バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

米国の製薬会社 Medivation、仏 Sanofiの買収提案を拒否

2016年05月06日 | NEWSクリッピング
米国の製薬会社 Medivation、仏 Sanofiの買収提案を拒否 - 化学業界の話題
製薬大手の仏 Sanofi は4月28日、米国の製薬会社Medivation Inc. に対し現金での1株52.50ドル、総額93億ドルでの買収提案を行ったと発表した。過去2ヶ月の平均株価に対し50%以上のプレミアムとしている。

Sanofi は2015年11月に中期戦略を発表しているが、バイオ医薬品部門で最大でかつ伸びの高い癌治療分野での再構築をうたっており、すぐれた前立腺癌治療薬を持つMedivation との組み合わせは患者に役に立つとともに、両社の株主に利益をもたらすとしている。

Medivationは4月29日、提案はMedivationの価値を低く見ており、同社と株主の利益に反するとしてこれを拒否したと発表した。

Sanofi はこれに対し、引き続き買収の実現を目指すとし、Medivationの株主に直接説明したいと述べた。敵対的買収にも含みを残す。

さらに、AstraZeneca、Pfizer、Novartis AG などが買収の検討を始めたと報じられている。
化学業界の話題.,knak 2016年5月 6日

製薬業界が生き残るために必要な業態変革:2030年のヘルスケア

2016年05月06日 | 医療 医薬 健康

尾本功・工藤寛長
知的資産創造 2016年3月号
経済レポート 掲載日:2016-05-03 発表元:野村総合研究所

日系製薬企業を取り巻く環境は長期的に厳しくなることが想定される。常に特許切れの
リスクを抱えるという製薬企業特有の普遍的事情に加えて、研究開発動向の変化や、各
国の財政的制約などによって、新薬を開発することのハードルがますます上昇し、上市
しても過去ほどは大きな売上が期待できないと想定されるためである。
http://www.nri.com/~/media/PDF/jp/opinion/teiki/chitekishisan/cs201603/cs20160305.pdf

【血液製剤不正製造】帝人、化血研に損害賠償請求へ 欠品生じ、他社にも影響か

2016年05月06日 | NEWSクリッピング

 血液製剤の不正製造問題で業務停止処分を受けた化学及血清療法研究所(化血研、熊本市)に対し、医薬品の出荷停止で損害を被ったとして、帝人が損害賠償請求を検討していることが4日わかった。被害額の算定などを最終調整している。出荷停止にからむ化血研への損害賠償請求は行われていないが、帝人が提訴に踏み切れば他社にも影響がでそうだ。

 帝人の医薬品子会社、帝人ファーマは、川崎病やギランバレー症候群の治療に有効な血液製剤として、化血研が製造する免疫グロブリン製剤「ベニロン」の販売を手がけている。 産経SankeiBiz.,2016.5.5

アスタキサンチン類を高産生する葉緑体ゲノム改変レタスの代謝プロファイリングとプロテオーム解析

2016年05月06日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
アスタキサンチン類を高産生する葉緑体ゲノム改変レタス(Lactuca sativa L.)の代謝プロファイリングとプロテオーム解析

小川 拓水, 佐々木 貴子, 岡澤 敦司, 手島 玲子, 三沢 典彦, 太田 大策
日本食品化学学会誌 Vol. 23 (2016) No. 1 p. 9-19

http://doi.org/10.18891/jjfcs.23.1_9


炎症性腸疾患の疾患活動性を迅速に評価する血清バイオマーカー(LRG

2016年05月06日 | 医療 医薬 健康
炎症性腸疾患の疾患活動性を迅速に評価する血清バイオマーカー(LRG)の共同開発

2016年4月20日

 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所(仲哲治プロジェクトリーダー、大阪府茨木市)、国立大学法人大阪大学大学院医学系研究科(竹原徹郎消化器内科学教授、大阪府吹田市)、慶應義塾大学医学部(金井隆典消化器内科学教授、東京都新宿区)、国立大学法人東京医科歯科大学医学部(渡辺守消化器内科学教授、東京都文京区)らのグループは、炎症性腸疾患の疾患活動性マーカーとしてロイシンリッチα2グリコプロテイン(以下LRG)を見出しました。
http://www.nibiohn.go.jp/information/nibio/2016/04/004626.html