バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

がん抑制 タンパク質発見 千葉大の遠藤教授ら世界初

2007年06月03日 | NEWSクリッピング
 ヒトの細胞のがん化を止める働きを持ったタンパク質「DA-Raf(ディーエー・ラフ)」の存在を、千葉大大学院理学研究科の遠藤剛教授らの研究グループが世界で初めて発見していたことが1日分かった。4日付の米科学誌「ジャーナル・オブ・セルバイオロジー」に発表される。
DA-Rafを形成する遺伝子ががん抑制遺伝子である可能性が高く、がんの遺伝子治療や薬物治療への応用が期待される。産経新聞2007-06-02

タンパク質機能解析関連データベースの統合化と成果普及事業

2007年06月03日 | 医療 医薬 健康
平成18年度成果報告書 作成者 社団法人バイオ産業情報化コンソーシアム
プロジェクト名称 タンパク質機能解析関連データベースの統合化と成果普及事業
ページ数 35
要約 本事業では、NEDO事業「タンパク質機能解析・活用プロジェクト(平成12-17年度)」および「遺伝子多様性モデル解析プロジェクト(平成12-17年度)」の成果を普及することを目的に、成果データベースの統合を実施した。「タンパク質機能解析・活用プロジェクト」の成果であるiAFLPによる組織特異的転写物発現頻度データの統合を行い、H-InvDBと連携したシステムとして利用することを可能にした。また容易に再利用ならびに広く利用可能なシステムとして活用できるようにするため、2つのサブシステム、「公開データベースサブシステム」と「公開ユーザインターフェースサブシステム」により構成されるシステムの開発を行った。これにより各情報提供機能は、H-InvDBの各モジュールや外部のシステムより独立に利用可能なシステムとなり、iAFLPによる組織特異的転写物発現頻度データを有効に提供・利用することが可能となった。 NEDO報告書バーコード 100009464


高機能性融合蛋白質創製の基盤技術開発

2007年06月03日 | 細胞と再生医療
平成18年度成果報告書 基盤技術研究促進事業
作成者 株式会社プロテイオス研究所
プロジェクト名称 P01016 基盤技術研究促進事業(民間基盤技術研究支援制度)
ページ数 43
要約 サイトカインの高活性化、安定性向上と作用の分離を目的として、各種サイトカインとその可溶性受容体および糖鎖付加を受けるペプチドを結合させた融合蛋白質を作成した。IL-6/sIL-6αRをCHO細胞系で発現させたところ、その活性は天然型IL-6と同等であった。IL-6の場合はα受容体を発現していない細胞にも、IL-6のシグナルを伝達できる可能性がある。IL-2/IL-2βRをCOS-7細胞系で発現させたものは野生型IL-2に比べて最大3.6倍の細胞増殖活性を示した。NEDO報告書バーコード 100009463

高機能性融合蛋白質創製の基盤技術開発

2007年06月03日 | 健康・栄養機能性成分
平成14年~平成18年度成果報告書 基盤技術研究促進事業「」
作成者 株式会社プロテイオス研究所
プロジェクト名称 P01016 基盤技術研究促進事業(民間基盤技術研究支援制度)
ページ数 33
要約 サイトカインの高活性化、安定性向上と作用の分離を目的として、各種サイトカインとその可溶性受容体および糖鎖付加を受けるペプチドを結合させた融合蛋白質を作成した。IL-6/sIL-6αRをCHO細胞系で発現させたところ、その活性は天然型IL-6と同等であった。 NEDO報告書バーコード 100009462


組織再生移植に向けたナノバイオインターフェイス技術の開発

2007年06月03日 | 細胞と再生医療
平成14年度~平成18年度成果報告書 基盤技術研究促進事業(委託業務成果報告書)
作成者 株式会社セルシード 株式会社日立製作所
プロジェクト名称 P01016 基盤技術研究促進事業(民間基盤技術研究支援制度)
ページ数 60
インテリジェントセルカートリッジ゛の開発(株式会社セルシード)1ナノインテリジェント膜の製造透明な樹脂多孔膜に、温度応答性ポリマーを電子線照射により表面に固定し、37℃下において良好な細胞接着と、30℃以下において膜上に培養細胞をほとんど残さず剥離できるポリマー被覆量を達成できる作成条件を確立した。 NEDO報告書バーコード 100009442

