バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

赤外線レーザーで遺伝子スイッチを入れる

2009年04月02日 | 細胞と再生医療
単一細胞内で遺伝子の機能を解析する新しい顕微鏡技術
 組織形成のメカニズムを解明することは、組織再生に役立つ遺伝子や薬剤の発見につながります。そこで、組織形成を研究するのに適したモデル動物であるメダカを使ってリンパ管、骨、神経などの組織形成メカニズムの研究を行っています。また、同時に組織再生に役立つ遺伝子や薬剤の発見を効率的に行うためのシステム作りも行っています。 産総研 TODAY Vol.9 No.04

ヒト由来可溶性補体レセプタータイプ1の高純度生産法

2009年04月02日 | 医療 医薬 健康
- 補体系を標的とした新たな抗炎症剤、拒絶反応抑制剤への可能性 -
 補体の活性化は、炎症、ネクローシスなど、生体にさまざまな障害を引き起こすことがあります。可溶性補体レセプタータイプ1(sCR1)は、副作用がなく、補体系の活性化を抑制するため、心筋炎症・壊死(えし)の治療や、臓器移植時の拒絶反応の抑制などに有用な物質として注目されています。産総研 TODAY Vol.9 No.04 p.14

ダイヤモンドによるDNAの高感度計測

2009年04月02日 | 医療 医薬 健康
さまざまな疾病(しっぺい)や生体物質の検出・計測に適用可能
特定の配列のDNAの高感度検出に成功
 10 nm間隔の微細な剣山構造を導電性ダイヤモンド表面上に形成し、これを電極材料とする電気化学センサーによって、DNAの高感度検出(2ピコモル/リットル:ピコは10-12)に成功しました。産総研 TODAY Vol.9 No.04

ウミケムシ 毒物質の合成に成功 新しい抗炎症剤開発へ

2009年04月02日 | 創薬 生化学 薬理学
 素手で触ると炎症を引き起こす生物「ウミケムシ」の持つ毒の正体を突き止め、その毒物質を人工合成することに慶応大と名古屋大のチームが成功した。二十七-三十日に千葉県船橋市で開かれた日本化学会で発表した。新しい抗炎症剤の開発につながる可能性があるという。東京新聞(Web版)2009年3月31日

アンチセンス・オリゴヌクレオチドとsiRNAを用いてアポトーシス特異的eIF-5Aの阻害

2009年04月02日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2006-515257 出願日 : 2004年6月7日
公表番号 : 特許公表2006-526989 公表日 : 2006年11月30日
出願人 : セネスコ テクノロジーズ,インコーポレイティド 発明者 : トンプソン,ジョン イー. 外1名

発明の名称 : 抗炎症療法としての、アンチセンス・オリゴヌクレオチドとsiRNAを用いてアポトーシス特異的eIF-5A(“eIF-5A”)の阻害

本発明は、アポトーシス特異的真核生物開始因子5A(eIF-5A)(アポトーシス特異的eIF-5A、またはeIF-5A1とも呼ばれる)と、アポトーシス特異的eIF-5Aの核酸およびポリペプチドと、アポトーシス特異的eIF-5Aの発現を阻止するためのアンチセンス・オリゴヌクレオチドまたはsiRNAを用いて細胞内でアポトーシスを阻止または抑制する方法に関する。本発明は、アポトーシス特異的eIF-5Aの発現を阻止することにより、炎症性サイトカインの発現を抑制または阻止すること、あるいはNFκBの活性化を阻止することにも関する。 明細書(特許公開公報) >> ekouhou.net

血圧降下剤及びその製造法

2009年04月02日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願平7-84247 出願日 : 1995年4月10日
公開番号 : 特許公開平8-283173 公開日 : 1996年10月29日
出願人 : カルピス食品工業株式会社 発明者 : 前野 正文 外1名

発明の名称 : 血圧降下剤及びその製造法

【構成】Lys Val Leu Pro Val Pro Glnのアミノ酸配列で示されるペプチド及びその塩を有効成分として含有する血圧降下剤、及び獣乳成分を原料として、発酵法又はプロティナーゼ処理により得る前記血圧降下剤の製造法。
【効果】前記血圧降下剤は、ヒト及び哺乳動物の血圧を有効に降下させることができ、安全性が高く、副作用が少ないため、医薬品、機能性食品等への利用が可能である。また前記血圧降下剤は、獣乳成分を原料としたプロティナーゼ処理法又は発酵法により、容易にしかも安価に製造することができる。 明細書(Text) >> J-tokkyo

