るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

なんとも皮肉

2017-05-18 22:36:00 | オペラ(出演)
ダンカイロ嬢の「るりこんさんと一緒に歌えて幸せ」なんて言葉に感涙した。これまで歌で幸せなんて感じた実感がなかったので。初心者の頃は、オペラアリアを歌えるようになる、という目標があり、オペラアリアを歌えるようになってからは、更に難易度の高い曲も歌えるようになるだったから。
ただ、難易度の高い曲のレッスンを受けても、本当の意味で上達したともいえないし、続けたからといっても正しく体が鍛えられたということでもない、と気づき、その解決策も見出せない。
仲間づくりのためにグループに入る人だっていると思うけど、他人と自分を比べる苦痛、人間が人間を批判したり、上に立とうとすること、そのような人間と接すること、そのような人間に自分がなること、これが楽しいと言えるのだろうか。
私が「オペラから歌曲にシフトしたい」というのは、ひたすら難易度の高さを追い求めることから離れ、師匠以外の他人に影響されることも避けたいこともあった。

さて、オペラデビューさせてくれ、長い間お世話になった団体の今後のことを聞いた翌日は新天地での「椿姫」だった。
マエストロだけでなく、共演者の目が怖い。
きっと「なんでこんなヤツがヴィオレッタなんだ」なんて思っているんだろうな。
大きなチャンスに舞い上がっていたけど、やっぱりプリマに指名されてわかることもある。

楽しくても、辛くてもあと1か月。



これまでの所が派閥のある若いプロ中心の団体になりつつあるから、チャンスを求めようと、新天地を求めたのだが、今は状況が逆転。





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