バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ヒトグリオーマ治療に有用な変異HSVベクター

2016年05月04日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願人: 学校法人慶應義塾
発明者: 矢崎 貴仁, 金井 隆一, 河瀬 斌, 岡野 栄之

出願 2003-310693 (2003/09/02) 公開 2005-073653 (2005/03/24)

【要約】【課題】 ヒトグリオーマ細胞を特異的にインビボで殺傷する能力を有し、ヒトグリオーマの治療に有用でかつ安全な変異HSVベクター(ウイルスストック)や、その作製に用いられるMusashi1プロモータを利用したアンプリコンベクターや、前記ウイルスストックを有効成分とするヒトグリオーマ治療薬等を提供すること。【解決手段】 宿主細胞に、(1)Musashi1プロモータとその下流に連結されたHSVのγ34.5遺伝子とポリA配列とHSVoriと、HSVのa倒置反復配列とを備えたアンプリコンベクターと、(2)前記γ34.5遺伝子が不活性化されてγ34.5を発現する機能を失ったヘルパーウイルスとを、ともに感染させることにより、感染細胞内でγ34.5を発現することができるアンプリコンベクター由来のウイルス粒子と、ヘルパーウイルス由来のウイルス粒子とを含むウイルスストックを得る。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2005073653/



筋萎縮性側索硬化症(ALS)の病因となる運動神経細胞死を抑制する作用を持つADNF受容体

2016年05月04日 | 医療 医薬 健康
ADNF受容体
出願人: 学校法人慶應義塾
発明者: 松岡 正明, 相磯 貞和, 西本 知以

出願 2007-216664 (2007/08/23) 公開 2009-046459 (2009/03/05)

【要約】【課題】筋萎縮性側索硬化症(ALS)の病因となる運動神経細胞死を抑制する作用を持つ、ADNF(Activity=Dependent Neurotrophic Factor)の受容体を同定し、該受容体と結合する化合物、又はADNFと受容体との結合を阻害又は促進する化合物を同定するための、スクリーニング方法を提供する。【解決手段】特定の塩基配列からなるDNAによりコードされ、特定のアミノ酸配列を有するADNF受容体。および、該受容体を用いた、運動神経細胞死抑制効果を持つ、ADNF受容体アンタゴニスト化合物のスクリーニング方法。さらに、該化合物を用いたALSの治療・予防薬。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2009046459/


運動ニューロン疾患治療薬

2016年05月04日 | 医療 医薬 健康
出願人: 相磯 貞和, 松岡 正明, 株式会社ノエビア
発明者: 相磯 貞和, 松岡 正明, 千葉 知宏, 喜多 淑子, 寺下 謙三, 西本 征央

出願 JP2004018677 (2004/12/08) 公開 WO2005099741 (2005/10/27)

【要約】本発明は筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの運動ニューロン疾患の治療及び/又は予防に有効な医薬を提供することを課題とする。 本発明によれば、以下の(a)~(c)に示すオリゴペプチド、または薬学的に許容されるそれらの塩を有効成分として含有する、運動ニューロン疾患の治療及び/又は予防用医薬が提供される。(a)Ser-Ala-Leu-Leu-Arg-Ser-Ile-Pro-Ala(配列番号1)で示されるアミノ酸配列からなるオリゴペプチド (b)Ser-Ala-Leu-Leu-Arg-Ser-Ile-Pro-Ala(配列番号1)において、1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換、挿入、又は付加されたアミノ酸配列からなり、かつ、変異スーパーオキシドジスムターゼ1遺伝子による神経細胞死抑制活性を有するオリゴペプチド (c)(a)又は(b)のオリゴペプチドの修飾オリゴペプチド
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2005099741/


悪性黒色腫の診断マーカー、ヒスタチン-1タンパク質の機能抑制物質を含有する医薬組成物

2016年05月04日 | 癌 ガン がん 腫瘍
悪性黒色腫の診断マーカー、ヒスタチン-1タンパク質の機能抑制物質を含有する医薬組成物、および、免疫抑制剤
出願人: 学校法人慶應義塾
発明者: 谷口 智憲, 河上 裕

出願 JP2011068702 (2011/08/18) 公開 WO2012023588 (2012/02/23)

【要約】本発明は、悪性黒色腫の診断マーカー、新規医薬組成物、および、新規免疫抑制剤を提供することを目的とする。ヒスタチン-1mRNA、および、ヒスタチン-1タンパク質は、悪性黒色腫の診断マーカーとして使用できる。また、ヒスタチン-1タンパク質の機能を抑制する機能抑制物質を含有させ、医薬組成物とすることができる。さらに、ヒスタチン-1タンパク質、あるいは、ヒスタチン-1タンパク質を単球に作用させて分化誘導した樹状細胞を含有させ、免疫抑制剤とすることができる。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2012023588/



