になった現職時代の上司のお宅にお邪魔してきた。

 自宅で亡くなられたのだが、息を引き取るまで意識がはっきりしていたそうだ。その話の中で、亡くなる3日前に、奥さんに「昨夜、ずっと俺ここで寝ていたかい?」と聞いたそうだ。奥さんが「ずっとここで寝ていましたよ」と答えたら、「身体はここにあったけど、魂は抜けていたはずだ。青森の父方と母方の実家に行ってきた」とのこと。

 奥さんが「どんな気持ちでした?」と聞いたら、「非常に不安だった。足がなくて暗い中をふわふわ飛んでいる感じで、いつも立って見ていた実家の風景を上から眺めていた」と答えたそうだ。

 いわゆる幽体離脱という現象がこのことなんだろう。よく亡くなる前に、魂が抜けだしてお世話になった人のところへ出掛けるという話は聞いたことはあるが、関係者から直接聞いたのは初めてだった。

 ふと思い出したのが、自分が15歳のときに亡くなった父が、亡くなる日の昼に、当時5歳の妹を預かって面倒を見てもらっていた2軒隣のお宅の前に立っていて、その奥さんに「娘の面倒を見ていただきありがとうございます」とお礼の言葉を述べたそうだ。思わず「あれ、退院してきたんですか」と聞いたときには、姿が消えていたとのこと。これもその一種であろう?

大学の同窓会

2017年06月17日 | 日常生活・つぶやき



 我が母校・北海道教育大学函館校同窓会・夕陽会(せきようかい)の99回目の同窓会が、ロイヤルホテルを会場として、400名の参加者のもと開催された。

 ほとんど同職の集まりなので、お互いいろいろお世話になった先輩後輩の集まりである。そこで、久しぶりに会う顔ぶれも多い。来年は100周年記念の式典と大懇親会が予定されている。

石田記者の送別会

2017年06月16日 | 日常生活・つぶやき

 北海道新聞函館支社の石田記者(中央)が7/1付けで本社の方へ転勤になるという。自然倶楽部鎌鹿さんの呼びかけで、彼の送別会が本町の「炉ばた 炉辺人(ろへんど)」で開催された。
 参加者は、ほかに道新の中川記者(4月の道新関係者の出版祝賀会にも出席してくれた)と北海道山岳ニュースの吉克さん。

 石田記者とはわずか2年間のお付き合いではあったが、自分も山に登るので、この2年間、こちらが新聞に掲載された記事は、すべて彼の取材だった。一昨年秋の「恵山高原コースの草刈り」の記事、昨年の「車中泊特集」の記事、昨年の「どうなん・とうほく山楽紀行の執筆者紹介」の記事、今年4月の「ほっかいどう山楽紀行出版」の記事など、いずれも大きく写真も掲載された記事ばかりだった。そのほかに、隔週連載の「どうなん・とうほく山楽紀行」の編集・校正も彼の担当だった。過去に、これほどお世話になった記者はいない。


吉克さんの差し入れの「みそぎの舞」とお店から提供された南茅部の紅藻ダルスの佃煮「縄文のり」


会場の炉辺人~道新関係者がよく使う店で、ほかの社員にも挨拶することができた。

 あっと言う間に5時間近くが経過し、帰宅したら23時過ぎだった。

○泥縄練習3日目

新調した練習用シューズ

 2日連続の飲み会なので、その前に走っておこうと思い、新調した練習用シューズの足慣らしも兼ねて、一昨日と同じ函館新道入口までのコース10kmにトライ。

 目標を気持ちよく楽に10km走れるペースでのトライだった。最初から最後までランニングウウォッチを見ることなく走ってみた。
 結果、60分56秒で、平均ラップ6'05分/kmだった。非常につらい思いをして走った一昨日とほとんど同じタイムだった。わずか3日目にして、練習効果が表れているということか?あとは、このペースで距離を延ばしていきたい。

第2刷発行

2017年06月16日 | 日常生活・つぶやき

増刷になった第2刷本の奥付

 出版社から、増刷になった第2刷の見本本が2冊届いた。早速奥付を見たら、「2017年6月20日 第2刷発行」と書き加えられていた。考えてもいなかったことなので、うれしい限りだ。
 
 出版社の方でも第1刷本の在庫がなくなり、書店からの追加注文には、今後はこの第2刷本で応じるとのこと。

 なお、この機会に加除修正した部分は、下記の通りである。いずれも、登別市在住の『北海道の山辞典 カムイミンタラの山々』の著者である寺口一孝さんからのご助言とご指摘である。


p52~第1刷本は「アイヌ語のメクンナイの語源についてははっきりした説はない」となっている。


p53~ここは、ルビが「いちくんない~ななくんない」と間違っていたので訂正。


p152~ここのルビの間違いは、明らかな校正漏れで、「かみいぬぷり」になっていた。
 
 このほかに、つい最近気付いたので、訂正に間に合わなかったのが、大千軒岳のp23の「この山に初めて登ったのは、81年の夏だった。」の部分は、「71年の夏」の間違いだった。
 その後ろの「再訪は、それから23年後だった。」の部分の再訪は1994年だったので、計算が合わないことに気付いた次第。


 今夜は、お世話になった北海道新聞函館支社石田記者の送別会の予定。

増刷決定!

2017年06月10日 | 日常生活・つぶやき

加藤栄好堂美原店の扱い

 4/20発刊した拙著『ほっかいどう山楽紀行』だが、歩き旅中に出版社からメールが入り、増刷が決定したそうだ。第2版は6/20発刊予定で、発行部数は2000部とのこと。

 初版の2000部は自費出版だったが、増刷は出版社持ちで、こちらには印税も入ってくる。そもそも増刷なんて考えていなかったので、こちらのわがままで定価を安く抑えた。そのお陰で売れ行きは良かったが、増刷の印刷経費の比率が高くなるという迷惑を掛けた。

 初版本の売れ行きだが、札幌を中心に追加注文が相次ぎ、すでに出版社の在庫分はほとんどなくなっているとのこと。自分の手元の在庫も少なくなっているが、直接注文には、いろいろな方法で応じるつもりだ。今回の旅の最中にも、11冊の注文が入り、昨日まで待ってもらっていた。昨日のうちにすべて発送や直接届けに行った。

 
 なお、上掲の加藤栄好堂美原店(渡島支庁舎向かいの大型ショッピングタウン)だが、貴重な地元資本唯一の大型書店である。出版社からのメールによると、著者が地元の人間なので拡販に力を入れたいとのことで、5月末に30冊の追加注文を受けたそうだ。一度に30冊の注文をする書店はないので、出版社も気になっていたらしい。

 そこで、本日、どのような扱いになっているか気になって覗きに行ってみた。店に入って少し中へ入って行くと、正面の「新刊話題書」の表示の棚に4列になって並んでいて驚いた。そこには25冊あって、北海道の本コーナーに1冊並んでいた。店長は遠縁に当たる方なので、初対面ではあったが、ご挨拶とお礼を申し上げてきた。

 ついでに、旅に出る前に覗いた蔦屋書店は7冊から2冊に減っていたし、文教堂昭和タウン店は11冊から7冊に減っていた。そのうちに、ヒマな時にでも、市内の書店を廻って店頭の在庫状況を見て歩こうと思っている。