福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

「ドイツで展示」

2012年10月19日 | お知らせ(個展・ワークショップ他)

ドイツのミュンヘンに無事に入国しました。

そして、ここで一旦、増賀マネと別行動。

増賀マネ夫妻は、空港に近いこちらのスタジアムで行われる
サッカーの試合観戦に行きました!

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真っ赤にライトアップ!
かっこいい!

ブンデスリーガのチーム、バイエルン・ミュンヘンの
ホームグランド「アリアンツ・アレーナ」です。

バイエルン・ミュンヘンの試合日はスタジアムが、
シンボルカラーの赤でライトアップされるそうです。
もうひとつのホームチームTSV1860の時は青いライトアップだそうです。

とりあえず、私達はオーナーご夫妻とドイツ料理をいただきました。
プレッツェルがおいしい!

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基本、肉!ですね。

娘は時差ボケでここから深い眠りに・・・。




翌日はさっそく設営開始です!!

私が個展をするギャラリーは
ミュンヘンの「MICHEKO GALERIE(ミケーコ ギャラリー)」 という所で
Theresienstrという通りに面している場所です。

このTheresienstrという通りは、
ノイエ(新しい)・ピナコテークや、アルテ(古い)・ピナコテーク
モダン(現代)・ピナコテークなどの
日本で言う国立美術館に面している通りで
ギャラリー通りでもあるのです。

こちらで11月24日まで展示させてもらいます。


無事に届いた作品たちの梱包を解いて、
展示の配置を決めていきます。

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ギャラリーがガラス張りで外からよく見えるので、
外からの目線も考えつつ。

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作品の配置を決めるまでは、主人と娘は近くの公園に行ってもらい、
配置が決まったら、設営は慣れている主人を呼び戻し、
今度は私が娘を見つつ、現場監督。

ギャラリーのオーナー田中さんと主人。

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ここでも、機内グッズが活躍。
公園でとってきた葉っぱなどもペタペタ貼る娘です。

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そして、ここでもまさかのF氏!
設営までもやってくださっています。(おそらく初めて)

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嫁増賀によるご指導ご鞭撻のもと、しっかりお仕事して下さいました。

どんどん、こちらの世界のスキルがあがってしまっていますけど
大丈夫でしょうか・・・(笑)。

あんまり上達すると、容赦なく設営メンバーにかり出されてしまいますよ!


最後の仕上げは、オーナーのミケーレさんが
機械を持ってきて、もろもろ設置してくれました。

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このとき、娘もお仕事を与えられました。

ミケーレさんにネジを渡し、
「ダンケシェーン(ありがとう)」と言われたら、
「ビッテシェーン(どういたしまして)」という一連のお仕事です。

人見知りな娘も、このお仕事が気に入り、
すぐに馴染んでいました。


私たちは遅めのお昼を。

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娘はなんせ、時差ボケで夕方から寝出してしまいます。
朝食と昼食はちゃんと食べてもらわないと。


無事に設営が終わり、みんなで地下鉄移動。

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オーナーのミケーレさん、田中恵子さんご夫妻のお家に行きました。

初のドイツの地下鉄乗車です。 

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あまりにもラフで、チケットも切っても切らなくてもいいような雰囲気。

この、チケットを入れると
「ガッシャン」
とスタンプする機械があるのみで
人もいないし、抑制用のバーとかもありません。


ミケーレさん宅はとても素敵なお家で、
またご飯もとてもおいしかったです。

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ここでは、完璧に深い眠りに入り、
一切目覚めず、ご飯も一口も食べれなかった娘。

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なんとか帰り際に座らせてみましたが、夢うつつでした(涙)。

おいしいご飯だったのに~。
ミケーレさんが、娘さんの小さい時に使っていた椅子を
地下から出してきてくれたのに~。

残念。

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私たちが訪れていた期間は、ミュンヘンの
オクトーバーフェストというビールのお祭りの期間でしたので、
特別なビールもでていました。

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私は、お酒が飲めませんが、主人達は美味しそうに飲んでいました。
ドイツは、本当にビールが美味しく、安いようです。

美味しく、楽しい夜を過ごさせていただきました。
ありがとうございます~。



さてさて、
翌日は、いよいよオープニング。

身だしなみをチェック!

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私が着物を着るのは大変なので、
娘に背守り浴衣を着せてみました。

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作品集の表紙になった作品と。

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新作の一つと。
こちらはドイツの童話、グリム童話からイメージした作品です。

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オープニングでは、田中さんから教わり、
ドイツ語で挨拶をしてみました。

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カタカナで書いた、アンチョコ丸読みです(笑)。

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左に微笑むミケーレさんと、右にも微笑む田中さん。
温かいお二人なのです~。

会場では、「切り絵」が珍しいようで、
みんなじっくり見て行って下さりビックリしている様子でした。

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質問に答えたり。

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「たらちね」も上映。


今回はこちらのポートレイトがメインです。

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オープニングは盛況のうちに終了しました。



翌々日には、主人の大学の同級生がいらしてくださいました。

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イタリアで宣教師をされている内村さんです。
左から3人目の男性。

ミラノにお住まいで、たまたまご夫婦でミュンヘンに来ていたのです。
しかも、アルテ・ピナコテークでのお仕事という、
日にち、場所的に偶然が重なり、主人も嬉しい再会となりました。
内村さんの左隣の女性が音楽家の奥様。

本当に私も嬉しいです。
友人のミュンヘン在住の日本人の牧師さんもいらっしゃっていました。
ありがとうございました~。


ミケーレさんたちの愛犬、秋田犬のエマーナ。

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かわいかったです。
そして、お利口です。
ギャラリーでもレストランでも、大人しくしています。

ドイツでは空港から、犬が散歩していたり、
レストランやショップでも自然に犬が横にいます。
そしてみんなお利口です。
散歩もノーリードだったり、よくしつけられています。

エラいな~。
グラムとは大違いだ。


土曜日などは、ギャラリーには気軽にご家族がお見えです。

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ちゃんとみんなで語らってみてくれていました。
楽しそうです。

そして、このお父さんもそうなように
ドイツ人は基本的に背が高いです!

本当に男の人も女の人も背の高い人が多く、
電車のつり革の位置が高くて、
えっなんて不親切な!って思うくらいな高さでした。


無事に展示が開幕でき、みなさんの反応も上々で、嬉しかったです。

あとはこちらのお二人にお任せしました。

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左が田中恵子さん、右がミケーレさん。


この後は
10月20日から「die lange Nacht der Museen」というイベントに参加したり、
11月1日から4日まではケルンのアートフェアに私の作品が参加予定です。


ミュンヘンにお寄りの際はぜひ!
MICHEKO GALERIE


よろしくおねがいしまーす。