出願人: 国立大学法人信州大学
発明者: 佐藤 伸明, 高野 陽平, 天野 良彦, 槇島 聡
出願 2012-030096 (2012/02/15) 公開 2012-187099 (2012/10/04)
【要約】【課題】酵素反応技術や化学薬品処理による方法では、フェルラ酸の離脱やオリゴ糖の分子量低下を招き、工程上の負荷が大きく産業利用が困難であったフェルラ酸結合型糖質を高収率で得ることを可能にする。【解決手段】植物細胞壁由来のペクチン含有原料を使用し、ペクチン含有原料に、飽和蒸気圧以上の圧力制御下において、加熱温度160~180℃、加熱時間5~15分の処理条件により水熱処理を施す水熱処理工程を利用することにより、フェルラ酸基を持つアラビノオリゴ糖あるいはガラクトオリゴ糖等のフェルラ酸結合型糖質を製造する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2012187099/
農学部食品化学研究室の研究成果がISNFF2017でPoster Awardを受賞
2017年11月02日トピックス
平成29年10月22~26日に群山セマングムコンベンションセンター(Gunsan, Korea)で開催されたInternational Society for Nutraceuticals and Functional Foods(ISNFF)2017において、学術研究院(農学系)食品化学研究室の研究がPoster Awardを受賞しました。
本研究は、天然中の機能性成分であるフェルラ酸に炭素鎖を導入することでアミロイドーシス予防機能が向上することを見出したものです。神経変性疾患の予防治療薬の開発において新しい知見を提供したことが評価されました。
http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/agriculture/news/2017/11/isnff2017poster-award.php