バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

新規植物生長調節物質AJI-302及びその製造法

2007年06月06日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平3-335074 出願日 : 1991年12月18日
公開番号 : 特許公開平5-170793 公開日 : 1993年7月9日
出願人 : 味の素株式会社 発明者 : 鈴木 昭憲 外2名

発明の名称 : 新規植物生長調節物質AJI-302及びその製造法

【構成】 下記化1で表される新規植物生長調節物質AJI-302及びストレプトミセス属に属する微生物の培養によるAJI-302の製造法。
【化1】


【効果】 AJ-302は、低濃度で植物に対する生長抑制、節間短縮などの強い活性を持ち、一方抗菌性ならびに細胞毒性はほとんど有しないため、植物生長調節剤として優れている。しかも発酵により大量生産することが可能である。

カルニチンデヒドロゲナーゼを生産する実質的に純粋な微生物

2007年06月06日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平3-193471 出願日 : 1991年7月8日
公開番号 : 特許公開平5-161492 公開日 : 1993年6月29日
出願人 : 旭化成工業株式会社 発明者 : 芳陵 一生 外3名

発明の名称 : カルニチンデヒドロゲナーゼを生産する実質的に純粋な微生物

【構成】 カルニチンデヒドロゲナーゼを発現するDNAを有する組換えプラスミドによって形質転換されたエシェリヒア・コリに属する微生物であることを特徴とするカルニチンデヒドロゲナーゼを生産する実質的に純粋な微生物、および該微生物を培地に培養することを特徴とするカルニチンデヒドロゲナーゼの製造法。
【効果】 本発明の形質転換されたエシェリヒア・コリに属する微生物を用いてカルニチンデヒドロゲナーゼを製造するに当たって、従来のように培養時にカルニチンを添加する必要がなくなり、安価且つ精製法が簡便になり、大量培養をする場合にも安全性の確認された微生物であることから菌体処理等において安全性が確保されるものである。カルニチンデヒドロゲナーゼは、カルニチンの臨床測定法等に用いられる有用なものである。


ナス科植物のZmPK1ホモログタンパク質リン酸化酵素遺伝子

2007年06月06日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願平3-330418 出願日 : 1991年12月13日
公開番号 : 特許公開平5-161494 公開日 : 1993年6月29日
出願人 : 住友化学工業株式会社 発明者 : 町田 泰則

発明の名称 : ナス科植物のZmPK1ホモログタンパク質リン酸化酵素遺伝子

【目的】ナス科植物のZmPK1ホモログタンパク質リン酸化酵素遺伝子、該酵素を含有するプラスミドおよびそれを保持する形質転換体に関する。
【構成】ナス科植物からタバコタンパク質リン酸化酵素遺伝子断片CC15をプローブとしてトウモロコシのタンパク質リン酸化酵素様遺伝子ZmPK1と部分的に相同性が見られるタンパク質リン酸化酵素遺伝子を取得した。
【効果】該遺伝子を保持するプラスミドおよびそのプラスミドを保持する形質転換体を作製することにより、タンパク質リン酸化酵素の阻害もしくは促進により植物の分化、伸長、増殖などに係わる遺伝子発現を人為的に制御し、作物の収量、形態などを制御することが可能となる。

新規な免疫抑制物質、MI710-51F6物質およびその製造法

2007年06月06日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平3-215451 出願日 : 1991年8月27日
公開番号 : 特許公開平5-163289 公開日 : 1993年6月29日
出願人 : 財団法人微生物化学研究会 発明者 : 石塚 雅章 外5名

発明の名称 : 新規な免疫抑制物質、MI710-51F6物質およびその製造法

【目的】免疫抑制活性と抗菌活性をもつ新規な抗生物質、MI710-51F6物質に関し、またその製造法に関する。
【構成】土壌から新たに分離したアミコラトプシス属に属する微生物の培養液中に優れた免疫抑制活性を有する抗生物質が生産され蓄積されることが認められた。その物質は単離してMI710-51F6物質と命名された。この物質は免疫抑制活性とグラム陽性細菌に対する高い抗菌活性を有する新規化合物である。それの化学構造は未決定である。

康壇:::コラーゲンの市場拡大と美容ドリンク

2007年06月06日 | NEWSクリッピング
 健康食品の伸びが振るわない中、一般食品市場ではヒット商品が相次いでいる。サプリメントの伸び悩みとは対照的に、最も商品開発を活発にし売上げを伸長させているのが美容ドリンクである。その市場規模は推定で1000億円に迫る勢いだ。その開発を支えている1つがコラーゲンである。コラーゲンは、美容を切り口に市場を拡げてきたが、ここ4~5年で飛躍的に成長を遂げた。健康食品新聞 2007-05-30

たんぱく質:生体細胞内で二足走行 早大チーム、省エネ型の輸送解明

2007年06月06日 | 生命科学 生物誌
 生体の細胞内で物質を輸送する分子モーターのうち2本足構造のたんぱく質「ミオシン5」が、荷物をかついで歩くように運ぶ仕組みを城口克之・早稲田大講師(生物物理学)らが解明した。周囲の水分子のランダムな運動(ブラウン運動)を上手に利用する省エネ型のうえ、障害物があってもまたげるという。MSN毎日新聞2007-06-05