バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

細胞およびそれらを得るための方法

2016年05月29日 | 細胞と再生医療
出願人: ゲノム・リサーチ・リミテッド
発明者: ペンタオ・リュウ, ウェイ・ワン, ジアン・ヤン

出願 2012-527396 (2010/09/07) 公開 2013-503622 (2013/02/04)

【要約】再プログラミングされた体細胞、再プログラミングの方法、体細胞のための再プログラミング因子、ならびにそのような因子および細胞の使用が記載される。記載される核再プログラミング因子[NRF]は、レチノイン酸受容体(RAR_RXR)ファミリーメンバーからの遺伝子産物もしくは遺伝子産物をコードするポリ核酸、またはそのアゴニストもしくはアンタゴニスト_ Lrh1ファミリーメンバーからの遺伝子産物、またはそのアゴニスト_レチノイン酸またはレチノイン酸を合成もしくは代謝することに関与する遺伝子産物、またはそのアゴニストもしくはアンタゴニスト_あるいはレチノイン酸ファミリーメンバーを輸送することに関与する遺伝子産物の1つまたは複数を含む。e-kouhou 特許公開・明細書


人工多能性幹細胞の選別方法

2016年05月29日 | 細胞と再生医療
出願人: 国立大学法人京都大学
発明者: 山中 伸弥, 小柳 三千代

出願 2012-548681 (2011/01/17) 公開 2013-516982 (2013/05/16)

【要約】本発明は、人工多能性幹細胞において発現するmiRNAまたは遺伝子、あるいは、人工多能性幹細胞の特定の遺伝子領域のメチル化を確認することにより、胚性幹細胞と同等の機能を有する人工多能性幹細胞の選別方法を提供する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2013516982/

人工多能性幹細胞標識用試薬及びそれを用いた人工多能性幹細胞標識方法

2016年05月29日 | 細胞と再生医療
出願人: 独立行政法人産業技術総合研究所
発明者: 植村 壽公, ワダワ レヌー, カウル スニル, 梅澤 明弘

出願 2013-129726 (2013/06/20) 公開 2015-003878 (2015/01/08)

【要約】【課題】細胞増殖及び分化において細胞毒性を示さず、移植後も長期にわたる観察を可能にするiPS細胞の標識用試薬を開発し、その標識用試薬を用いてiPS細胞を安定かつ効率的に標識する方法を提供することである。
【解決手段】モータリン結合性物質及びそれに結合する標識物質を含む人工多能性幹細胞標識用試薬を用いてiPS細胞を標識化する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2015003878/

多能性幹細胞を製作するための材料と方法

2016年05月29日 | 細胞と再生医療
出願人: シノ-アメリカン アイセル(シャンハイ)バイオテクノロジー カンパニー リミテッド, シノ-アメリカン ユナイティッド(シャンハイ)バイオテクノロジー インスティチュート カンパニー リミテッド
発明者: グオ、リヘ, リュウ、ティエンジン

出願 2012-543441 (2009/12/18) 公開 2013-514059 (2013/04/25)

【要約】体細胞を再プログラミングして誘導多能性幹(iPS)細胞を得るための方法を提供する。誘導多能性幹(iPS)細胞は、外胚葉、中胚葉または内胚葉に由来する体細胞に分化できる能力を有する。上記iPS細胞、iPS細胞を生成及び維持する方法、及びiPS細胞を使用する方法を提供する。e-kouhou 特許公開・明細書



人工多能性幹細胞の製造方法および培養方法

2016年05月29日 | 医療 医薬 健康
出願人: 国立大学法人京都大学
発明者: 山中 伸弥, 高橋 和利

出願 2012-512619 (2010/05/28) 公開 2012-527888 (2012/11/12)

【要約】核が初期化されたヒト体細胞を、ヒト細胞をフィーダー細胞として用いて培養することにより、ヒト体細胞からiPS細胞を製造する。また、核が初期化された体細胞を、自家の細胞をフィーダー細胞として用いて培養することにより、体細胞からiPS細胞を製造する。さらに、体細胞の培養上清を用いてiPS細胞を培養する。e-kouhou 特許公開・明細書

ミエロイド系血液細胞の製造方法

2016年05月29日 | 細胞と再生医療
出願人: 国立大学法人 熊本大学
発明者: 千住 覚

出願 JP2011072234 (2011/09/28) 公開 WO2012043651 (2012/04/05)

【要約】本発明の目的は、増殖能力を有するミエロイド系血液細胞の製造方法を提供することにある。本発明によれば、ミエロイド系血液細胞において、(A)cMYC遺伝子、並びに(B)BMI1遺伝子、EZH2遺伝子、MDM2遺伝子、MDM4遺伝子、及びHIF1A遺伝子からなる群から選択される少なくとも一つの遺伝子を強制的に発現させることを含む、増殖能力を有するミエロイド系血液細胞を製造する方法が提供される。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2012043651/

アロNKT細胞を用いた免疫療法

2016年05月29日 | 細胞と再生医療
アロNKT細胞を用いた免疫療法およびそのためのT細胞抗原受容体(TCR)遺伝子のα鎖領域が均一なVα-Jαに再構成されている細胞および該細胞由来NKT細胞のバンキング
出願人: 独立行政法人理化学研究所
発明者: 谷口 克, 古関 明彦, 渡会 浩志, 藤井 眞一郎

出願 JP2011077990 (2011/12/02) 公開 WO2012074116 (2012/06/07)

【要約】本発明は、T細胞抗原受容体遺伝子のα鎖領域がNKT細胞受容体特異的な態様で均一なVα=Jαに再構成されている細胞をin vitroで分化させることにより得られたNKT細胞を含有してなる、免疫細胞療法剤であって、該NKT細胞と、MHC遺伝子座のうち少なくとも1座のジェノタイプが一致しない同種異系個体を投与対象とする剤を提供する。また、本発明は、T細胞抗原受容体(TCR)遺伝子のα鎖領域が均一なVα=Jαに再構成されているヒト細胞または該細胞由来NKT細胞のバンクを提供する。本発明の剤や細胞バンクは、がん、感染症、アレルギー疾患または自己免疫疾患の予防および/または治療に有用である。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2012074116/

ロボットが変えるiPS細胞の研究の現場

2016年05月29日 | 医療 医薬 健康
ニュースイッチ 2016年05月29日
文=NTTデータ経営研究所
 ロボット技術はその応用が、医薬、創薬等のヘルスケア業界にも注目されている。山中伸弥京都大学教授のiPS細胞(人工多能性幹細胞)の発見は、創薬研究、再生医療研究に大きなインパクトをもたらした。日本でもiPS細胞の利活用を含めた研究が加速しており、13年からの10年間で1100億円規模の予算が投入される予定だ。

 治療としての出口となる再生医療については14年11月に法改正と新法の施行により、日本は他国よりも市場投入が行いやすい環境が整った。私たちが訪問したことのあるiPS細胞を使っている研究室では、かなりの数の細胞を扱っており、培養技術者による手作業でおこなわれていた。
http://newswitch.jp/p/4818