4月15日(月)のつぶやき

@rinakko 16:11
【樽 (創元推理文庫 106-1)/F.W.クロフツ】を読んだ本に追加
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4月13日(土)のつぶやき

@rinakko 06:07
おはよございまず。白湯を飲みながら落ち着いてきたところ。

@rinakko 17:43
つくる、お連れした。読みたくて気が急いたわけでもないけれど(天邪鬼)、手に取るとだんだんわくわくしてきたので、やはり好きなのだなぁ…と。お連れしたからには、早めに読んじゃう。

@rinakko 17:50
堂島のジュンク堂は、二階に上がったところの壁の棚一面がつくるだった。広いスペースではないし、まあ地味だったかなぁ。でも、探す手間がかからなかったよ!
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4月12日(金)のつぶやき

@rinakko 17:27
こっちに越してきてもうすぐ丸一年。長い冬を越し、日当たりの悪い部屋の寒さを身をもって知る春である…。いつまで暖房が要るんじゃ!


@rinakko 17:38
【吸血鬼カーミラ (創元推理文庫 506-1)/レ・ファニュ】を読んだ本に追加

 うとり。名訳を堪能した。とりわけ表題作の妖しい雰囲気は、格別だった。ほう…。
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G・ド・ネルヴァル、『東方の旅』

 大切に積んでいた…。『東方の旅』の感想を少しばかり。

 “ヨーロッパにいるとアフリカを夢見るように、アフリカではインドを夢見る。理想はつねに、現在の地平のかなたに光り輝くのだ。” 252頁(上巻) 
 
 素晴らしい読み応えだった。19世紀の神秘主義と幻想の詩人ネルヴァルが、〈文明の母オリエント〉をゆるゆるとめざす。カイロ、ベイルート、コンスタンチンノープル…(嗚呼)。旅人を静かに促していく東方への憧れは、いったい如何なる泉から涌き続けているのだろう…と、一つの謎を抱きつつ読み耽った。日記とも書簡とも呼びあぐねる、稀代の紀行文学。美しい幻想と下世話の入り混じる、雅俗混淆の作風も楽しかった。
 どこまでも流離っていきそうな詩人の旅に、地中海からアジアの岸へと寄せる波に、すっかり身を委ねていたけれど、終わってしまえば全てが夢の話のようでもあり…。

 「ある友への序章」では、ウィーンに向けて出発しそこからドナウ河を下る旅の始まり(オリエントの先駆け)が、手紙の体裁で記されている。どこまで真面目なのかわからない…というかちょっと顰蹙な行きずりの恋の話があったりして(ウィーンの恋)、まさかこの先もこの調子なのだろうかと危ぶんだ。生憎なことに本章から姿を見せる現地の女性たちは遍く、ヴェールと布きれで顔も身も包み込んでいる。曰く、“むしろ想像力をかきたててくれる”ということらしい。ほう。
 やがて詩人は、始めの地カイロに身を落ち着け長く滞在する為に、家を借りることにする。それが思わぬ事態を招き、勝手もわからぬ当地で花嫁探しをする羽目に陥ってしまう…。ここでは“花嫁探し”の主題は、本人の意図するところではなく、止むに止まれぬ事情に流されて始まったという印象しか受けない。でもそれが意外と後を曳く展開となり、面白い読みどころになっていく。詩人にとっての理想の女は、結局見付かるのか。望みは叶うのか…。

 エジプトから逃れてきたドルーズ族の神の話、「カリフ・ハーキムの物語」はとても面白く興味深い内容だった。あと、イギリス嫌いの言葉が散見するのがちょっと可笑しかった。
 再読となった「朝の女王と精霊の王ソリマンの物語」は、単独で読んでも好きな作品だったが、旅の間のどの時点に挿入されてくるのかを知らなかったので、ここでしたか…と唸った。まだ旅は終わっていないのに、ひたひたと寄せてくる余韻の気配に胸が甘苦しくなるような、そんなところに入っているのだもの。
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4月9日(火)のつぶやき

@rinakko 08:33
【蛇の卵 (Seishinsha SF Series)/R.A. ラファティ】を読んだ本に追加

@rinakko 08:37
食後のこーしーでまたり。春のニラはやわらかくて美味しいので、朝からたんもり生春巻きに入れてしまった…。おはよございまず。

@rinakko 08:43
ラファティの作品は、長篇と短篇集を1冊ずつ読んだだけだったけれど、その2冊(とりわけ『宇宙舟歌』が大好き…)がとてもよかったので、張り切って『蛇の卵』を読んだので、あった…。
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4月7日(日)のつぶやき(売布のタイレストラン、「チャッタイ」)

