福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

娘とおでかけ

2016年08月23日 | 日記




子供達が帰って参りました。


主人が静岡まで迎えに行ってくれ
用事があるので東京駅で私にバトンタッチ。

私が子供達をお家へ連れて帰りました。




へびのぬいぐるみを手に巻いてご登場〜。




うちにはリアルなニシキヘビのぬいぐるみがあるのだけど

「これしかなかったの〜」

とあまりリアルでない事を申し訳ない感じで言ってくる娘。
(私がリアルなぬいぐるみが好きだから)

白い肌に黄色の模様のヘビのぬいぐるみ。

なんだろうか?


息子はすでにご就寝でしたので、感動の再会はこのあと寝ぼけながらお家で果たしたのでした。




ちょっとご帰還が予定より早かったので
保育園や学童に届けてある出欠表ではまだお休みになっていたので

夏休みらしい事をしていない娘と、ひとまずお仕事を一旦お休みにして


平日にお出かけしました。





朝一で向かったのはこちら。



恵比寿ガーデンシネマ。




こちらを観るためです。

「SONG of the SEA」


吹替え版は朝の10時の回と12時の回だったので,
10時目指して行きました。




久々に来ましたが、随分変わっておしゃれな感じになっていました。





席も広くて快適!

横に荷物を置くスペースや棚なんかもあってゆったりです。



この日は実は台風の日でして、そんな朝一の映画館はほとんど人がいなくて
席は選びたい放題でした。



この、人がいなかったのが幸い・・・。





娘が人目もはばからず嗚咽で泣く事2回ほど。



みんな娘の泣き声に気が散って映画に集中できなくなるでしょう。


主人とドラえもんの映画に行った際も
娘が嗚咽・・・。
周りの子供達の注目の的だったようです(笑)。




この日は後ろの席に一人いたくらいです。



そんなに泣く内容だったかな〜(笑)。

まあ、でも素敵で感動的なお話でしたよ。
本上まなみさんの吹替えも素晴らしかったし。


ちなみに、娘は主人公がピンチになる話は大嫌い。

この場合、逃げます。


主人の話だと「ズートピア」を観に行った際は
主人公がピンチになった場面で「トイレ行く!」と席を立ち
入り口のドアから隠れながら観ていたとか・・・。


最近よくある主人公のクローンとか魔法とかでもう一人の自分とかがでてきて
悪さとかしちゃう系は拒否反応。

TVの場合は「消して!」と言われます。




最後のところももちろん号泣でしたので





ちょっと外のカフェで休憩〜。


「なんであの時、ああだったの〜?」

と、ひとしきり映画の中にでてきた話や疑問を語り
落ち着いていただきました。



外は嵐の中移動〜。



渋谷で主人と待ち合わせ
昼食後に

ハンズで私の個展用のもろもろを発注して

出来上がるまでの間に


おつぎはこちら





東急Bunkamura the museum
「ピーターラビット展」



実は娘が2〜3歳くらいの時にハマりだし
お誕生日におばあちゃんから全巻セットをいただきました。


いまだにはまっております。



そんな作者のビアトリクス・ポターさんの原画が来ているというのですから
本人も行く気満々!


前回、Bunkamuraでは「スイミー」などでおなじみのレオ・レオーニ展も見に行きましたが
人が多すぎて全然見るどころではなかったので

この台風の日は、快適な人の少なさ。


娘もじっくり見れました。

原画がほとんど発売されている本と同じ大きさの小ささでしたので
これで混んでいたら、全く見れていなかったかも。


家庭教師だった女性の息子さんが風邪をひいた時に
お見舞いでお手紙に書いてあげたお話がそのままピーターラビットのお話になっており、
そのお手紙もありました。


ポターさんの好きだった湖畔の近くの風景がいたるところで
そのまま絵本に描かれていて、感動。
風景のスケッチも素敵です。


最初に婚約された方が、婚約後1ヶ月で急性白血病で亡くなられるのですが
その方からいただいたステッキなどを生涯大事に持っていられました。

昔は裕福な家庭の女子とは世間とは隔離された世界で育てられ
幸か不幸かみたいなところはありますが
ポターさんの場合、動物達を擬人化する世界に入り込めたので楽しかったでしょうね。


そんなピーターラビットの世界に浸った後は
またまたハンズに戻り
発注のものを受け取る前にしばしお茶。



なんだか妖怪展をやっていて、カフェで鬼太郎メニューが!




てなわけで




目玉のおやじの抹茶パフェいただきました!


かわいい!




娘はココア好き。

外が台風で移動で濡れたり、館内は空調で寒かったりと体が冷えたのもあり
2杯飲んでいました。


私はジンジャーほうじ茶で温まりました。


主人は一反木綿のパンナコッタで、そちらも美味しかったです。


カフェの店員さんも黄色と黒の縞々エプロンに帽子には目玉おやじがついていました。




そんな娘と3人で充実した1日を過ごしたのですが



帰りの電車が台風の影響で止まっていて一瞬茫然。


弟君のお迎えにいけません。



なんとか地下鉄を駆使して行きましたが
渋谷駅は雨漏りでホームが通れなくなっており、
止まっている電車を通路にしてホームを渡らなければならなかったり結構な被害が出ていました。



娘は疲れ切って電車でウトウトしていましたが

展覧会もカフェも娘とはゆっくりできるようになり

本当に感心・・・(涙)。


画材を発注する際も一緒に真剣に悩んでくれたり(笑)。




弟は飲食店とか本当にうんざりするくらいに大変なので、
前日の昼食時の大騒ぎを思い出し、娘の落ち着きっぷりに感動・・・。


弟君ともゆっくり出かけられる日なんて来るのだろうか・・・。



仕事で籠りっきりだった私も久々のリフレッシュ
夏休みの良き思い出になりました。