バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

クラゲの酢酸抽出物製造方法およびクラゲコラーゲン由来ペプチド

2007年11月16日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2006-59720 出願日 : 2006年3月6日
公開番号 : 特許公開2007-238465 公開日 : 2007年9月20日
出願人 : 青森県 発明者 : 岩井 邦久 外3名

発明の名称 : クラゲの酢酸抽出物製造方法およびクラゲコラーゲン由来ペプチド

【課題】 降圧剤や高血圧予防剤、機能性食品等に利用することのできる、クラゲの酢酸抽出物製造方法およびクラゲコラーゲン由来ペプチドを提供すること。
【解決手段】 クラゲに酢酸を10倍量以上添加し、10~30分程度加熱することによって、クラゲコラーゲン由来の酢酸分解ペプチドを主成分にしたほぼ均一な溶液を得、ついで減圧乾固した処理物か、または水に溶かして凍結乾燥して粉末化した処理物を得る。酢酸は合成酢でも食酢でもよい。処理物にはACE阻害活性を有するペプチドが含まれる。

高機能簡易型有害性評価手法の開発・遺伝子発現解析技術を用いた発がん性予測手法の開発

2007年11月16日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
作成者 財団法人化学物質評価研究機構
近年急速に発展してきた遺伝子解析手法を短期動物試験に活用し、従来法ではその評価に多額の費用と長期間を要する発がん性に関して、高精度に予測できる高機能かつ簡易な有害性評価手法を開発することを目的とした。NEDO 報告書バーコード 100010737

健康・安心プログラム 我が国における創薬の現状に関する調査

2007年11月16日 | 医療 医薬 健康
作成者 株式会社ダイヤリサーチマーテック
創薬の研究開発においては、近年、画期的な新薬の創出が世界的に困難となってきている一方で、創薬に要する研究開発費は高騰化しており、研究開発の一層の効率化を図ることが求められている。欧米等においては、ベンチャーや大手企業間で活発なM&Aが展開されている他、今後成長が期待されるアジア地域においては、企業による研究開発拠点の整備等が行われ、市場のグローバル化に伴い、国際的な研究開発体制の整備が進展しつつある。NEDO報告書バーコード 100010445

破傷風毒素の機能的フラグメント抗原及び破傷風ワクチン

2007年11月16日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
国際出願番号 : PCT/JP97/00976 国際出願日 : 1997年3月24日
国際公開番号 : WO97/35612 国際公開日 : 1997年10月2日
出願人 : 財団法人阪大微生物病研究会 発明者 : 松田 守弘

発明の名称 : 破傷風毒素の機能的フラグメント抗原及び破傷風ワクチン

全長破傷風毒素分子の全長アミノ酸配列のN末端側に存在するジスルフィド架橋に関与する2つのシステイン残基間の部分アミノ酸配列中の各アミノ酸を結合するペプチド結合の中の少なくとも1つを開裂すると共に、該ジスルフィド架橋を開裂し、更に、該毒素分子ペプチドを構成するアミノ酸残基間相互の非共有結合を開裂することによって得られる少なくとも1種のフラグメントと実質的に同一のフラグメントよりなり、SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により測定された分子量が9万~11万であり、等電点電気泳動法により測定された等電点が7.25±0.5であって、その免疫原性が全長破傷風毒素分子の免疫原性と実質的に同等であることを特徴とする破傷風毒素の機能的フラグメント抗原が開示される。本発明の機能的フラグメント抗原は、破傷風ワクチンのワクチン抗原としての免疫原性を保持し、しかも、副作用が著しく低い。本発明は又、該機能的フラグメント抗原の量産法、並びに該フラグメント抗原を含有するワクチン、及び該ワクチンと他種ワクチンとの間の混合ワクチンを提供する。

HIVプロテアーゼ阻害剤の微生物合成

2007年11月16日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平8-514086 出願日 : 1995年10月20日
公表番号 : 特許公表平10-507918 公表日 : 1998年8月4日
出願人 : メルク エンド カンパニー インコーポレーテッド 発明者 : シヤフイー,アリ 外5名

