バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

補酵素Q10の製造方法

2007年06月30日 | 創薬 生化学 薬理学
国際出願番号 : PCT/JP2002/013766 国際出願日 : 2002年12月27日
国際公開番号 : WO2003/056024 国際公開日 : 2003年7月10日
出願人 : 株式会社カネカ 発明者 : 矢島 麗嘉 外4名

発明の名称 : 補酵素Q10の製造方法

本発明は、還元型補酵素Q10を全補酵素Q10のうち70モル%以上の比率で含有する微生物細胞を得、必要に応じて前記細胞を破砕し、生産された還元型補酵素Q10を回収する還元型補酵素Q10の製造方法である。また、前記微生物細胞又は該細胞破砕液を酸化した後、生成した酸化型補酵素Q10を回収するか、或いは、前記微生物細胞又は該細胞破砕液から還元型補酵素Q10を回収した後に酸化処理に付す、酸化型補酵素Q10の製造方法である。本発明の方法により、還元型補酵素Q10、及び、酸化型補酵素Q10を工業的規模で簡便に製造できる。

遺伝子解析に基づく化学物質の簡易生態毒性予防法の研究開発

2007年06月30日 | 創薬 生化学 薬理学
平成18年度成果報告書 知的基盤創成・利用促進研究開発事業
開始年度 2006 (年) 終了年度 2006 (年)
作成者 財団法人化学物質評価研究機構
プロジェクト名称 P98049 知的基盤創成研究開発
ページ数 36
要約 本研究開発では化学物質に暴露されたメダカの遺伝子の発現変動をマイクロアレイを用いて解析し、その発現変動に基づく毒性メカニズムの判別法を開発するため、「生態毒性メカニズム判別用マイクロアレイの高精度化」及び「本判別法の実証作業」の二つの研究を行い、実用化に向けた基盤技術を確立することを目的としている。各テーマに関して今年度得られた成果の概要を以下に列挙する。1.生態毒性メカニズム判別用マイクロアレイの高精度化クラス1~3化合物を用いたメダカの暴露試験を行い、各クラスの暴露群のプール肝臓試料と対照群のプール肝臓試料よりtotalRNAを抽出した。抽出したtotalRNAを用いたマイクロビースアレイ解析により暴露群と対照群との間で発現量に差のある遺伝子を収集した。NEDO 報告書バーコード 100009819

人体に影響を及ぼすおそれのある化学物質の簡易測定法の研究開発

2007年06月30日 | 創薬 生化学 薬理学
平成18年度成果報告書 知的基盤創成・利用促進研究開発事業
開始年度 2006 (年) 終了年度 2006 (年)
作成者 大塚製薬株式会社
プロジェクト名称 P98049 知的基盤創成研究開発

要約 レチノイドXレセプター及び甲状腺ホルモンセレプターに作用する化学物質の評価手法の開発を行い、本年度は約200種類の農薬についてその作用を評価した結果、顕著にアゴニスト作用、アンタゴニスト作用を示した物質はなかった。オピオイド成分または大麻成分の類縁体などをスクリーニングするアッセイ法の開発を行った。具体的にはGPCRであるオピオイドレセプター(OPRS)、カンナビノイドセレプター(CB1R)を介した影響を評価する手法の開発に加えて、他の中枢神経系のセレプターであるセロトニンレセプター(5HTR2a)、ドパミンレセプター(D2RS)について簡易的に迅速に評価する手法を開発した。特に5HTR2a、D2RS及びOPRSについては安定発現細胞株の作成に成功した。また、主な化学物質についてこれらのセレプターに対する反応性を評価した。他に、イオンチャネルであるNMDAレセプターやGABAAレセプターを介する影響を評価する系の開発も進めた。NMDAについてはその評価系を確立したが、GABAAについては検討中である。さらに、トランスポーターであるVMATやDATに影響を及ぼす化学物質の評価法についても開発を進めている。 NEDO 報告書バーコード 100009818

バイオプロセスによる2-プロパノール生産技術の開発に関する先導研究

2007年06月30日 | 菌類 細菌
平成18年度成果報告書 
バイオプロセスによるプロパノール生産に関する先導研究
作成者 国立大学法人九州大学

要約 本調査では、発酵能に優れたアセトン・ブタノール菌ClostridiumsaccharoperbutylacetonicumN1-4株と、本菌プラスミド形質転換系を用いて、2-プロパノール生成能を有しないN1-4株への2-プロパノール生成能の付与、及び生成能増大の可否を調査した。即ち、N1-4株カーボンフラックスの改変、エレクトロンフラックスの改変、及び上記2改変を組み合わせによる、2-プロパノール生成菌株への育種技術の開発を試みた。まず、N1-4株への2-プロパノール生成遺伝子の導入のため、N1-4株プラスミドベクターpNAK1に、C.beijerinckiiNRRLB593由来2-propanoldehydrogenase断片をクローニングし、プロモーター領域の異なる3種のプラスミドを構築した。 NEDO 報告書バーコード 100009796

