るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

久々にイタリア古典歌曲

2011-04-05 21:22:00 | 声楽(レッスン)
震災のために、参加するかどうか迷っていた6月の20分枠のコンサートの日に4月に受ける予定だった国家試験の日程が延期になり、その元々の国家試験の予定日の前日は、もう一方のライフワークのイベントのボランティアをする予定だったが中止になった。

その中止になったイベントの日に、20分枠のコンサートと同じ所で、1曲をピアニストである主催者のワンポイン・レッスン、さらにもう1曲歌える、という企画があるので、参加申込をした。
レッスンを受けるのは、なかなかテンポとリズムがつかめないマノン・レスコーの「柔らかなレースの中で(In quelle trine morbide)」にし、もう1曲はA.スカルラッティの「あなたが私の死の栄光を(Se tu della mia morte)」にした。

「次にやりましょうね」とおっしゃっていたサルティの「いとしい人から遠く離れて(Lungi dal caro bene)」はかなり後になってしまいそうな状況を考えると、去年の11月から今年の秋にかけては日独伊の近現代がずっと続くことになりそう。
バロックだろうと現代だろうと、いずれも課題として先生から出された曲に対しては、粛々と練習するしかない。

だが、復習も大事だと考えている上に飽きっぽいところもある私は、過去にレッスンを受けた曲から時代がぶつからなさそうなものをと思い、久々にイタリア古典歌曲から選ぶことにした。この曲は、前の先生の時にレッスンを受けた曲だったが、F先生だったら、iやuの発音をもっと深く歌うように言うだろうなとか、考えながら歌っている。