発明の名称 : HIVプロテアーゼ阻害剤の微生物合成

MA7074培養物による発酵の生物変換産物は強力なHIVプロテアーゼ阻害剤である。これらの産物は、化合物、医薬として許容可能な塩、医薬組成物の成分として、他の抗ウイルス剤、免疫調節剤、抗生物質又はワクチンと組合せても組合せなくとも、HIV感染の予防又は治療において、及びAIDSの治療において有用である。AIDSの治療方法及びHIV感染の予防方法又は治療方法をも記載する。

出願番号 : 特許出願平8-514082 出願日 : 1995年10月20日
公表番号 : 特許公表平10-507917 公表日 : 1998年8月4日
出願人 : メルク エンド カンパニー インコーポレーテッド 発明者 : シヤフイー,アリ 外5名

発明の名称 : HIVプロテアーゼ阻害剤の微生物合成

培養株MA7065を用いて発酵させた生物変換産物は有効なHIVプロテアーゼ阻害剤である。これらの産物は、単独でも、他の抗ウイルス剤、免疫調節剤、抗生物質又はワクチンと組み合わせても、化合物、医薬上許容し得る塩、医薬組成物成分として、HIV感染の予防又は治療、及びAIDSの治療に有用である。AIDSの治療法及びHIV感染の予防法又は治療法も記載する。

原核生物の検出および識別のためのポリ核酸配列

2007年11月16日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平8-514326 出願日 : 1995年10月30日
公表番号 : 特許公表平10-507921 公表日 : 1998年8月4日
出願人 : イノジェネティックス・ナムローゼ・フェンノートシャップ 外1名 発明者 : ヒフセンドルフ,ベリンダ 外2名

発明の名称 : 原核生物の検出および識別のためのポリ核酸配列

本発明は、原核生物の検出および識別のための核酸をベースとするアッセイのための標的としてのGTPase遺伝子ファミリーの使用に関する。本発明は、原核生物GTPase(=GTP-結合)タンパクをコードしている遺伝子配列から誘導されたポリ核酸、および原核生物の検出および同定における該ポリ核酸の使用;生物学的試料における原核生物DNAの特異的増幅および検出のための、該ポリ核酸配列から誘導されたプライマーおよびプローブ;ならびに試料において、少なくとも1種類の微生物を、好ましくは、同時に数種類の微生物を、検出および同定させる方法およびキットに関する。さらに詳しくは、本発明は、カンピロバクター(Campylobacter)種由来のGTPaseタンパクをコードしている新規ポリ核酸配列、該ポリ核酸配列から誘導されたプライマーおよびプローブ、ならびにカンピロバクター(Campylobacter)属に属する種の検出および識別のための、これらの試薬からなる方法およびキットに関する。

フルクトシルアミンオキシダーゼを生産する実質上純粋な微生物

2007年11月16日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平9-7101 出願日 : 1997年1月20日
公開番号 : 特許公開平10-201473 公開日 : 1998年8月4日
出願人 : 旭化成工業株式会社 発明者 : 清水 昌 外1名

発明の名称 : フルクトシルアミンオキシダーゼを生産する実質上純粋な微生物

【課題】 フルクトシルアミンオキシダーゼを効率よく生産する手段を得るものである。
【解決手段】 フルクトシルアミンオキシダーゼのアミノ酸配列をコードする塩基配列を有する遺伝子、フルクトシルアミンオキシダーゼ遺伝子によって形質転換した遺伝子組換え微生物、当該微生物を培養してなるフルクトシルアミンオキシダーゼの製造法。
【効果】 フルクトシルアミンオキシダーゼ生産菌株に由来する染色体DNAライブラリーからフルクトシルアミンオキシダーゼ遺伝子の全DNA配列を明確とした新規なフルクトシルアミンオキシダーゼ遺伝子を分離でき、該フルクトシルアミンオキシダーゼ遺伝子を導入した遺伝子組換え微生物を利用することにより、高効率なフルクトシルアミンオキシダーゼの生産を可能とした。




