筆者は海外在住が長いために日本語の変化に驚いてしまう。そしてインターネットで読む記事、コラムなどで意味が分からない用語に戸惑う。「舟を編む」という映画、ドラマがあったが、その中で辞書編集に新語を追加するために、街の中らから聞きなれない若者言葉などを用例採集する作業があった。
筆者も思いつく用例採集してみよう。
「ヤバい」は40年前にはなかった。本来は否定語であり、悪い意味である。それが若者の間から肯定、誉め言葉にい変わってしまった。話し言葉でしか使用されないし、文章では使用されない。不思議な言葉だ。
「マウントを取る」はここ4,5年、少なくとも10年以内によく聞くようになった言葉だ。最初全く意味が分からなかったので調べてみると、自分の優位性を相手に見せつける行為と出ていた。語源は英語らしいが、わかりにくい言葉だ。
「レべチ」は若者言葉でレベルが違うという意味で、まあ誉め言葉なんだろう。レベルが違うをショートカットしてレべチにするのはかなり短絡的だが、こんな意味不明の言葉を使うと知的レベルを疑われるぞ。
「うける」は否定語なんだろう。昔は若者でもこんな言葉は使わなかった。人を馬鹿にしているニュアンスがあるし、これこそ知的レベルの低さを自分で宣伝している言葉だ。
最新の若者言葉で検索すると、聞いたことがない言葉がたくさんでてくるので、頭が痛くなってきたのでこれでおしまいにしよう。
あなたは下記の言葉をいくつわかるでしょう?
- 好ハオ
- てぇてぇ
- BIG LOVE
- 羽ばたいている
- 限界オタク
- プルい
- 蛙化現象
- かわちぃ
- なぁぜなぁぜ
- それガーチャー!ほんまゴメンやで