@rinakko 08:01
おはよございまず。『蛇の卵』を読みだしたでごザル。むふ。

@rinakko 08:08
急に三日ほど前から、『水の家族』の記事を見ている人が多い。何故だろう…と首を傾げていたが、やっとわかった。


 (後日追記)この日のお昼ご飯は、移転してきたばかりの「チャッタイ ガーデンハウス」にて。 
@rinakko 11:55
気になっていたタイレストランが、近所に移転してきた! てなわけでさっそく。空心菜炒めから。

 パッタイ♪

 ご馳走さまでした。ご近所だからまた行く~♪


@rinakko 12:44
@march_hare_bro はい、あの緑鮮やかに炒められた筒は外せませぬ~。
@rinakko 12:48
今日のお店のパッタイは美味しかったけれど、とても辛いのを期待してビールを追加したのに普通に辛いくらいだった(ので、唐辛子の酢をかけた)。次回からは、しっかり自分の好みを伝えようと思う。「激辛大好き~?」とか、「好物は唐辛子なので…」とか。
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4月6日(土)のつぶやき

@rinakko 06:24
【艶笑滑稽譚 第一輯――贖い能う罪 他 (岩波文庫 第1回)/バルザック】を読んだ本に追加

 えげつなくて何度も吹き出した。唖然としたのは、「ルイ十一世陛下のご遊学……」。
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4月5日(金)のつぶやき(読んだ本、『光の世紀』)

@rinakko 18:39
【光の世紀 (叢書 アンデスの風)/アレホ カルペンティエル】を読んだ本に追加

 “けれど覚えておけ、優しい人間にはどうすることもできぬ時代というものがあるのだ」。” 198頁

 “フランス革命の歴史から無視されてきた”という、歴史的人物ビクトル・ユーグ。パン屋の息子から商人となった彼は、革命の熱狂の中へと身を投じた。そして、カリブ海域に大革命の理想を広めるべく、ロベスピエールからの指令を受ける…。(しかし、啓蒙だか何だか、押し付けられる方は堪ったものじゃあない) 
 革命はいずれ頓挫を来たし、高邁な思想は悉く潰え、一度解放された現地の黒人奴隷たちは、再び足枷を嵌められただけ。自身を取り巻く欺瞞に飽き飽きしたエステバンが、信じられるものを一つ残らず失っていく過程には胸が痛んだ。
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4月4日(木)のつぶやき(読んだ本、『ムッシュー あるいは闇の君主』)

@rinakko 08:16
おはよございまずー。よい天気。うおお。


@rinakko 09:03
【アヴィニョン五重奏I ムッシュー ---あるいは闇の君主 (アヴィニョン五重奏【全5巻】)/ロレンス ダレル】を読んだ本に追加

 第一巻を読み終えただけの今、残された謎は胸奥に凝っているけれど、一つ目の物語は既に美しい光芒を放つ残像のようでもあり…(もう少し浸っていたいが)。プロヴァンス地方の都市アヴィニョン。かつて幾度も不在にする度に、町に取り戻してもらおうと願った“僕たち”。彼らの物語がこれからどう変容し、どう変奏されていくのか。
 三位一体の如く結ぼれた三角関係の話がすこぶる好きなので(その強固な閉じ具合といい、脆さといい)、そこのところから魅了されひき込まれた。少しく息苦しさを覚えるほどの、内向した作風にどっぷりと…(もっともっと嵌りたい)。
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4月3日(水)のつぶやき

@rinakko 08:41
強固な三角関係の話はすこぶる好き。異性愛と同性愛とプラトニックが入り混じって、充足して閉じている三人の世界…。でも物語の場合、いつかは破綻する。その頽れていく姿がまた。
@rinakko 08:42
読みかけの小説が、ちょっとそんな感じなのです。おはよございまず。
@rinakko 08:43
所謂恋愛小説は読まないけれど。
@rinakko 08:53
@catscradle80 おはようございます~。河出文庫『ボヴァリー夫人』の山田ジャク訳は、砕け過ぎてない新訳でとてもよかったですよ^^
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