つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

目黒雅叙園さん

2019年05月07日 | 日記・エッセイ・コラム
連休中に3日ほど実家に帰り、妹や弟達と一緒に過ごしました。
 
実家に伸び放題になっていた植木や家の整理もしました。
 
2年が経てば、姉弟三様に父への気持ちも変化してきたように感じます。
 
皆で一緒に目黒雅叙園さんに食事にも寄らせて頂きました。
 
佐橋が60歳になりますので、サプライズで妹と弟が食事会の準備をしてくれました。佐橋はビックリ‼️私には感激の1日でした。
 
 目黒雅叙園のルーツは、創業者・細川力蔵が、東京 芝浦にあった自宅を改築した純日本式料亭「芝浦雅叙園」を開いた事にあります。
創業当時は、日本料理に加えて北京料理メインとし、お客様に本物の味を提供することにとことんこだわった高級料亭でした。
 
そして、より多くの人々に本格的な料理を気軽に食べていただくため、1931年(昭和6年)庶民や家族連れのお客様が気軽に入れる料亭として目黒の地に誕生したのが目黒雅叙園です。
 
料理の味はもちろん、お客様に目でも楽しんでいただきたいと考え、芸術家たちに描かせた壁画や天井画、彫刻などで館内の装飾を施しました。
 
豪華絢爛な東洋一の美術の殿堂はこうして誕生し、2017年(平成29年)4月1日目黒雅叙園からホテル雅叙園東京へと施設名称を変更することとなりました 。
 
勿論随分以前にもこちらに伺った事がありましたが、ワタベウェディングさんによるグループ化で結婚式場としても、宿泊施設としても、明るく、国際的なイメージを備えられ、活気を取り戻された気が致しました。
 
 
私達が中華料理を頂いたお部屋も絢爛豪華、目が慣れるまで初めはなかなか落ち着きませんでした。
 
お食事の後には百段階段にも挑戦、猫をテーマに展覧会をされていましたが、私達の興味はやはりお部屋の設えでした。
 
 
 
 そうそう清方の間もありました。ここでは、上ばかり見て首が疲れました💦
 
 
 
 
皆さまはどんな連休をお過ごしでいらしたでしょうか?
 
今日から戻られる日常に、日々一緒にお暮らしになるご所有の美術品が、どうか飽きることのない、新たな発見のある美の光を放ち、皆さまのお気持ちの支えとなりますように心からそう祈り、私達も仕事を再開させて頂きたいと思います。
 
 
 
 
 
 
コメント
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