バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

重イオンビーム照射によるキメラ植物の作出方法

2007年11月09日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願2002-993 出願日 : 2002年1月8日
公開番号 : 特許公開2003-199447 公開日 : 2003年7月15日
出願人 : 理化学研究所 発明者 : 吉田 茂男 外4名

発明の名称 : 重イオンビーム照射によるキメラ植物の作出方法

【課題】 斑入りのペチュニアなどのキメラ植物を効率的に作出する手段を提供する。
【解決手段】 ペチュニアの外植片に重イオンビームを照射し、その外植片から分化してきたキメラ個体を選抜し(FSRP法)、そのキメラ個体より得た外植片より組織培養法によって再分化した安定した形質のキメラ個体を選抜する(SSRP法)。

不稔植物の作製方法

2007年11月09日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願2000-333311 出願日 : 2000年10月31日
公開番号 : 特許公開2002-125496 公開日 : 2002年5月8日
出願人 : 理化学研究所 発明者 : 吉田 茂男 外4名

発明の名称 : 不稔植物の作製方法

【課題】 広範な植物種及び組換体に適用可能で、かつ短期間で不稔植物を作製できる方法を提供する。
【解決手段】 植物の器官又は組織に重イオンビームを照射し、当該照射処理をした植物の中から稔性形質のみ変異した不稔植物を選抜することを特徴とする不稔植物の作製方法。


突然変異体植物の作出方法

2007年11月09日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願平7-205141 出願日 : 1995年7月20日
公開番号 : 特許公開平9-28220 公開日 : 1997年2月4日
出願人 : 理化学研究所 発明者 : 阿部 知子 外5名

発明の名称 : 突然変異体植物の作出方法

【解決手段】 受粉後の植物子房に重イオンビームを照射し、当該照射処理をした植物の中から形態異常が生じた植物を選抜する突然変異体植物の作出方法。
【効果】 植物体の損傷を最小限に抑え、多様な形態を示す突然変異体植物を高率で誘導することが可能となる。

二本鎖/単鎖核酸構造物の分離方法

2007年11月09日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平7-520958 出願日 : 1995年2月8日
公表番号 : 特許公表平9-508638 公表日 : 1997年9月2日
出願人 : クイアジェン・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 発明者 : バスチャン ヘルゲ 外3名

発明の名称 : 二本鎖/単鎖核酸構造物の分離方法

核酸混合物をその二本鎖及び単鎖核酸フラクションに分離するクロマトグラフィー方法を開示する。核酸全体を同時に無機支持体に吸着させ、次いで分別溶出により二本鎖及び単鎖核酸に分離するか、試料の二本鎖または単鎖核酸を無機支持体に選択的に吸着させる。この方法を実施するための溶液及びキットも開示する。

タンパク3000プロジェクト」から生命システムの解明へ

2007年11月09日 | 医療 医薬 健康
 ─ 生体内のあらゆる場所に存在し、生命活動を支える重要な物質、タンパク質。
 「タンパク3000プロジェクト」(2002~06年度)によって、その構造や機能が次々と解明された。その成果に基づき、タンパク質がどのように相互作用して生命現象を実現しているのか、その謎に迫る新しい研究が始まった。「タンパク3000プロジェクト」を先導した横山茂之プロジェクトディレクターと倉光成紀グループディレクターに、「タンパク3000プロジェクト」の成果と新しい研究グループの目標について聞いた ― 理研ニュース2007年11月号

 ゲノム科学総合研究センター タンパク質基盤研究グループ
 横山茂之 プロジェクトディレクター
 放射光科学総合研究センター 放射光システム生物学研究グループ倉光成紀 グループディレクター 
 http://www.riken.jp/r-world/info/release/news/2007/nov/index.html#fea_01

重イオンビームで新しい植物をつくる

2007年11月09日 | 植物&農業
 ─ バラやキク、イネ、ソバ、ミカン、ピーマン……。仁科加速器研究センターの
 生物照射チームには、さまざまな植物の種子や培養細胞、枝などが持ち込まれる。加速器で原子核を加速した重イオンビームを種子などに照射して突然変異を起こし、新しい品種をつくろうとしているのだ。重イオンビームによる育種は、日本独自の技術。重イオンビーム育種の魅力、そして今後の展開を阿部知子副チームリーダーに聞いた。重イオンビームによって生まれ、理研が初めて種苗登録した淡い黄色の新品種のサクラ“仁科蔵王”も紹介する
 仁科加速器研究センター 加速器応用研究グループ
 生物照射チーム 阿部知子 副チームリーダー
 http://www.riken.jp/r-world/info/release/news/2007/nov/index.html#frol_02

「植物の知性」を研究、フィレンツェ大学の植物神経生物学研究所

2007年11月09日 | 植物&農業
 知性を「問題解決する能力」だと定義するなら、それは「脳」には限られない。信号伝達や反応システムに関して、植物のシステムは脳神経的なシステムに負けず劣らず洗練されている――「植物神経生物学」を研究し、植物に学んだロボット開発などを研究するフィレンツェ大学付属研究所の紹介。WiredVision http://wiredvision.jp/news/200711/2007110923.html

α-グリコシルイソクエルシトリン、並びにその製造中間体及び副生成物の調製方法

2007年11月09日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
国際出願番号 : PCT/JP2004/013580 国際出願日 : 2004年9月10日
国際公開番号 : WO2005/030975 国際公開日 : 2005年4月7日
出願人 : 三栄源エフ・エフ・アイ株式会社 発明者 : 森脇 将光 外2名

発明の名称 : α-グリコシルイソクエルシトリン、並びにその製造中間体及び副生成物の調製方法

本発明は、ルチンからイソクエルシトリンの生成工程において、ナリンギン分解活性を有する酵素で処理する工程を、ゼラチン、小麦グルテン、キトサン、レシチン、グリセロールの脂肪酸エステル、キサンタンガムなどの、可食性成分の存在下で行うことを特徴とするイソクエルシトリン、α-グリコシルイソクエルシトリン、及びラムノースの製造方法を提供する。かかる方法によれば、酸化防止剤、退色防止剤や香味変化防止剤などとして有用なイソクエルシトリン及びα-グリコシルイソクエルシトリンを収率よく製造することができる。

酵素処理イソクエルシトリンがFEMA GRASに認定

2007年11月09日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
三栄源エフ・エフ・アイ株式会社が開発し販売展開している食品添加物、酵素処理イソクエルシトリンがFEMA GRASに認定され、このほどFEMA(米国食品香料製造者協会)のホームページ上(http://www.femaflavor.org/html/GRAS22Tables.pdf)で公開された(FEMA No.4225)。
酵素処理イソクエルシトリン(英名:Enzymatically Modified Isoquercitrin 略称EMIQ)は三栄源エフ・エフ・アイ株式会社(当時、三栄化学工業株式会社)が1987年に世界に先がけて工業的な開発に成功した糖転移フラボノール配糖体である。http://www.saneigenffi.co.jp/news/055.html

体内酵素に抗がん作用 「新治療法に期待」 九大教授ら発見

2007年11月09日 | NEWSクリッピング
 主に人間の免疫系細胞に発現するタンパク質分解酵素「カテプシンE」が、がん細胞の増殖や転移を抑える機能を持つことを、九州大学大学院歯学研究院の山本健二教授らの研究グループが発見した。山本教授は「がんの新たな治療法の開発につながることが期待される」としている。FujiSankei Business i. 2007/11/9