オランダ人監督のヒデインクがカリブ海の島のキュラソーの代表監督になるというニュースをみつけた。なんでも断れないようなオファーをもらったということだから、いい条件だったのだろう。元々オランダ領だから、オランダ人監督はピム・ファーベック、パトリック・クライファートなどがいた。ヒデインクはオランダ、韓国、ロシア、PSV,チェルシーなどで監督をしてきた。典型的なオランダ人監督の経歴である。
他に似たような経歴のオランダ人監督にはベルト・ファン・ワルマイク、ディック・アドフォカートなど代表でもクラブでも請われればどこにでも行きますというタイプがいる。一方クラブチームしかできませんというのがルイス・ファン・ハールだろう。選手ともめてばかりのファン・ハールだが、オランダ代表を除けば、アヤックス、バルサ、AZ, バイエルン、マンUとビッグクラブばかり。
面白いところではピエール・ファン・ホーイドンクも監督業を修行している。小野のフェイエノールト時代のチームメイトで強烈な突破力のあるCFだった。同じオランダ人でいえばニステロィのようなタイプだ。ホーイドンクは50才だが、2007年に引退して2011年にトルコ代表のアシスタントコーチ、2013年から古巣のフィエノールトのユースチームの監督をしている。
オランダ人、スペイン人、アルゼンチン人に名監督が多いのは戦術を駆使するタイプが多いからだろうか。同じ戦術オタクの多いイタリアでは他国に出かけて監督業をするという人は少ない。
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