GKの凡ミス

１０日のWC予選のスエーデンｖフランスで、後半ATにフランスのGKロリスがとんでもない凡ミスで決勝ゴールを献上してしまった。GKからのロングフィードをミスキックしてそれを相手のFWにあててしまい、そのままミドルを打たれて自分の頭を通りこして失点という本当にとんでもない凡ミスである。

同じようなシーンが８日のWC予選オーストラリアｖサウジでもあった。前半早々にサウジのGKのキックが相手のFWにあたり、そのままミドルを打たれて失点。サウジはあの失点がなければ少なくともドローできたかもしれない。それに前半早々にあのような失点をするとチーム全体の士気が下がることこの上ない。

GKのミスでもっともひどいものは、なんといっても南雄太のオウンゴールだろう。２００４年の広島ｖ柏戦で、味方にスローしようとしてボールを前ではなく後方に投げてしまい、そのままゴールにボールが転がるという伝説のオウンゴールをした。どうすればあのようなスローできるのか本人はもちろんのこと、誰にも分らない。まさしく伝説のゴール。

知らなかったが、南は３７才にしてまだ横浜FCで現役なんだね。そういえば１９９９年のワールドユースの決勝のスペイン戦で南がGKとして出ていたが、６秒ルールでFKを取られてそれを直接ぶちこまれて失点したことを思い出した。あれは伝説の序章だったのか。