植物のRNAポリメラーゼのシグマ因子遺伝子

2007年11月16日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願平9-9752 出願日 : 1997年1月22日
公開番号 : 特許公開平10-201475 公開日 : 1998年8月4日
出願人 : 北興化学工業株式会社 外1名 発明者 : 若狭 暁 外3名

発明の名称 : 植物のRNAポリメラーゼのシグマ因子遺伝子

【課題】 植物のRNAポリメラーゼを構成することができ、プロモーター領域を認識し結合する機能を有す植物のシグマ因子遺伝子を提供する。
【解決手段】 らん藻や微生物のシグマ因子遺伝子に類似する、シロイヌナズナの遺伝子(アミノ酸配列)に基づいて作製した合成オリゴヌクレオチドプライマーを用い、ポリメラーゼ・チェイン・リアクションにより、シロイヌナズナrpoD cDNAの一部を取得し、これをプローブとするハイブリダイゼーションにより、配列表配列番号2に示すアミノ酸配列を有するイネのシグマ因子をコードするDNAを得る。

環境中の酵母、放線菌からのDNAの直接抽出による酵母、放線菌の検出方法

2007年11月16日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平9-9273 出願日 : 1997年1月22日
公開番号 : 特許公開平10-201500 公開日 : 1998年8月4日
出願人 : 大成建設株式会社 発明者 : 鈴木 朝香 外2名

発明の名称 : 環境中の酵母、放線菌からのDNAの直接抽出による酵母、放線菌の検出方法

【解決手段】 無機塩または有機塩を含む弱酸性の水溶液、または尿素水溶液で試料を洗浄する第一の洗浄工程と、粉乳の水溶液で洗浄する第二の洗浄工程と、溶菌工程とを含む環境中の酵母または放線菌からのDNAの直接抽出法により直接抽出したDNAを鋳型とし、酵母の16S様rRNAまたは放線菌の16S様rRNA中に存在する保存性の高い配列をコードする塩基配列をプライマーとしてPCRを行い、ここで増幅されたDNA量を指標として環境中の酵母または放線菌を検出する、酵母または放線菌の検出方法を提供する。
【効果】 環境中の酵母または放線菌のDNAを直接抽出することによって、高感度で簡便かつ迅速に、環境中の酵母または放線菌を検出することができる。


出願番号 : 特許出願平9-9272 出願日 : 1997年1月22日
公開番号 : 特許公開平10-201499 公開日 : 1998年8月4日
出願人 : 大成建設株式会社 発明者 : 鈴木 朝香 外2名

発明の名称 : 環境微生物からのDNAの直接抽出方法および細菌の検出方法

【解決手段】 無機塩または有機塩を含む弱酸性の水溶液、または尿素水溶液で洗浄する第一の洗浄工程と、粉乳の水溶液で洗浄する第二の洗浄工程とを含む、糞、活性汚泥、陸水および海水からなる群から選ばれる環境サンプル中の微生物からのDNAの直接抽出方法、および上記直接抽出方法により直接抽出したDNAを鋳型とし、細菌の16S rRNA のユニバーサルプライマーを使用してPCRを行い、ここで増幅されたDNA量を指標として細菌を検出する、細菌の検出方法を提供する。
【効果】 環境中の微生物のDNAを直接抽出することによって、高感度で簡便に、環境中の微生物を検出することができる。

安定して長期保存可能な植物ウイルス病ワクチン、その製造法及び使用法

2007年11月16日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願平9-23156 出願日 : 1997年1月21日
公開番号 : 特許公開平10-203901 公開日 : 1998年8月4日
出願人 : 京都府 外1名 発明者 : 小坂 能尚 外4名

発明の名称 : 安定して長期保存可能な植物ウイルス病ワクチン、その製造法及び使用法

【課題】 植物に接種することによってウイルス病被害を未然に防止できるワクチンを、安定して保存でき、しかも誰もが容易に取り扱うことができるものとして提供する。
【解決手段】 植物の弱毒ウイルスに安定剤を混合し、凍結乾燥してなるものであり、前記安定剤の少なくと一部を糖類とする。このワクチンは、水に溶解し、植物に接種することにより、植物がウイルス病に感染するのを防止できる。