バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

iPS細胞作製10年=難病患者、諦めぬ 待ち望む治療薬

2017年11月21日 | 医療 医薬 健康
 ALS発症した元外務省職員の嶋守さん

「『10年計画で治ろう』と、妻が励ましてくれた」--。神経難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」を2008年に発症した元外務省職員の嶋守恵之(しまもり・しげゆき)さん(50)は、告知された当時をこう振り返る。ヒトのiPS細胞(人工多能性幹細胞)を作製したと京都大などのチームが発表してから21日で10年。難病患者らは、iPS細胞を使った治療薬の開発を待ち望んでいる。
https://mainichi.jp/articles/20171122/k00/00m/040/130000c

大塚製薬、世界初のデジタル錠剤のFDA承認を取得

2017年11月21日 | 医療 医薬 健康


化学業界の話題., knak (2017年11月16日

大塚製薬と米国の Proteus Digital Health は11月13日、世界初のデジタル錠剤「エビリファイ マイサイト (Abilify MyCite®)」の承認を米国FDAから取得したと発表した。

大塚製薬によると、このような医薬品と医療機器を一体化した製品の承認は世界初という。

「エビリファイ マイサイト」は、 抗精神病薬のエビリファイの錠剤に摂取可能な約3mmの極小センサー Ingestible Event Marker sensor を組み込んだもので、同剤の適応である成人の統合失調症、双極性Ⅰ型障害の躁病および混合型症状の急性期、大うつ病性障害の補助療法において使用され る。

この錠剤を服用するとセンサーが胃内でシグナルを発し、患者の身体に貼り付けたシグナル検出器「MYCITE Patch」がそれを検出する。
http://blog.knak.jp/2017/11/fda-4.html