記憶障害治療剤

2016年05月04日 | 加齢 老化制御
出願人: 独立行政法人科学技術振興機構, 学校法人慶應義塾
発明者: 岡野 栄之, 島崎 琢也, 長尾 省吾, 松本 義人

出願 JP2002010647 (2002/10/15) 公開 WO2003059365 (2003/07/24)

【要約】胚性幹細胞由来神経幹細胞培養物の、記憶障害治療薬製造のための使用。本発明によれば、アルツハイマー病等による記憶障害を治療できる。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2003059365/

細胞シートを作製するための支持体をコーティングするための組成物

2016年05月04日 | 細胞と再生医療


細胞シートを作製するための支持体をコーティングするための組成物、細胞シート作製用支持体及び細胞シートの製造方法
出願人: 学校法人慶應義塾
発明者: 福田 恵一, 板橋 裕史, 坪田 一男

出願 2008-201405 (2008/08/05) 公開 2009-011322 (2009/01/22)

【要約】【課題】 市販され、安全性も確認されている身近な材料でコーティングした支持体を用い、簡便な操作で細胞シートを製造できる方法を提供すること。【解決手段】 表面がフィブリンでコーティングされている支持体の表面上で細胞を飽和状態になるまで培養し、細胞底面のフィブリンが分解されるのに十分な時間培養を継続した後、培養した細胞を支持体表面からシート状に剥離することを含む、フィブリンを実質的に含まない細胞シートの製造方法。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2009011322/


毛乳頭細胞の培養方法

2016年05月04日 | 医療 医薬 健康
出願人: 学校法人慶應義塾
発明者: 大山 学, 天谷 雅行

出願 JP2009063920 (2009/08/06) 公開 WO2010021245 (2010/02/25)

【要約】本発明は、ヒト毛乳頭細胞と毛嚢ケラチノサイト(毛嚢の主体をなす細胞。毛乳頭からのシグナルの受け手)を混合し、ヒト毛嚢構造をin vivoで再構成することを目的とする。本発明は、FGF系材料、BMP=2_BMP=4系材料及びWNT系材料の存在下で毛乳頭細胞を培養することを特徴とする、毛誘導能を維持した毛乳頭細胞の培養方法を提供する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2010021245/


角膜内皮細胞の製造方法

2016年05月04日 | 医療 医薬 健康
出願人: 学校法人慶應義塾
発明者: 榛村 重人, 羽藤 晋, 坪田 一男, 吉田 悟

出願 JP2012076048 (2012/10/05) 公開 WO2013051722 (2013/04/11)

【要約】本発明は、角膜内皮細胞、特に角膜実質またはiPS細胞由来の神経堤幹細胞から角膜内皮細胞を効率的に製造する方法の提供、幹細胞をより効率的に角膜内皮細胞へと分化誘導することによって角膜内皮細胞を多量に安定して製造する方法の提供、及び角膜内皮細胞を含む医薬の提供を目的とする。幹細胞をGSK3阻害剤(好ましくはGSK3β阻害剤)及びレチノイン酸を含む分化誘導培地、好ましくは、TGFb2、インスリンおよびROCK阻害剤からなる群より選択される少なくとも1種をさらに含む分化誘導培地で培養する工程を含む、幹細胞から角膜内皮細胞を分化誘導する方法、等。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2013051722/



米国人の死因、第3位は「医療ミス」か 推計25万人が死亡

2016年05月04日 | NEWSクリッピング
米ジョンズ・ホプキンス大学の研究チームが死亡率に関する調査結果などを分析したところ、医療ミスで死亡する患者数は肺気腫や気管支炎といった呼吸器系疾患で死亡する患者数を上回り、心疾患とがんに続いて米国で3番目に多い可能性があることが分かった。CNNニュース.,2016.05.04

「アレルギーあります」 災害時要支援マーク、浜松のNPO考案

2016年05月04日 | アレルギー アトピー
 浜松市のNPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴが、災害時の避難所などで妊婦や乳幼児、アレルギーの子供がいることを周囲に伝える2種類のマークを考案した。特別な支援が必要な被災者であることを知らせるのが狙い。東日本大震災の教訓を基にした取り組みで、全国への普及を目指す。熊本地震の被災地にもマーク付きの「支援パック」を送った。 静岡新聞Web版.,2016/5/3