1月15日

 J.R.R.トールキン/瀬田貞二・田中明子訳『指輪物語5・6 王の帰還』を読んだ。
 
 やっと読めました。嬉しい。そして素晴らしく面白かった。
 うん10年前に挫折したこの作品を読みたくなったきっかけは、北欧神話のラグナロクの思想を受け継いでいると知ったことだった。そういう点でも「なるほど…」と思うことしきりで、いずれまた関連本なども読んでみたい。

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1月14日

 お昼ごぱん。Tsuginohi(ツギノヒ)さんのパン2種。チョリソーとカレーのパンがとても辛くてよかった。 青空ごはん部
 
  
 

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1月13日

 お昼ごめん。笠岡ラーメンのお店「らーめん つかもと」にて中華そば。親鶏のチャーシューがポイント。 ミスドで買ったデザートも食びた(重そうなのでとりあえず半分) 青空ごはん部 ラーメン部
 
  
 
  
 

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1月10日

 シオドラ・ゴス/鈴木潤訳『メアリ・ジキルと囚われのシャーロック・ホームズ』
 
 〈アテナ・クラブの驚くべき冒険〉はこれで完結かぁ…。でも頗る面白かったので満足!
 シリーズ一作目でマッド・サイエンティスト(ハイドやラパチーニやモロー博士やら)の娘たちが出てきたときは、なにこの豪華メンバー…と思ったけれど、元の彼女たちはいなかったことになっていたり脇に置かれて言葉を封じられた存在だった。
 そんなモンスター娘たちが痛快な冒険を繰り広げ敵と闘い、そして自分たちの居場所と家族を得る話だったなぁ…と振り返って胸熱だ。

 皆が口を挿んでくる語りも楽しかった。(ヴィクトリア朝期の登場人物も更に豪華w)

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1月9日

 ルーシー・ウッド/木下淳子訳『潜水鐘に乗って』を読んだ。
 
 コーンウォールの自然や昔話を背景にした短篇集。訳者あとがきに、井村君江さんの書籍を参考にしたとあり、なるほど…と。好きだったのは、表題作や「窓辺の灯り」、「精霊たちの家」「ミセス・ティボリ」。

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1月7日

 お昼ごめん。今年初のラーメンは、味噌でした。ぽかぽか。麺屋一藤 にて。 青空ごはん部 ラーメン部
  

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1月3日

 昼ビール部です。餃子〜🥟 青空ごはん部
 

 

 

 お昼ごはん。天津飯のハーフ。天津飯って実はあまり食べたことがなくて、お店でいただくのは多分人生で2度目でした。 青空ごはん部
 

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1月2日

 川野芽生『かわいいピンクの竜になる』を読んだ。
 
 潔く凛としたピンク。
 私もピンクには思うところがこもごもあり、過去のあれこれを苦々しく思い出す(でも、ピンクに罪はない!)。そしてまた、自分に身体があるという現実を無理やり突きつけられる気持ち悪さ、憤りにも覚えがあって、そのことについて言語化されている件では頷きまくった。

 『指輪物語』を読んでいる最中なので「エルフは眠らない」の章はとても楽しかった。elvish(エルフっぽい)という賛辞がやり取りされる〈Tolkien 2019〉での川野さんの装いは、描写を読んでいるだけでも本当に素敵で、夢のような日々の心地が伝わってきてうっとりした。
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1月1日

 あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。
 地元おみやは、定番のゆかりと小倉トーストサブレでした。
 