組織再生移植に向けたナノバイオインターフェイス技術の開発

2007年06月03日 | 細胞と再生医療
平成14年度~平成18年度成果報告書 基盤技術研究促進事業
作成者 株式会社セルシード 株式会社日立製作所
プロジェクト名称 P01016 基盤技術研究促進事業(民間基盤技術研究支援制度)
ページ数 47
要約 以下本編抜粋:1.インテリジェントセルカートリッジ゛の開発(株式会社セルシード)1ナノインテリジェント膜の製造透明な樹脂多孔膜に、温度応答性ポリマーを電子線照射により表面に固定し、37℃下において良好な細胞接着と、30℃以下において膜上に培養細胞をほとんど残さず剥離できるポリマー被覆量を達成できる作成条件を確立した。 NEDO 報告書バーコード 100009441

微生物遺伝資源の産業利用の促進に関する調査

2007年06月03日 | からだと遺伝子
作成者 株式会社ダイヤリサーチマーテック
プロジェクト名称 その他契約(バイオ部)
ページ数 55
要約 NEDOでは、平成14年度より「ゲノム情報に基づいた未知微生物遺伝資源ライブラリーの構築」プロジェクトを開始し、多くの未知微生物・難培養微生物及び遺伝資源を収集してきた。構築した微生物遺伝資源ライブラリーは産業界による利用が可能な段階になってきているが、産業界への提供はまだ少数例に留まっており、十分に行なわれているとは言い難い。微生物遺伝資源ライブラリーのより活発な利用を図るためには、微生物遺伝資源保存機関とそれを利用する企業の間に、微生物遺伝資源およびそれに関連する技術・情報を提供し利用促進を図る機関を設置することが考えられる。 NEDO平成18年度成果報告書 報告書バーコード 100009440

癌細胞に対する感受性増強剤及びその製造方法

2007年06月03日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平3-173980 出願日 : 1991年7月15日
公開番号 : 特許公開平5-25168 公開日 : 1993年2月2日
出願人 : 杏林製薬株式会社 発明者 : 飯沼 富知夫

発明の名称 : 癌細胞に対する感受性増強剤及びその製造方法

【目的】 抗癌剤の化学療法上の効果を低減させる抗癌剤の多剤耐性を克服するために、癌細胞の感受性を高める化合物を提供する。
【構成】 一般式(I)
【化1】
で表される化合物又はその塩、例えば2,6-ジメチル-4-(2-イソプロピルピラゾロ[1,5-a] ピリジン-3- イソ) ピリジン-3,5- ジカルボン酸ジメチルエステルは、p388/ADR耐性細胞のAdriamycinに対する感受性を増強した。


ヒトウロキナーゼ

2007年06月03日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平4-2252 出願日 : 1983年4月14日
公開番号 : 特許公開平5-30970 公開日 : 1993年2月9日
出願人 : ジエネンテツク・インコーポレイテツド 発明者 : ヘルベルト・ルイス・ヒンケル 外2名

発明の名称 : ヒトウロキナーゼ

【目的】 天然型とは異なる形態をも含む種々の形態の組換えヒトウロキナーゼを高純度で提供する。
【構成】 デトロイト562細胞の全mRNAを用いてヒトウロキナーゼ構造遺伝子をクローニングし、これを利用して高分子型、低分子型、高分子型前駆体、およびそれぞれの単一鎖体並びに二本鎖体など種々の形態のヒトウロキナーゼタンパク質を実質的に不純物を含まない純度で生産すると共に、それらの一次構造を明らかにした。


腫瘍関連抗原に対するモノクローナル抗体、その製造方法およびその使用

2007年06月03日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平3-78690 出願日 : 1991年2月21日
公開番号 : 特許公開平5-30990 公開日 : 1993年2月9日
出願人 : ベーリングヴエルケ・アクチエンゲゼルシヤフト 発明者 : クラウス・ボスレツト 外2名

発明の名称 : 腫瘍関連抗原に対するモノクローナル抗体、その製造方法およびその使用

【構成】本発明は、主として小細胞肺癌(SCLC)、メラノーマ、神経芽腫および他の神経外胚葉起源の腫瘍の所定の腫瘍関連抗原に結合するモノクローナル抗体(MAb)およびそれらのフラグメント、それらの製造のためのハイブリドーマ細胞系、ならびにこれらの抗体または抗体フラグメントを用いて定義および/または単離可能な抗原に関する。
【効果】本発明の抗体、抗体フラグメントおよび抗原は診断補助剤、活性物質または活性物質担体として使用できる。