上砂理佳のうぐいす日記

10月5日~16日まで大阪狭山市の「ギャラリー美游館」さんで銅版画オンリーの個展があります。お近くの方はぜひ★

ナニワの★たち

2008-01-15 | 07-08 コンペとショー
今日はさむ~い大阪でしたが、心はホットです。どーにか仕事のメドがついたので、行って来ました。SOI@大阪・最終公演。
当日券でも充分席はありました。真央ちゃん、小塚くんは今日は出なかったけど、サプライズなゲストあり。
レポはまた明日…大ちゃんは元気でした!★

…ということで。
えー。TV放映があったので、演技詳細などはそちらでご覧ください~って、手抜きだあ(笑)。
私はTVまだ見てません。単純に明後日が仕事の納品なので、今どっぷり浸れないという…そんな切迫した理由です(笑)。
大阪最終日の14日は、8割くらいの入りだったでしょうか。
開演2分前に当日S券を買って駆け込んだ私は(ジャッジで言えば)正面側、スタンド12列目のかなりショートサイド(奥)に近いところです。Cブロックですが、私の左隣=Dブロックはえんえんと「人っ子一人」いません(涙)。寂しいよ~ん。とほほー。でもま、中央ブロックは上まで埋まってましたか。アリーナはほぼ満杯。

★★★★★ACT 1★★★★★
【Simply Irresistible ★ Robert Palmer】
 …オープニング
昨年はスーパーマンだったっけ?今年はR・パーマー。女性陣に続き、男性陣5人がカラフルなジャケットを着て出て来ます。おっ。座長格は紫上着をはおった武史君でしょうか。総合司会が佐藤有香ちゃんかな。
あれ!?ヤグが出てこないーーーーーー!!!
が~ん…怪我のウワサを聞いていたので「欠場かも」と、覚悟してきましたが…泣きそうになる私は早くも頭が大混乱(それは杞憂に終わった。ホッ)。

【Listen ★ Beyonce】
 …しーちゃん
いきなりビッグなお方の登場でびっくり。ヘソ出しだあ~かなり痩せたような?でも何故にしーちゃんがトップバッターなのでしょうか。謎です。
軽やかでお洒落で「プロスケーター!」っちゅう貫禄で魅せてくれる。3-3は跳びませんでしたが、短めのイナバウアーでも、お約束のどよめき「おーーーーっ」。

【Fire ★ Ima】
 …デュブリュイユ&ローゾン
カナダの御馴染みアイスダンスカップル。今季からアマの試合には出ていませんが、今後はどうするのかな。
情熱系のナンバーで、まるでペアを見ているかのような、アクロバット系のリフトをばんばん(!)ダンナのパトリス、カッコ良過ぎ^^ バンクーバー五輪で復帰するのでは?と予測する私ですが、どうでしょう。

【1000 Miles Away ★ Jewel】
 …佐藤有香さん
ジュエルって、鬼束ちひろさんが大好きって言ってたシンガーだよね?私も少ししか知らないけれど、こう、胸にじ~んと沁みる、まさしく「宝石」みたいな美しい曲を歌う人なんですよ。
有香ちゃんが白い清楚な衣装で、「氷に吸い付くような滑り」で魅せてくれました。彼女はやはり得意のエッジ系ジャンプ=サルコゥやループは今でも、トリプルをしっかり跳んで頑張ってます。

【Always Look on the Bright Side of Life
  ★ Monty Python's Spamalot】
 …エルドリッジ
これ、BSではフルにやったのかなー?「人生いろいろあるさ~♪」的な。コミカルなナンバー。テイストとしては「♪シ~ングインザレイ~ン♪(雨に唄えば)」の、あのノリです。ジーン・ケリーです(!)ステップが唄ってます!
トッドは大好きなスケーターの一人。端正なスピンやジャンプはずっと衰えません。でも、パンツ見せちゃうのは要らないのでは(笑)。

【サプライズゲスト・その1】
 …リード姉弟

あれ~この二人が見られるとは!SOIゲストなんて凄い事ですよ。でも、大先輩達と比べても見劣りのしない華麗さ・ダイナミックさでした。MOIと同じ白い衣装のナンバーですが、お姉さんのキャシーがだんだん、シェイリーンに似てきた?

