バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

高スループット機能性評価方法、プログラム、及び装置

2009年04月29日 | 医療 医薬 健康
出願人: 独立行政法人科学技術振興機構, 国立大学法人 宮崎大学
出願 2006-013177 (2006/01/20) 公開 2006-223302 (2006/08/31)

【課題】材料の生理活性機能を多元かつ多項目にわたり、安全で、効率的で、かつ信頼性高く評価できる高スループット機能性評価方法、装置、プログラムを提供する。【解決手段】ヒト由来培養細胞に機能性未知材料、例えば食材成分を混ぜる。食材成分に応答した細胞抽出物を被検試料とし、機能性評価能が異なる複数の測定部位を備えた評価系にかける。評価試験では、抗原抗体反応に基づくイムノアッセイにより、各抗体に対応するバイオマーカーの発現量を測定する。得られたバイオマーカー発現量は、機能性既知試料のバイオマーカー発現量と比較したり、あるいは機能性既知試料のバイオマーカー発現量と対応付けされた機能性値に基づき、計算機プログラムを介してその機能性を推定したりすることからなる。好適な評価機能性未知材料には、食材を含む生物資源、その他の化学物質を挙げることができる。明細書 >>かんたん特許検索PDF


◇高スループット機能性評価方法、プログラム、及び装置
  出願人: 財団法人宮崎県産業支援財団, 国立大学法人 宮崎大学
  出願 2006-198145 (2006/07/20) 公開 2008-022762 (2008/02/07)

【課題】生物系評価システム固有の揺らぎや少量のデータによる推定の確度を高い信頼性で確保する高スループット機能性評価方法を提供する。【解決手段】ヒト由来培養細胞に機能性未知材料、例えば食材成分を混ぜる。食材成分に応答した細胞抽出物を被検試料とし、生体機能性評価能が異なる複数のウエルを備えた評価アレイにかける。評価試験では、抗原抗体反応に基づくイムノアッセイにより、各抗体に対応するバイオマーカーの発現量を測定する。得られた機能性未知試料のバイオマーカー発現量測定値は、機能性既知試料のバイオマーカー発現量と機能性既知材料の機能性値と対応付けられたデータセットを、ブートストラップ法により拡張した仮想データセットと照合し、機能性未知試料の機能性値を推定する。好適な評価機能性未知材料には、食材を含む生物資源、その他の化学物質を挙げることができる。明細書 >>かんたん特許検索PDF

成人T細胞性白血病の予防剤、治療剤、及びその医薬品組成物

2009年04月29日 | 医療 医薬 健康
出願人: 国立大学法人 宮崎大学, 宮崎県, 財団法人宮崎県産業支援財団
出願 2007-090441 (2007/03/30) 公開 2008-247797 (2008/10/16)

【要約】【課題】成人T細胞性白血病の発症を抑制することによる成人T細胞性白血病予防剤、成人T細胞性白血病を改善することによる成人T細胞性白血病治療剤、及びそれらを用いた医薬品組成物を提供する。【解決手段】本発明の成人T細胞性白血病の予防剤、治療剤、及びその医薬品組成物は、ローズマリーの加工処理物例えば、ローズマリーの破砕物、抽出物または搾汁を有効成分として用いる。また、ローズマリー中に含まれる既知成分である、カルノソール、カルノシン酸、ロズマリン酸も同様の目的で用いることができる。ローズマリー、及びローズマリー含有成分は、天然の食用植物に由来する成分を有効成分とするものであるため、医薬品や長期に亘り安心して服用できる日常薬としての利用することができる。明細書 >>かんたん特許検索PDF

低酸素濃度細胞培養法による食品成分の生理機能評価

2009年04月29日 | 医療 医薬 健康
2006年度 研究実績報告書
代表者:西山 和夫
【研究概要】がん細胞は生体内において盛んに血管新生を誘導し、酸素あるいは栄養分を補給することで腫瘍組織の増大を可能としている。血管新生の誘導は細胞が低酸素状態になることが刺激になると考えられており、低酸素への応答を低下させることによってがん細胞からの血管新生誘導因子の産生は抑制されると考えられる。平成17年度においてがん細胞を低酸素状態で培養することにより、HIF-1αの安定化と血管新生誘導因子であるVEGF産生が誘導された。本評価系はがん細胞の低酸素応答評価に有用であり、本年度は種々の食品成分の活性評価を行った。 HepG2細胞に各食品成分を50%増殖阻害濃度および50%増殖阻害濃度の1/3、1/ ... VEGF産生抑制活性が認められた。また、脂肪酸類では、共役リノール酸とイオウを含む短鎖脂肪酸であるリボ酸に強いVEGF産生抑制活性をもつことを明らかにした。これらの結果から、がん細胞の低酸素応答が種々の食品成分で抑制できる可能性が示され、より詳細な作用機構解明とin vivoでの有用性検証が必要である。 科学研究費補助金DB 研究課題番号:17580114

腎癌細胞の産生するリンパ球遊走因子についての検討

2009年04月29日 | 細胞と再生医療
村木 淳郎et al.,
日本泌尿器科學會雜誌
The Japanese Journal of Urology 85(11) pp.1649-1655 (1994)

