サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

コスタリカ戦 3-0

2018-09-11 22:33:23 | 日記
3-0でコスタリカに快勝したが、日本は頑張っていたけどコスタリカは期待はずれだった。両チームとも世代交代を含めてキャップ数が少ない選手を中心に組んだこれからのチームであった。堂安など初キャップ、久々に呼ばれた選手は目をギラギラさせて非情にワクワク感があった。


相手のレベル云々もあるが、やっぱり見ていて面白い試合を見たい。メンバーがいつも固定されていてマンネリ化するような選手起用ではなく、Jリーグで活躍している選手、ベルギーでもどこでも活躍している選手を中心に使っていけば代表を見るのが楽しくなる。


たらればであるが中島翔哉をロシアで見たかった。あの縦への推進力はベルギー相手にも通用していたはずだ。これから先の4,5年は中島のチームになっていくはずだ。ワールドカップで1点でもゴールあげていればビッグクラブへの移籍もあったかも知れない。


10月と11月の代表戦にどういう選手を起用するのか楽しみであるが、1月のアジアカップを考えれば11月の試合には香川、乾、柴崎、大迫、長友、酒井、吉田を呼ぶのだろう。その時に今日試合に出た選手の中で誰が生き残れるのかも興味のひとつである。


2011年のアジアカップで活躍した本田、香川、岡崎、長友、吉田、長谷部、川島などがそのまま2014年ブラジルWCのスタメンだったのだから、ザックが始めの段階からメンバーを長期間固定していたのかがよく分かる。



本田の初陣、カンボジアvマレーシア

2018-09-11 10:31:02 | 日記
本田GMの初陣となったカンボジアvマレーシアのハイライトを見た。本田の行動は監督とまったく同じで監督ボックスに立ち、選手に指示を出していた。名ばかりの監督さんはベンチに座っているだけ。本当に名ばかりさんである。


さていくら本田が監督になってもカンボジアのレベルが突然変異的にアップするわけではない。試合は前半早々にカンボジアが先制して1-0で折り返した。後半に3失点して1-3で逆転負け。マレーシアのほうが実力は上だろうが、カンボジアはけっこういい試合をしていた。攻撃はまあまあである。しかしDFラインが脆く、GKのレベルが低い。時間はかかるだろうが、守備をもっと改善できればいいところまでいくだろう。


さて問題はカンボジアがどこまでいけるのかということだ。本田は2年契約ということだがその2年間で何を成し遂げられるか。究極的にはワールドカップ出場だろうがその前にアジアカップへの出場だろう。いやその前に東南アジアカップでのベスト4か。


現在東南アジアで強いのはタイとベトナムである。タイは前回のワールドカップアジア予選で最終予選まで残った。せめてこのレベルまでカンボジアを引き上げられれば大成功だろう。そのためにはカンボジア国内リーグのレベルアップ、国外リーグ、できればJリーグでプレーできるような選手の育成。また外国人選手がカンボジアリーグでプレーしてリーグにいい影響を与えることなどなどなど。


これらのいわば事業を本田は目指しているのだろうが、日本は1993年のJリーグ創設から1998年フランスWC出場まで5シーズンかかった。1993年の日本と現在のカンボジアでは当然雲泥の差がある。実に気の遠くなるようなプロジェクトである。現役を引退したのならいざ知らず、パートタイムの無給の代表監督をやるとは何が本田を突き動かしているのだろうか。