【サプライズゲスト・その2】
 …エカテリーナ・ゴルデーワ

有香ちゃんが「オリンピック金メダリスト!カーチャ・ゴルデーワです!」と紹介したので、一瞬わからなくなってしまったけど(“カーチャ”はエカテリーナの愛称)、まさかまさか~。東京ゲストと聞いていたので、これぞ「サプライズ」です。私はナマで見るのは初めてなんですよ。
ママさんスケーターとは思えぬ、今も清楚な少女っぽさが残る美しいゴルデーワ。現ダンナさんはPIWにも出ていたクーリックですが、亡くなった前のダンナさん=セルゲイ・グリンコフとかつてペアで滑った「ロミオ&ジュリエット」等は超有名ですね。
その頃の美しさはしっかり生きていて、全てのエレメンツが、お手本のように端正。「ユー・レイズ・ミー・アップ」でしたが、音楽と一体となって滑るスケートは、泣ける泣ける名演でした。胸に迫りくるものがあったよ。
私はブラボ~!と叫びたかった…スタオベもしたかった!でも周囲はほぼ誰も「カーチャ」を知らないようで、ちょっと寂しい。アリ-ナの方々はさすがに良く御存知で、声援もとても多かったです。

【Feeling Good ★ Michael Buble】
 …シェン&ツァオ
珍しくラテン系(?)ごめん、曲を知らないのでかなりウロ覚えです(たはは・笑)。スロウジャンプも高いツイストも、トリプルで完璧。一般のお客さんはようやく「大技連発!」で、体温上がってきたかのような。そうね。ペアはアイスショーに欠かせない「華」ですね。

【Hero ★ Enrique Iglesias】
 …ワイス兄さん
「まいこー・わいす」です。なぜ彼が出てくると「ああ!兄さんだ!」と懐かしくコブシを握ってしまうのでしょうか(笑)。オープニングでは、得意のバック転もサービス!たしか親御さんが体操選手でしたっけ。
現役時代は「小柄だけどガテン系でえっ」の人でしたが、プロになってから洗練されて、「ええ男」になりましたー。いい曲だな~とウットリ見ていたら、「あの」エンリケ・イグレシアスではないか。そりゃ「ええ男」がやらないとね。

【Shine on you Crazy Diamond ★ Steve Lukather】
 …イナ&ジマーマン
Gパン…とは今は言わないか。そうか、「デニム」でっか…に身をつつんだ余りにもカッコイイ足長イケメン・ジマーマン健在。イナさんの敏捷な身のこなしも衰えず。確かこの二人はもう30歳過ぎてると思うんだけど。アクロバットはおまかせ!うはー!うはー!と、後ろの席のおにーちゃんが湧いてました(笑)。

【Anytime Anywhere ★ Sarah Brightman】
 …コーエン
太田由希奈ちゃんも、昨季のEXなどで滑ってた曲ですね。「アダージオ」のサラ・ブライトマン版。照明が「雪が降り積もるかのような」紋様を映し出していて、サーシャの可憐な滑りに合っていた。とても淡く幻想的でした。
ジャンプは、3サルコゥを跳んでいたのかな?余談ですが、サーシャはちょっとグラマラスになっていたように思いました…あれ(私の目の錯覚か???)。

【Bensonhurst Blues ★ Oscar Benton】
 …ヤグディン
怪我の噂というか、要するに手術後の経過がおもわしくなかったのかな…と。だから「オリンピック金メダリスト!4度の世界金メダリスト!」と紹介された時は、心底「ホッ」としました。ヤグは来たのね、と。今日も滑ってくれるのね、と。
黒いカバンを持って「あれ?コイツはナンだ?」って感じの、謎な(笑)ナンバーですが…この日もジャンプは2トゥ1個のみ。ステップも、昨年の「Legenda」のような圧倒的な技術は入れてないので、終始楽しく流すような動きでした。
お客さんとのカラミは大サービスで、SAR中央の女性(?)はうれしかっただろなあ(笑)。お手製のヤグ・バナーも、アリーナでは沢山×2揺れていました。大声援とまではいかずとも、暖かい拍手が送られました。
正直、具合が良くないのに滑ってくれてたのなら、涙が出るほどうれしいのですが、このプログラム自体の魅力は…ヤグが好調ならもっと面白いものになったのか。私には解りません。でも、ファンとしてはもう「氷の上にいてくれるだけでいい」そういう気にもなります。
「プロ」って何なんだろな。多分、ヤグディンは自分ではこの演技は納得してない。でも滑るのが「プロ」?どうなのか。
私はとても複雑な思いで見ていましたが、ずっとずっと、永遠に拍手していたかったです。それはきっと、「彼のここまでの全て」に対して、賛辞を送りたかったのだと思う。

ヤグディンで「ACT 1」のソロンバーは終了。
オールキャストの「アクセル・エッジさん、ショウタイム!」へ。
(つづく)
コメント (4)
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