るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

はじめてのアリア2曲

2010-10-10 12:36:00 | 声楽(レッスン)
コンコーネ50は、45番目をやった。強弱のつけ方を先生が見本を示して下さった。無味乾燥に見えがちな練習曲を、表情豊かに歌えるのは、やっぱり研究熱心な方は違うわ、と思ったのだった。

以前にも触れたが、11月に10分枠一般公募コンサートで、アリア2曲を歌うことになった。
新しい先生にレッスンをお願いしているが、この曲も「好きなの持ってきて」と言われた曲である(但し、時代はベッリーニ・ドニゼッティ以前のイタリア系で!と条件があるのだが)。
ドニゼッティのアリアは3ページしかないのだが、「この曲は、音大の卒業試験レベルだろう」と言われた。思わず「えっ!そうなんですか!?」と聞いたら、「まあ、試験で歌う曲じゃないから、いいんですけどね」と返ってきた。
そりゃ、そうだろう。S音大、M音大の公開レッスンを聞いて、明らかに自分は、受講者の方のような、その音大の中では優秀な大学院生でプロを目指す人達よりも、少なくとも2倍は上達に時間がかかるだろう、と思っていたのだった。

上手くいくのは自分の実力、上手くいかないのは他人や環境のせい・・・と考える以前に、いとも簡単に、自分もその上達の速さについて行けているのなら、あまりにも趣味としては面白くなさすぎる、と思うのだった。


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