上砂理佳のうぐいす日記

「夏への扉」展では暑い中、たくさんの方にお越しいただき誠にありがとうございました!★

兄さんのカツラ&大魔王参上

2008-01-17 | 07-08 コンペとショー

んで「ロケンロールで騒ごうぜ!!!」ですよ(笑)。
最初、あの女子高校生は「仕込み」かと思ったのですよ。大阪のどこの学校の制服やろか?と。いや本気でそう思いました。
でも女子高生、滑ってるしなあ…上手いなあ…って、オペラグラスで凝視して、やっと事態に気付く私でした。
派手なリードは、あれきっとジマーマンだよね…。「アクセル・エッジに熱狂!」と言われても~。どうウケればいいのか解らない、戸惑う大阪のお客さん。
ワイス兄さん、カツラがヘンだ。おかしい。
余りの似合わなさに笑いが止まらない(!)んでその後もずっと、私の視線は兄さんばかりを追いかける。客席乱入っちゅうか、煽る煽る。煽るけどなんかツライ。ギター持ってるから、振付らしい振付って無いものね(笑)。訳わからん。
んで、マリ=フランスがギター抱いたまま両足を持たれて、旦那さんにブン回されてしまうのよ。「止めて~死ぬ~」。そこまでしなくても…って、結構楽しんで見てるやん、私(笑)。
物凄い肉体労働を見せて頂いた気にはなりましたが、これは何だったのろー?と不思議な感覚で、「目玉」のグループナンバーは終わりました。特に深い感想はありません。ただひたすら、ワイス兄さんの「フィットしないカツラ」の印象が残るのみです。
これ、企画・振付誰がやってるのかなあ…。

★★★★★ACT 2★★★★★

【Nessun Dorma ★ Amici Forever】
 …デュブリュイユ&ローゾン、イナ&ジマーマン、
  シェン&ツァオ
休憩20分を挟み、気を取り直して「トゥーランドット」より。
赤が基調のお揃いの衣装、3組が同じ動きで雄大に滑ります。
やっぱりこういう群舞が見応えあるなあ~。意気もぴったり。それぞれの得意ワザ・リフトが大迫力で、格調高く第二部の始まり。

【サプライズゲスト・その3】
 …プルさん!

この日一番「!!!!!(ほんまー!?)」状態になったのがこの「プルシェンコ登場」のシーン。かなりお客さん、揺れました。
赤シャツで明るい金髪、大柄なせいもあるけど、やっぱプルシェンコは「存在感」バツグンだ。立ってるだけで「ぬぉっ」って感じだもんね。さすが大魔王だわ(笑)。
この日は(あー曲名が出てこない~)前半にジャンプ固め打ち+後半は怒涛のステップ、という往年のプログラム構成でしたが、ジャンプ内容は3ルッツ(オーバーターン)、3サルコゥがダブル、3トゥ(多分)これは完璧、2アクセル(ステップアウト)…だったかと。ステップは今日はやや抑え気味。でも、お客さんへのアピールはもう手慣れたモンです。派手ですね、とにかく(笑)。
この滑りを見ただけでは何とも言えないけど、来季から復帰するには、かなーりトレーニングを積まねばならない、と思うのですが…でもプルさんだしねえ。「大魔王」は何をしでかすか、解りません。トツゼンまた、ヒョイと4-3-3を跳んだりするのかも。それがプルシェンコ。
楽しませてくれました♪まさに「サプライズ」でございました。

【Hit me with aHot Note ★ Tami Tappan Damiano】
 …ジェニファー・ロビンソン
カナダの美女・ロビンソン。現役時代は毎年、その華やかな美で楽しませてくれました。今も変わらぬ妖艶な魅力。あくまでもセクシ~にアピールしてくれました。ジャンプはさすがにもう2回転ですが、この中では最年長か?

【Nyah ★ Hans Zimmer】
 …武史君
本田君はここで登場かあ~2本やってくれると思ってたんだけどな。でもいいの。「武史ナイヤ」は初見なので、見応えもタップリです。
これ、どうしても大ちゃんのSPを思い出す(笑)。「ここで肩を揺らして~」とか「ここでカニの横歩きトゥ・ステップで~」とか。でも、本田版はまた違う味わいで、やはり「スケール感絶大」なのでした。ジャンプは一つサルコゥ?がダブルになったりしたのかな。あとは3Tと2Aだった記憶。
綺麗な大~きな円を描くサーキュラーステップなんか、あ~お見事でした~。「ぶらぼ~!」喝采だあ。本田君ちょっと痩せた?

【She is Always a Woman ★ Billy Joel】
 …デュブリュイユ&ローゾン
2曲目は渋いグレイの衣装に替えて、しっとり&温かい「Love」ワールド。この二人ならではの優しい雰囲気が良く出ていて、私は第一部のプロより好き。ビリー・ジョエル、好き(!)スタオベしたいけど、やはり誰も立たないので悲しい…(いや、一人でも立てば良かった…)。

【Save a Horse ★ Big & Rich】
 …ワイス兄さんふたたび
第一部ではメロウな「ええ男」でしたが、今度はカウボーイハットを被って「牛追い男」…なんか…合ってます。エッジの後ろがくっついてる(とでも言うのか)マイケル・ワイス御用達ブレードも健在です。
兄さん、3ルッツまで跳ぶ!サスガに4ルッツまで跳んだ男。シャープなジャンプですが、ちょっと両足着氷なのは今も昔も変わらない。その部分までいとおしい(笑)。
このあと兄さんは、プロとプロの合間に再び登場したのですが、SOIメンバー全員のサイン入りTシャツを着ていました。色はグレー。
そして傍らの有香ちゃんに「脱ぎましょう!」と促され、SARの女性客の目の前で「脱いで」プレゼントしてしまった(!)
あれって汗臭くないかな…といらん心配をする私でしたが、貰った人どうするんでしょうね。そして大きな声では言えまへんが、ワイス兄さんの上半身、すごいです。なんですか、あのムキムキは。
東京でも披露するのか…披露したがってるようにも見えたが(笑)。

【Adagio ★ Lara Fabian】
 …シェン&ツァオ
DOIでも滑っていた哀愁のナンバー。アクロバットを散りばめながらも、濃厚~な愛の世界です。ええわあ♪ 私も、例のプロポーズ場面を見たかったねえ。
この日は観客の年齢層が高かったせいか、こういう大人ーなナンバーの方がウケていたように見えました。大きな拍手。

【Swing with Me ★ Jessica Simpson】
 …有香ちゃん
赤いセクシー衣装に替えて、今度はノリノリ?系。昔の有香ちゃんを御存知の方なら、こういうナンバーを滑る彼女の姿は、実に感慨深いことでしょう。すっかりアメリカンだな~つうか。この日の英語MCの発音のお見事さは、誠に忘れ難い…って、スケートに関係ないか。

【Nights in White Satin ★ Mario Frangoulis】
 …トッド
第一部でコミカル演技を披露したエルドリッジは、またガラッとイメチェン。哀愁のバラード系です。男子は皆、演技時間も長くて2本滑るじゃない。群舞も滑るじゃない。大変なスタミナっちゅうか、さすがはプロです。ジャンプもきっちりトリプル。
トッドが初の世界チャンピオンに輝いた時、私はど~んだけ号泣したことでしょうか。いつも悔しい思いをしてきて…やっとやっと辿り着いた栄冠だったのですから。30歳過ぎて果敢に4回転に挑んだあのソルトレイク五輪も。忘れ難い涙の1ページ(あ、すっかり浸ってる)。

(長いな~。もう明日で終わるよ~。つづく★)
コメント
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