るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

久々のスタジオ練習

2016-02-15 09:55:00 | 声楽(レッスン)
土日は、夫が家で「こだわりの掃除」をやっているので、仕事が捗らない。
いちいち「やっておいたからね~」というから本当にウザイ。
一度、モメたことがあったが、単純に褒められたかっただけなのか、と理解できたが、そんなことでケンカするのはいかがなものかと思ったので、独身の頃によく使った音楽スタジオで練習することにした。

そのスタジオ、最近新しくピアノが入ったのだが、APOLLOというメーカーの中古で、タッチがあまり気に入らない。
3時間予約して、喉が疲れそうになったら、ショパンのワルツやソナチネなどを弾いてみた。

帰宅後、自主企画コンサートのソプラノ同業者から「短いアンコール曲出しては?」と連絡が来た。う~ん、それを早く言ってよ~ん。



曲目変更

2016-02-14 09:02:00 | 声楽(レッスン)
4月のヘンデルは、弦楽器組が疲弊していたので、ピアノの伴奏に変えようとしたが、私自身も本番に出すまではどうかな?と思ったので、イタリア古典歌曲集の「愛の喜びは(Piacer d'amor」に変えることにした。
F先生にレッスンをお願いしていて、「本番が4月下旬なら、大丈夫なのでは?」と言っていたが、ピアノ伴奏者が気難しい人でね・・・

そのピアノ伴奏者は、ソプラノ同業者の友人でアマチュアなのだが初見で現代音楽でも何でも弾ける人なのである。「自分に合わせをお願いするからには、完璧にしてから依頼するべき」と言っているのだが、アンサンブル曲が多いから、早い時期から合わせを行うしかない。
通常のソロ+ピアノ伴奏だけのコンサートなら、直前に1回だけで済むのだけどね。
前回の1回目の合わせは、器楽組の殆どが初見っぽかったけどね。

依頼される側にしたら「自分に合わせをお願いするからには、完璧にしてから依頼するべき」と言いたくなるのはわかるんだが、オペラでプロと一緒に練習していると、全く正反対のような気がする。彼らを見ていると、準備期間に合わせて自分自身をコントロールしながら本番にベストを出せるようにしている。もちろん、アマチュアで同じやり方が良いのかどうかは、何とも言えないが。
アマチュア共演者の立場にして見れば、「流石プロ!足元には及びません。でも、お手本にさせていただきます!」と思う方と最初から一緒にやりたいものだな、という気持ちにはなる。


やっぱりダメっすか?

2016-02-11 21:35:00 | 声楽(レッスン)
今日は、L先生のレッスンであった。
チャイコフスキーの「憧れを知る者のみが(Nur wer die Sehnsucht kennt)」と、グリーグの「ソルヴェイグの歌(Solveigs Sange)」、ヴェルディ「運命の力」の「神よ、平安を与えたまえ(Pace, pace mio Dio)」の3曲。
伴奏やアンサンブル、合唱で迷惑かけているから、ソルフェージュ、特に新曲視唱の勉強がしたい、と言ったが、「ソルフェージュだけやってもそれは最低限なことであって、歌い手の思いは伝えられない」と取り合ってもらえず。
いや、最低限なこともできないのだったら、そこを完璧にしてから、次のこと考えるべきでしょ。と思ったが、やっぱりダメか・・・と思った。

「息を回す」「声を後ろに飛ばす」「ポジションを上にする(下げる)」「うなじを開く」とか、わけのわからない発声のオカルトな話を言われ続け、直ったか直らないかわからないままにされるより、よっぽど大事ではないかと思うのだが。

正解がはっきりわかるコツコツした作業は好きなんだけどな・・・

さて、「神よ、平安を与えたまえ(Pace, pace mio Dio)」は、帰宅してから、L先生に習始めた頃の発表会のと今回のレッスンの録音を比較してみた。少しは上手くなったかな?
それよりも、最近の発表会の「ドン・カルロ」の「世の空しさを知る神(Tu che le vanita)」の方が上手くなったような感じがしたが、これは音響の取り方によるものなのかな?

ソルフェージュの先生探してます

2016-02-09 07:50:00 | 声楽(レッスン)
管弦楽やる人たちと組むようになって気付いたのは、彼らは両手が塞がっているため、パート譜を見ながら演奏していること。
大きなオーケストラであれば、指揮者がテンポの揺れを調整したりするところであるが、アンサンブルではそれがない。ゆえに、歌う側がリズムを間違えると大変なことになるのである。
ず~っと、レッスンを受けてきた曲なのに、本番直前に伴奏者からソルフェージュのミスを指摘されたり、1ヶ月でオリジナル作品のオペラ全幕合唱のアルトパートを歌わされる、という無茶ぶりもあったのである。

ところが、このようなソルフェージュ的なミスを指摘してくれる先生に恵まれていない。

ソルフェージュだけを教えてくれる先生を探しているのだが、大抵はピアノや声楽など演奏のコースと抱き合わせになっているようなところが多い。
声楽の先生にソルフェージュを習えば「そもそも音程が悪いのは、発声に問題があるからで・・・」と、結局リズム的な課題解決ができないような気がするし、ピアノの先生に習えば欲を出して「ピアノも習ってみようかしら」なんて思ってしまいそうな気がする。

「音大合格」がソルフェージュのゴールである、という触れ込みにしているような教室も多いので、難しい。


パーティーなんかでは歌いません

2016-02-07 22:52:00 | 声楽(レッスン)
今日も、新年会だった。また議員さん方が、一緒。
やっぱりこうした人たちに、お世辞を言われても、周囲に自慢するほどのものではないのだ、と悟ってしまった。

プロのソプラノ歌手がアトラクションとして「ムゼッタのワルツ」「くちづけ」「オーソレミオ」、椿姫「乾杯の歌」を歌ってくれた。
まぁ、華を添える役割は果たしてくれたんじゃないの?

周囲で、私が歌っていることを知っている周囲の人は、「本来はアナタが歌いたいんじゃないの?」って、聞いてきたが、

こんな所でなんか歌いたくねぇ~よ!
ヴァロー!!(怒)


である。
一応、「1分でも長くお喋りしたくて集まっている人の前で聞かせる曲などありません。●●●●からも同様の場で頼まれましたが、お断りしました」
と返事しておいた。
お金のために、こんな所で歌わなくてはならないなんて、プロは本当に気の毒だな。