アジア大会 決勝 日韓戦は完敗

メンバー構成、モチベーションの差などから圧倒的に韓国が有利とは予想できた。しかしここまで何もできない試合は情けない。そもそもプレスの強さ、ボールへの寄せのスピード、ルーズボールの取り合いなどなど、すべてにおいて韓国に圧倒された。


９０分で０－０だったのが不思議なくらいで延長戦で失点するのは必定。日本の選手はもちろん一生懸命プレーしているのだろうが、韓国の選手とは気合の入り方が違ったのが、顔の表情から分かった。この大会を五輪の強化に使っている日本と兵役免除のためという暗黙の了解で命がけの韓国とでは試合に対する思い入れが最初から違った。


ストリーミングの調子も悪く、前半はよかったのだが後編は２，３分毎にフリーズする始末で試合をみるよりもフリーズを再開させる時間のほうが長くなりフラストレーションがたまる。そうこうしているうちに失点し始めてもう見る気を失せてしまった。延長終了間際に１点返したが１－２という点差以上に完敗だった。


そもそもアジア大会なんかにソンフンミンを連れてくること自体が反則だろう。

アジア大会 なでしこ優勝

なでしこの決勝戦を見たかったのだが、いつも見ているストリーミングのサイトにアップされておらず他のサイトでも見つからない。結局ライブを見られずテキスト速報を追うしかなかった。準決勝の韓国戦は見られたのだが、どうして決勝がアップされなかったのか。


ハイライトを見たが後半途中まで中国に押し込まれてよく勝てたものだと感心する。中国の選手は長身でフィジカルの強い選手が多い。しかも寄せが早く１対１に強い。とても女子サッカーとは思えないフィジカルの強さである。FWの籾木なんてほとんど仕事ができなかった。


それでもGKの好セーブと粘りの守備で完封できたのは、日本の守備の固さと中国の決定力のなさの両方だろう。中国はあれだけ攻めて得点できなければ罰を受ける。最後の日本のゴールなんて右からのクロスに菅沢がCB二人に挟まれてもヘッデイングで決めるという神がかりのゴールだ。多分１０回トライして１回決まるかどうかのパターンだろう。


どんなないいサッカーをしていてもゴールできなければ試合には勝てない。勝負とは非情なものである。


さて香川はドルトムントに残留したようだが、チーム内の序列も低くこのまま冬の移籍市場までの４か月をスタンド観戦させられるのだろうか。香川といい柴崎といいどんなにワールドカップでいいプレーを見せても自分のクラブではポジションをとれない。世の中厳しすぎる。