バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

甘草栽培プロジェクトが進行‐五つの地方自治体と提携 【新日本製薬】

2011年10月01日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方

 新日本製薬は、全国の地方自治体と提携して、漢方薬の約7割に用いられている、薬用植物「甘草」の国内栽培に取り組んでいる。新潟県胎内市や熊本県合志市、青森県新郷村と、甘草の栽培研究で調印を結んだほか、島根県・宮城県とも提携。五つの自治体で甘草の栽培化に向けたプロジェクトが進行中だ。5年後には、漢方薬原料となる甘草の国内需要分の10%を生産し、海外輸入に依存する甘草栽培で先導役を担う考え。グループ会社で甘草栽培の研究開発を手がける「新日本医薬」の長根寿陽開発事業室次長は、本紙の取材に対し、「薬用植物の栽培事業に取り組み、地域振興をサポートしながら、日本の健康産業を担える会社を目指したい」と話している。 薬事日報 2011-09-30

骨粗鬆症の予防及び/又は治療剤

2011年10月01日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2004-42656 出願日 : 2004年2月19日
公開番号 : 特許公開2005-232074 公開日 : 2005年9月2日
出願人 : 学校法人東京農業大学 発明者 : 上原 万里子 外4名

【課題】 骨粗鬆症の予防及び/又は治療効果を安定して発揮できる骨粗鬆症の予防及び/又は治療剤を提供する。
【解決手段】 有効成分としてエクオールを含有する骨粗鬆症の予防及び/又は治療剤において、前記エクオールの含有量が0.1~100重量%であり、且つ、前記エクオールの投与量が一日あたり0.3~1.0mg/kg体重である骨粗鬆症の予防及び/又は治療剤により解決する。本発明の骨粗鬆症予防剤または治療剤は、骨密度および骨強度の低下を防止又は向上させることができるのみならず、子宮重量を増大させないものである。明細書Text >> J-tokkyo

免疫活性化促すたんぱく質、愛工大教授ら特定

2011年10月01日 | 創薬 生化学 薬理学
 人など哺乳動物の体内にあるたんぱく質「STING(スティング)」が、細菌が持つ超微量の化合物「c―di―GMP」と結合することで、高い免疫機能を発揮するようになることを、愛知工業大学(愛知県豊田市)の早川芳宏教授(核酸有機化学)らの研究グループが発見した。

 結合のメカニズムを詳しく解明できれば、免疫活性化を促し、がんやエイズ、インフルエンザなどにも効く治療薬や予防薬の開発につながる可能性があるという。読売新聞(web版) 2011-09-28

韓国、幹細胞強国を目指す

2011年10月01日 | NEWSクリッピング
 李明博大統領は9月19日、「政府は来年、幹細胞(Stem Cell) 関連研究に1000億ウォン(約70億円)ほど投資する計画で、グローバルスタンダードに合うよう各種臨床・許可手続きを簡素化する制度をつくる」と述べた。
大統領は、「国家幹細胞バンク」の設立を推進していることを明らかにした。

大統領は「10年ほど前まで韓国は米国とともに世界の幹細胞研究をリードしたが、残念な事件(黄禹錫博士の論文ねつ造事件)で打撃が避けられなかった」とし「最近、心筋梗塞治療剤が公式許可され、世界で初めて幹細胞治療剤の商業化に成功した」と述べ、「幹細胞強国として再起しなければいけない」と強調した。化学業界の話題 2011年9月29日