臨床検査用標準物質の研究開発

2007年06月30日 | 医療 医薬 健康
平成18年度成果報告書 知的基盤創成・利用促進研究開発事業/開始年度 2006 (年) 終了年度 2006 (年)
作成者 独立行政法人産業技術総合研究所

医療計量及び医療検査機械システムにおける測定結果を科学的に信頼のあるものにし、かつ、検査機関間での検査データの互換性を持たせるため、基本的な臨床検査項目について、末端の検査機関で用いられる標準物質から高位標準物質までのトレーサビリティ体系を構築することを目的とする。この結果として、臨床検査データに科学的(計測学的)な信頼性を付与し、また、検査機関が異なっても検査データの互換性を確保することができるようになり、臨床検査データの互換性が空間的にも(何処でも)、時間的にも(いつでも)確保できるようになることが期待される。NEDO 報告書バーコード 100009785

糖鎖の極微量構造解析技術開発研究 2

2007年06月30日 | 医療 医薬 健康
平成18年度成果報告書 基盤技術研究促進事業(民間基盤技術研究支援制度)
作成者 株式会社三菱化学生命科学研究所

要約 細胞外タンパク質の多くは糖鎖により翻訳後修飾されており、機能と構造を詳細に解析するためには糖鎖構造の解析技術が必要である。さらに、糖鎖は増幅不可能な分子種であるので、極微量構造解析技術の創出が非常に重要な課題である。本試験研究「糖鎖の極微量構造解析技術開発研究」は、世界の次世代生命科学研究の基盤として貢献するべく質量分析法(MS/MS)により糖鎖の立体配置も含め配列解析を可能とするシステムの開発を目的とする。 NEDO 報告書バーコード 100009784

糖鎖の極微量構造解析技術開発研究

2007年06月30日 | 医療 医薬 健康
NEDO 平成14年度~18年度成果報告書 
基盤技術研究促進事業(民間基盤技術研究支援制度)「」
作成者 株式会社三菱化学生命科学研究所

細胞外タンパク質の多くは糖鎖により翻訳後修飾されており、機能と構造を詳細に解析するためには糖鎖構造の解析技術が必要である。さらに、糖鎖は増幅不可能な分子種であるので、極微量構造解析技術の創出が非常に重要な課題である。本試験研究「糖鎖の極微量構造解析技術開発研究」は、世界の次世代生命科学研究の基盤として貢献するべく質量分析法(MS/MS)により糖鎖の立体配置も含め配列解析を可能とするシステムの開発を目的とする。NEDO 報告書バーコード 100009783

 健康・安心プログラム 我が国における創薬の現状に関する調査

2007年06月30日 | 医療 医薬 健康
NEDO 平成18年度成果報告書 作成者 株式会社ダイヤリサーチマーテック
創薬の研究開発においては、創薬に要する研究開発費は高騰化しているにもかかわらず画期的な新薬の創出が世界的に困難となってきている。そのため、研究開発の一層の効率化を図ることが求められている。欧米等においては、ベンチャーや大手企業間で活発なM&Aが展開されている。さらに、それらの欧米等の製薬関連企業は、今後成長が期待されるアジア地域において、企業による研究開発拠点の整備等を行い、市場のグローバル化に伴い、国際的な研究開発体制を構築しつつある。
NEDO 報告書バーコード 100009014


抗うつ剤:自殺増加 シェア25%「パキシル」副作用の疑い--厚労省「適正使用を」

2007年06月29日 | 医療 医薬 健康
 抗うつ剤「パキシル」(一般名・塩酸パロキセチン水和物)の副作用が疑われる自殺者が05、06年度と2年連続で2ケタに増えたことが厚生労働省などの調べで分かった。パキシルはうつ病やパニック障害などに有効だが、若い人を中心に自殺行動を高めるケースがあり、添付文書にはすでに警告や注意が明記されている。厚労省は医療関係者に「患者の状態の変化をよく観察し、薬の減量など適切な処置を」と呼びかけている。毎日新聞 2007-06-28

◇パロキセチン(塩酸パロキセチン水和物、Paroxetine)は、イギリスのグラクソ・スミスクライン社(旧 スミスクライン・ビーチャム)で開発された選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)である。 同社より「パキシル」という商品名で発売されている。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』