サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

リーグ最終戦、ブンデス、セリアA

2016-05-15 10:04:20 | 日記
まだカップ戦の決勝は残っているが、ブンデス、セリエAとも最終節を消化した。ブレーメンvフランクフルト、ミランvローマをみた。

自動残留できる15位と2試合のプレーオフに回る16位では雲泥の差があるので、気合の入った試合になると予想したがフランクフルトは本当にしょぼいプレーだった。べたっと引いて守っているので守備はまあまあだが、攻撃がひどい。シュートは前半20分が最後で試合終了までゼロ。これでどうやって得点できるのだろうか。

後半終了間際でセットプレー絡みで失点し、フランクフルトは痛恨の敗戦。引き分けでもよかったのに終了間際での失点は悲惨。これでニュルンベルグとのプレーオフに回る事になったが、現在のフランクフルトの攻撃力をみればニュルンベルグのほうがまだましだろう。

次にミランの試合だが、本田はこの試合も先発。1-3で負けたのでEL出場はコッパイタリア決勝でユーベに勝つという奇跡がないかぎり不可能となる。

ミランの問題点はDFとボランチにある。3失点のうち2点はオフサイドを取れずにCBの二人がボールウオッチャーになるだけというお粗末なもの。4-3-1-2なんだからボランチがもっと危機管理しなければいけないのに、それもできずにまた前にボールを運べない。

本田はトップ下なのに守備の際に殆ど右SBのポジションにいて、そこまで下がっていては当然攻撃参加が遅れる。本田が守備に絡むならば4-4-2にもどして本田に右サイドをまかせたほうが本田も動きやすいだろう。しかしそうしないのがミランの問題点。

本田は3回シュートして2回はGKに好セーブされた。あと1回はミドルを大きくふかしてしまった。この3回のうち1回は決めたかった。今季はこれでリーグ戦1得点というしょぼい成績で終わってしまった。いくらプロ意識が強くて守備に貢献してもゴールしてなんぼのポジションなんだから、これでは放出されても仕方がない。