1月10日

 シオドラ・ゴス/鈴木潤訳『メアリ・ジキルと囚われのシャーロック・ホームズ』
 
 〈アテナ・クラブの驚くべき冒険〉はこれで完結かぁ…。でも頗る面白かったので満足!
 シリーズ一作目でマッド・サイエンティスト(ハイドやラパチーニやモロー博士やら)の娘たちが出てきたときは、なにこの豪華メンバー…と思ったけれど、元の彼女たちはいなかったことになっていたり脇に置かれて言葉を封じられた存在だった。
 そんなモンスター娘たちが痛快な冒険を繰り広げ敵と闘い、そして自分たちの居場所と家族を得る話だったなぁ…と振り返って胸熱だ。

 皆が口を挿んでくる語りも楽しかった。(ヴィクトリア朝期の登場人物も更に豪華w)

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