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12月に読んだ本

12月の読書メーター
読んだ本の数:13
読んだページ数:4332

最新版 指輪物語4 二つの塔 下 (評論社文庫)最新版 指輪物語4 二つの塔 下 (評論社文庫)
読了日:12月29日 著者:J・R・R・トールキン
最新版 指輪物語3 二つの塔 上 (評論社文庫)最新版 指輪物語3 二つの塔 上 (評論社文庫)
読了日:12月27日 著者:J・R・R・トールキン
クリスマスの殺人 クリスティー傑作選クリスマスの殺人 クリスティー傑作選の感想
どの短篇も既読だったけれど、函入りの装幀が気に入って二年前にお迎えした冬がテーマの傑作選。クリスマスのうちに読まないとまた一年先になってしまう…と思って。クリスティーが久しぶりで堪能した。
読了日:12月25日 著者:アガサ クリスティー
大仏ホテルの幽霊 (エクス・リブリス)大仏ホテルの幽霊 (エクス・リブリス)の感想
とてもよかった。1950年代後半の韓国の港町仁川、実在の大仏ホテルを舞台に描かれたゴシックスリラー(でもある)。ホテルにはシャーリイ・ジャクスンがチェックインするし、エミリー・ブロンテも微妙な具合には絡んでくる。先に『丘の屋敷』を読み返したので、語り手の一人であるヨンヒョンはエレーナであるし、他の登場人物たちの中にもエレーナがいると思えて辛くなった。ヨンヒョンが何度も使う言葉「魅了される」も胸に引っかかって痛い。“シャーリイ・ジャクスン……たぶんこの人は、恨(ハン)という言葉を理解できるんだろう。”
読了日:12月21日 著者:カン・ファギル
丘の屋敷 (創元推理文庫 F シ 5-1)丘の屋敷 (創元推理文庫 F シ 5-1)の感想
再読。ずっと居場所がなかったエレーナは、報われ満たされることもないそれまでの人生と、冴えない自分への鬱屈から抜け出すことを望んでいた。丘の屋敷の怪異に魅入られていく彼女の姿は、まさにそこに “つけ込まれた” 者のそれなのだろう。人としてごく普通の弱さにつけ込む、丘の屋敷の “邪悪” の前には、誰もが無力だった…という救いのなさに戦慄する。そしてシャーリイ・ジャクスンの容赦のなさに感嘆した。“わたしはここにいる。わたしはここにいる──彼女は喜びにぐっと目をつぶり、それから取りすました声で博士に言った。”
読了日:12月19日 著者:シャーリイ ジャクスン
ヘンリー八世 (ちくま文庫)ヘンリー八世 (ちくま文庫)の感想
再読。
読了日:12月15日 著者:W. シェイクスピア
フジモリ式建築入門 (ちくまプリマー新書 166)フジモリ式建築入門 (ちくまプリマー新書 166)の感想
建築とは何か──。神の住まいとしてはヨーロッパ建築史をたどることで、人の住まいとしては日本の住宅の変遷に着目することで語られる。例えば、“民家” は神殿や教会とは違い、その時代の普通の人々の無意識の世界と如何に深くつながっているか…という話は、私には意外な観点でとても面白かった。 “人は、自分の時間的アイデンティティを、目に映るものが変らないことで確認している。” “建築は記憶と美の器。民家は生活と無意識の器。”
読了日:12月13日 著者:藤森 照信
名画と建造物名画と建造物
読了日:12月12日 著者:中野 京子
湖畔地図製作社湖畔地図製作社の感想
大好きな長野ワールドとスコープオブジェのコラボレーション、なんて美しく濃ゆい…(と、ため息しか出ない)。頁から頁へと異世界をたどって行きつ戻りつ、幾度も眺めて見惚れていられる。そして凝った装幀といい手元に潜ませておきたい宝物みたいなサイズ感といい、まず本そのものがオブジェとして素敵で流石だ。
読了日:12月12日 著者:長野まゆみ
シェイクスピア全集24 ヘンリー四世 全二部シェイクスピア全集24 ヘンリー四世 全二部の感想
再読。初読時は刊行順だったので、今回は『リチャード二世』からの時系列で読めて、流れがわかりやすくなりよかった。ハル王子とフォルスタッフの行状と掛け合いは見どころだが、とりわけフォルスタッフの出番の長いことよ。やり過ぎで露悪気味なこの人物が、シェイクスピアの登場人物の中でも人気があるというのは、何だかイギリスらしい…。“名誉ってなんだ? 言葉だ。名誉って言葉に何がある? 名誉ってやつぁ何だ? 空気だ。結構な結論だ。名誉の持ち主は誰だ? この水曜日に死んだやつ。そいつは名誉にさわれるか?”
読了日:12月11日 著者:シェイクスピア
シェイクスピア全集26 リチャード二世 (ちくま文庫)シェイクスピア全集26 リチャード二世 (ちくま文庫)の感想
再々読。“さあみんな、この大地に坐り、/王たちの死にまつわる悲しい物語をしよう──/ある王は退位させられ、ある王は戦争で虐殺され、/ある王は自分が退位させた王の亡霊に取り憑かれた、/妻に毒殺された王、寝ているうちに殺された王──/みな殺害されたのだ。” “下の庭へ? 下へ降りる? 裁きの庭へ、王は落ちる!”
読了日:12月08日 著者:W. シェイクスピア
最新版 指輪物語2 旅の仲間 下 (評論社文庫)最新版 指輪物語2 旅の仲間 下 (評論社文庫)の感想
うん10年前に一度挫折したのだが、言及されることの多い作品なので読めていないことが気にはなっていた。「北欧神話からの思想を受け継いでいる」という話を聴いたのも、あらためて興味を持つきっかけになった。という訳で最新版で読み始めたら、今回は面白い…です(そんな予感はあったw) あまり間を開けずに続きへいきたい。
読了日:12月07日 著者:J・R・R・トールキン
夢の扉: マルセル・シュオッブ名作名訳集夢の扉: マルセル・シュオッブ名作名訳集の感想
どの作品も翻訳違いで再読。なのだが、流石は “十二人の翻訳者の手になる名作名訳” はとても贅沢な内容でうっとりする読み心地だった。とりわけ戦前の文章の味わい深さは格別でもあり、そもシュオッブの名文家ぶりが往時の仏文学者や詩人たちを如何に魅了し、その翻訳に腕を振るわせたかが窺われる。素晴らしい作品集だった。
読了日:12月04日 著者:マルセル・シュオッブ

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