今年もやってまいりました。
宝生流家元主催の「和の会」公演。
今年は「土蜘(つちぐも)」です。
(「土蜘蛛」と書いたりするようですが、宝生流は「土蜘」です。)
こんな感じで制作させていただきました。
最近、和の会のビジュアルはやりたい放題で
化け物感多めになっております(笑)。
能の演目は平安時代からいろいろなところで何千回何万回と公演されているものですので
同じようなフライヤーを作ってもしょうがないので
毎回どこにも無いようなビジュアルを作るよう心がけています。
能は最小限の道具で表現するので、ほとんど見ている側の想像にお任せです。
実際には見えてないものを具現化した形にしたビジュアルです。
糸は出ますよ~!!!!
今回は公演に使う蜘蛛の巣の制作がワークショップであるとか聞いたような・・・。
今回の切り絵作品も公演日に能楽堂の会場にて展示いたします。
以下、詳しい内容(和の会のサイトから)
↓
【見る!】「メインビジュアル原画展示」
切り絵作家 福井利佐が感じる能「土蜘」の魅力を作品で表現。切り絵とは思えない繊細な美しさを原画でお楽しみください。
【触れる!】「能装束着付け体験」
能面や能装束の美しさに触れるとともに、身に着けることで能楽師の身体感覚を体感していただけます。記念写真もお撮りいたします。
【知る!】「謎解き!体感ナビ」
物語の背景や見どころとなる場面の解説など、能「土蜘」の鑑賞ポイントをご紹介初めて能をご覧になる方にも好評です。
【食べる!】 「和の会オリジナルどら焼き販売」
銀座の老舗和菓子店にお作りいただいている和の会名物は能楽師たちも楽しみにしている逸品。最高級十勝産小豆を使用し、お土産にも好評です。
能・狂言の演目には、いずれも華やかな見せ場のあるものをお選びしました。
能は鬼退治伝説で知られる源頼光と土蜘の戦いを描いた「土蜘」。土蜘が武者たちに「千筋の糸」と呼ばれる蜘蛛の糸を放つシーンでもおなじみの作品です。
一方の狂言は「蟹山伏」。山伏が蟹の精に耳をはさまれ、振り回される喜劇で、滑稽でありながらダイナミックな立ち回りが楽しめます。
さらに各演目に登場する異形の者たちの個性的な衣装も見どころのひとつ。能楽鑑賞の入り口として、若い方やお子様方にも気軽にお楽しみいただける番組となっております
公演のチケット販売が始まっていますので
詳しくはこちらへ
http://www.hosho-wanokai.com/news/
多くの方のお越しをお待ちしております~!