5月8日

 @rinakko
 【リヴァトン館/ケイト モートン】を読んだ本に追加
 
 再読。「わたしは世界を見てみたいの。旅をしたい」と、言ったのはハンナだった。儘ならぬ日々と不自由な立場に倦みそうになりながら、それでも抗う術を探していた。そんなハンナの果たせなかった夢を、何時しかグレイスが引き継いで彼女のやり方で叶えていたのだな…と、思い馳せる余韻が私は好き。
 で、なぜそれが考古学者という道になったのかと考えてみると、もしかしたらクリスティー作品を愛読していたことが緩やかに繋がっているのかな、とふと思ったり。

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