バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

がん幹細胞を可視化・排除するための組成物および方法

2018年01月09日 | 癌 ガン がん 腫瘍
出願人: オンコリックス, インコーポレイテッド
発明者: チェン, ウェン ワイ.

出願 2011-552066 (2010/02/16) 公開 2012-519168 (2012/08/23)

【要約】本発明は一般には、がん診断および治療の分野、特に幹様特性を持つがん細胞を排除する上で有益な組成物および方法に関連する。開示された組成物はまた、転移性乳がん、卵巣がん、子宮頸がんまたは子宮内膜(子宮)がんの管理、および患者体内におけるがん細胞の可視化にも有益でありうる。本発明の組成物にはヒトプロラクチン受容体拮抗薬G129Rを含む。例えば、ヒトプロラクチン受容体拮抗薬の有効量の患者への投与を含み、がん細胞がエストロゲン受容体、プロゲステロン受容体およびHer2/neuから成る一群から選定される受容体を発現せず、さらに、該がん細胞が卵巣がん細胞、子宮(子宮内膜)がん細胞、子宮頸がん細胞および乳がん細胞から成る一群から選定される、患者におけるがん細胞の成長を阻害する方法が提供される。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2012519168/

子宮頸がんワクチン

2018年01月09日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願人: アイジェン インコーポレーテッド
発明者: キム ホン−ジン, イ ナ ギョン, チョ ヤン−ジェ, チャン ジ−ヌク, キム ヒョン ジン, キム クァン ソン

出願 2012-515957 (2009/10/20) 公開 2012-530488 (2012/12/06)

要約】本発明は、(a)(i)ヒトパピローマウイルス(HPV)タイプ16のL1ウイルス様粒子(VLP)及びHPVタイプ18のL1 VLPの少なくともいずれかと、(ii)脱アシル化された非毒性リポオリゴ糖(LOS)と、(b)薬剤学的に許容される担体とを含むヒト子宮頸がんワクチン薬剤学的組成物、及びヒトパピローマウイルス(HPV)L1ウイルス様粒子(VLP)の製造方法に関する。本発明の子宮頸がんワクチン組成物は、HPVに対する免疫において、Th1タイプ免疫反応(細胞性免疫)とTh2タイプ免疫反応(体液性免疫)の両方ともにおいてCervarixTMとGardasilTMより優れており、子宮頸がんワクチンとして優れた効能を奏する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2012530488/