出願番号 : 特許出願平7-105262 出願日 : 1995年4月28日
公開番号 : 特許公開平8-99994 公開日 : 1996年4月16日
出願人 : カルピス食品工業株式会社 発明者 : 前野 正文 外1名

発明の名称 : ペプチド及び血圧降下剤及びその製造法

【構成】(R)n Lys Val Leu Pro Val Pro(RはSerを示し、nは0又は1を示す)のアミノ酸配列で示されるペプチド及びその塩、並びにこのペプチド及びその塩を有効成分として含有する血圧降下剤、及び獣乳成分を原料として、プロティナーゼ処理及びカルボキシペプチダーゼ処理とを併用した前記血圧降下剤の製造法。
【効果】前記ペプチドは、アンジオテンシン変換酵素阻害活性を有する血圧降下剤等として利用可能な安全性の高い新規なペプチドであり、種々の医薬品、機能性食品等への利用が期待できる。また前記血圧降下剤は、ヒト並びに哺乳動物の血圧を有効に降下させることができる。前記製造法ではこの血圧降下剤を、獣乳成分を原料として容易にしかも安価に製造することができる。 明細書(Text) >> J-tokkyo

脳機能改善、学習能力増強および記憶力増強作用を有する機能性食品

2009年04月02日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
出願番号 : 特許出願平7-178713 出願日 : 1995年7月14日
公開番号 : 特許公開平9-23848 公開日 : 1997年1月28日
出願人 : カルピス食品工業株式会社 発明者 : 増山 明弘 外3名

発明の名称 : 脳機能改善、学習能力増強および記憶力増強作用を有する機能性食品

【構成】ラクトバシルス属乳酸菌等による乳酸菌発酵乳、乳酸菌と酵母との共生発酵乳、これらの処理物、またはこれらの混合物を有効成分として含有する脳機能改善、学習能力増強および記憶力増強作用を有する機能性食品。
【効果】本発明の機能性食品は、天然の食品由来であり安全性が高く、かつ脳内セロトニン含量を増加させることにより脳機能を改善し、学習能力、記憶能力を増強させることができる。また、老人性痴呆の予防および治療の効果も期待できる。 明細書(Text) >> J-tokkyo

血中ビオチン濃度の増加方法およびビオチン含有飲食品

2009年04月02日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願平7-275124 出願日 : 1995年9月29日
公開番号 : 特許公開平9-95448 公開日 : 1997年4月8日
出願人 : カルピス食品工業株式会社 発明者 : 大日向 耕作 外2名

発明の名称 : 血中ビオチン濃度の増加方法およびビオチン含有飲食品

【目的】 オリゴ糖と同時にビオチンを摂取することにより血中ビオチン濃度を増加する方法およびビオチン含有飲食品を提供する。
【構成】 オリゴ糖とビオチンを同時に摂取し、オリゴ糖による腸内フローラ環境の健全な状態が維持されて、ビオチンの血中への吸収を相乗的に高める血中ビオチン濃度の増加方法。オリゴ糖およびビオチンを含有するビオチン含有飲食品。明細書(Text) >> J-tokkyo

抗ストレス剤及び抗ストレス作用を有する機能性食品

2009年04月02日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
出願番号 : 特許出願平8-208504 出願日 : 1996年8月7日
公開番号 : 特許公開平10-45610 公開日 : 1998年2月17日
出願人 : カルピス株式会社 外1名 発明者 : 増山 明弘 外1名

発明の名称 : 抗ストレス剤及び抗ストレス作用を有する機能性食品

【課題】日常的に連用可能で、安全性の問題を含まないストレスにより生じる精神的・身体的症状を軽減および予防できる抗ストレス剤及び抗ストレス作用を有する機能性食品を提供すること。
【解決手段】獣乳を原料としてラクトバチルス属(Lactobacillus sp.)乳酸菌、例えばラクトバチルス・ヘルベチカス(Lactobacillus helveticus)等により発酵させた酸乳等の酸乳を有効成分とする抗ストレス剤、並びにこの抗ストレス剤を含む抗ストレス作用を有する機能性食品。 明細書(Text) >> J-tokkyo