 腎癌細胞の産生するリンパ球遊走因子(ケモカイン)についてin vitroでの検討を行った.方法,結果:52歳男性の腎細胞癌原発巣より新たに,腎癌細胞株TC-2を樹立した.原発巣組織には著明なリンパ球浸潤が観察された.培養細胞は2年65代にわたり順調な発育を示している. CiNii論文情報ナビゲーター

ヒト個体システムの制御応答研究ツールとしての培養細胞利用型オンチップ人体

2009年04月29日 | 細胞と再生医療
2006年度 研究実績報告書
代表者:酒井 康行
 不織布状の三次元担体をコンパートメントに充填し、デバイスの下側から脂肪細胞を導入することで、分散高密度安定固定化を初めて可能とした。また、物質動態のイメージングによる把握のために、蛍光性の発がん性物質であるフルオランセンを用い、デバイス内での動態をイメージング装置にて非破壊的に取得することができた。科学研究費補助金DB 研究課題番号:18048012

生殖細胞の発がんメカニズムの解明

2009年04月29日 | 細胞と再生医療
2006年度 研究実績報告書
代表者:篠原 美都

 研究代表者は新生児精巣から精子幹細胞を試験管内で長期に増幅する培養系(Germline Stem, GS細胞培養系)を確立し、その樹立過程でEmbryonic stem (ES)細胞と同様な奇形腫形成能と多分化能をもつ細胞が出現することを見いだした。生殖細胞の発癌がどのようにして細胞分化プログラムの破綻につながり、多能性細胞へと変化するのかを解析するのが、本研究の目的である。 科学研究費補助金DB 研究課題番号:18013027

磁性微粒子を含むリポソームを抗HER2抗体と接触させるた新規リポソーム

2009年04月29日 | 医療 医薬 健康
発明の名称:新規リポソーム
出願人: 小林 猛, 株式会社ティーティーシー
出願 JP2005001077 (2005/01/27) 公開 WO2005079843 (2005/09/01)

【要約】抗HER2抗体療法および腫瘍特異的温熱療法の併用に用いることができる製剤、医薬組成物及びその製造方法を提供する。抗HER2抗体を結合した、磁性微粒子を含むリポソーム、該リポソームを含む医薬組成物、及び磁性微粒子を含むリポソームを抗HER2抗体と接触させることを含む該リポソームを製造するための方法。明細書 >>かんたん特許検索PDF

ラット胚性幹細胞

2009年04月29日 | 細胞と再生医療
特許出願人: 大日本住友製薬株式会社
出願 JP2005003841 (2005/03/01) 公開 WO2005085427 (2005/09/15)

【要約】(a)Oct3/4遺伝子およびNanog遺伝子を発現する、(b)アルカリホスファターゼ活性陽性である、(c)胚様体形成能を有する、(d)SSEA(胎児ステージ特異的抗原)−1およびSSEA−4を発現する、(e)正常ラット細胞と同じ染色体数を有する、(f)未分化状態を維持したまま継代培養が可能である、(g)インビトロで多分化能を有する、(h)三胚葉系列の細胞へと分化する能力を有する、(i)奇形腫形成能を有する、及び(j)キメララット作製能を有する、という性質を有することを特徴とするラット胚性幹細胞、および前記ラット胚性幹細胞の樹立方法等を提供する。明細書 >>かんたん特許検索PDF

三次元培養による細胞の培養方法

2009年04月29日 | 医療 医薬 健康
特許出願人: 永森 静志, 株式会社バイオス医科学研究所
出願 2003-369935 (2003/10/30) 公開 2005-130758 (2005/05/26)

【課題】 肝細胞の三次元培養方法を提供することにあり、また、肝細胞から誘起される血清アルブミン、α−フェトプロテイン、トロンボポエチン、チトクロームP450、プレグナンX受容体(PXR)、カルボキシラーゼ、肝細胞核因子4α(HNF−4α)等の生理活性物質を生体外で三次元的に、かつ大量に産生させる肝細胞の培養方法を提供することにある。【解決手段】 三次元細胞培養担体を収容した三次元細胞培養装置に培養液を供給し、当該担体に肝細胞を担持させ、培養液を連続供給することにより当該肝細胞を増殖させ、当該肝細胞から生理活性物質を産生させることを特徴とする肝細胞の培養方法および前記肝細胞の樹立細胞株がFLCシリーズ株である肝細胞の培養方法。明細書 >>かんたん特許検索PDF

ウイルス性、増殖性および炎症性の疾患へのビタミンB12・インターフェロンを用いた複合治療

2009年04月29日 | 医療 医薬 健康
ウイルス性、増殖性および炎症性の疾患の治療のためにビタミンB12およびインターフェロンを用いた複合治療

出願人: トランジション・セラピューティックス・インコーポレーテッド
出願 2003-503248 (2002/06/11) 公開 2005-506957 (2005/03/10)

【要約】ウイルス性、増殖性および炎症性の疾患のための薬成分が開示されており、この成分は、インターフェロン複合体と組み合わされた、薬学的に許容し得るかなりの量のビタミンB12複合体を含んでいる。ビタミンB12複合体は、ウイルス性、増殖性および炎症性の疾患の治療において進んだ治療効果が得られるように、インターフェロン複合体と別個にまたは同時に、あるいは該複合体と組み合わされて、投与される。