るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

発表会

2005-06-20 23:51:20 | 声楽(レッスン)
昨日はコンサートだった。
1部でイタリア古典歌曲の"Per la gloria"と2部で「フィガロの結婚」のケルビーノの"Voi,che sapete"の1曲ずつ歌う。
1部はまずまず。感動的な旋律に助けられたせいか、休憩時間に色々な人からお褒めの言葉を頂く。
ところが、休憩時間、知人2人が来ていることに気付く。一人は元友人の彼氏と思われる人で(「元友人」というのは、私は彼を親切な友達としか思っていなかったが、彼女は「彼に近づいた」と一方的に嫉妬してケンカ別れした為)、もう一人は数年前に亡くなられた指揮者の付き人をしていたという方である。
確かに前の日にあった時に2人とも「行くよ」と言っていたが、てっきり社交辞令だと思っていたのに。
そういう動揺も手伝いながらケルビーノを歌っていた。最初の発表会でさえ、堂々と歌えていた私だったのに、足をガクガクさせながら歌ったのは生まれて初めてである。
お二人とも、休憩時間の合間に来たということだから、好調だった1部は聞いてもらえていない。嗚呼・・・。


収穫があると思えたこともあった。それは、前回の発表会と比べ、他の出ている人たちが上達したように見受けられること。それはプロが歌うような上手とか下手とかというようなものではなくて、それぞれの方の個性が出ているような味があるコンサートだったのである。

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