るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

曲目変更

2016-02-14 09:02:00 | 声楽(レッスン)
4月のヘンデルは、弦楽器組が疲弊していたので、ピアノの伴奏に変えようとしたが、私自身も本番に出すまではどうかな?と思ったので、イタリア古典歌曲集の「愛の喜びは(Piacer d'amor」に変えることにした。
F先生にレッスンをお願いしていて、「本番が4月下旬なら、大丈夫なのでは?」と言っていたが、ピアノ伴奏者が気難しい人でね・・・

そのピアノ伴奏者は、ソプラノ同業者の友人でアマチュアなのだが初見で現代音楽でも何でも弾ける人なのである。「自分に合わせをお願いするからには、完璧にしてから依頼するべき」と言っているのだが、アンサンブル曲が多いから、早い時期から合わせを行うしかない。
通常のソロ+ピアノ伴奏だけのコンサートなら、直前に1回だけで済むのだけどね。
前回の1回目の合わせは、器楽組の殆どが初見っぽかったけどね。

依頼される側にしたら「自分に合わせをお願いするからには、完璧にしてから依頼するべき」と言いたくなるのはわかるんだが、オペラでプロと一緒に練習していると、全く正反対のような気がする。彼らを見ていると、準備期間に合わせて自分自身をコントロールしながら本番にベストを出せるようにしている。もちろん、アマチュアで同じやり方が良いのかどうかは、何とも言えないが。
アマチュア共演者の立場にして見れば、「流石プロ!足元には及びません。でも、お手本にさせていただきます!」と思う方と最初から一緒にやりたいものだな、という気持ちにはなる。