福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

エトワール・ガラ2016

2016年08月08日 | 日記



忙しい、時間がないと言いながら


良いものを見るのは大切なことと割り切って

いうならばデザートは別腹みたいな感じでしょうか。



観に行ってきました。





エトワール・ガラ2016


裸の男性ばかりで、駅のホームなどに貼られているときは
ちょっとこちらが恥ずかしい、みたいな感じですが(笑)


この方たちはバレエの最高峰

フランスのパリ・オペラ座バレエ団のほとんどがエトワールたちだったりするわけで

一度にこんなに観れるのは、かなり貴重なこと。


逃すわけにはいきません。






そして今回は夏休みということで
平日でしたが、初めて小学生になった娘も参戦。

私の母と、私と娘の親子3代で初めて鑑賞しました。

今までね〜ほとんどが未就学児は鑑賞できませんでしたからね〜。
娘も一緒に行けるなんて感慨深いです。


まあ、私あんまりバレエに詳しいわけではなく
私の母とミーハー的に有名どころしか観に行っていないので
全ッ然よくわからないのです。


今まで行ったのは

マニュエル・ルグリ
マチュー・ガニオ
ダニール・シムキン
シルヴィ・ギエム


とまあ、明らかにパリ・オペラ座バレエ団好き。
(シムキンは違うけど〜)




当たり前ですが、どれも本当に素晴らしかったです。





今回観に行くべく理由として


やはりこの方でしょうか。


パリ・オペラ座バレエ団 エトワール
「マチュー・ガニオ」さん

裸ですみません。
カタログから抜粋させていただきました。
下ははいてますよ〜(笑)。



うちの母がどこからか見つけてきてキャーキャー言っていたので
最初は興味なかったのですが

驚きのビジュアル。
(気になる方は「マチュー・ガニオ」で検索!)


奇跡だな・・・。





というのはバレエ人口って明らかに男性が少なくて
その少ない人口の中で
顔も良くてスタイルも良くて、バレエの技術も凄くてって
揃うことって本当に稀だと思うのです。


彼はそれが揃っちゃっているのです。


王子だな!王子!



以前パリ・オペラ座のバレエ学校のドキュメントをTVで見たときも
オペラ座の学校に入学できたからってオペラ座に入団できるわけでなく
毎年進級試験でふるいにかけられ、
最高学年まで残っても、入団できるのは1〜2人とかで
本当にす〜んごく狭き門。


その年に選ばれていた男性ダンサーも
品のある容姿端麗、高身長の子でした。


ダンスの実力もとんとんとなると
お次の選抜基準は容姿になりますよね〜。
さらに容姿が良くてもパリ・オペラ座にふさわしい雰囲気を持った
容姿なのかってとこになりますよね。



厳しい世界です。




女子たちの印象は
バレエ人口が圧倒的に多くライバルもごまんといるわけで
その中で勝ち抜くべくメンタルの強さを感じました。



なので、今回もガニオさんも勿論素晴らしかったのですが
(ほとんどの観客がガニオさんが登場するとオペラグラスを装着 笑)

女子たち、やっぱり凄かった〜!


結局のところ、男性ダンサーってサポート要員。
これだけエトワールな女子がいたら、その場の空気を持っていくのはやっぱり彼女たち。


凄かったな〜。


改めてパリ・オペラ座凄い!


今回は1つのストーリーのある演目ではなく
いろいろな演目の一部分を各ダンサーたちが担当していくので
コンテンポラリーあったりで
おいしいところ寄せ集め!みたいな公演だったので
娘は飽きてしまい、涼しくて寝てしまったり(笑)
ハンカチとか折りだしていましたが
最後までおとなしく見ていました。


さすがだな。



近くバレエの発表会があるし刺激になるかなと思いましたが
(バレエの雰囲気がお気に入りらしいのですがダンスに興味があるかは別な感じ・・・。)
我関せずな娘なのでした。


まあ私としては3人で行けたのが嬉しかったし
女性ダンサーたちのメンタルの強さに感動したし
良いものが観れて気分転換になりました。

最高峰ってやっぱ凄いなと。





仕事がんばりまーす。